【往復書簡】トム・クルーズは衰えないけれど、いつか来る「終わり」について
ライターのwakkaさんとかなさわの往復書簡です。
週1回の更新を予定しています。
前回のかなさわさんからのお手紙はこちら
wakka→かなさわさん
かなさわさん、こんにちは!
夏休み楽しんでいらっしゃいますか?
お友達に会いに行ったり、フェリーに乗ったり、帰省したりされるとのことでしたね。
これぞ夏!という予定がいっぱいで、羨ましいです。
私も「暑いから」と家でジーっとしていないで、何か夏らしいことをしてみたくなりました。
タイミングよく、今週は夫も夏季休暇に入ったため、映画と日帰り温泉に行ってきました。

映画は『ミッションインポッシブル ファイナル・レコニング』です。
映画館で見るって、やっぱり楽しいですね。
暗くて、涼しくて、ワクワクして映画館で映画を見るのは夏が似合う、と思いませんか。
ドキドキハラハラのストーリーに映像と音の迫力が加わり、上映時間の2時間49分もあっという間に感じました。
若いころのトム・クルーズは素敵ですが、年齢を重ねた現在もなんとも味があっていい顔だと思います。
しかも、年齢を重ねてもアクションは、相変わらず衰えていません。
今週は、鰻を食べに行ったり、お墓参りに行ったり、親戚を訪ねたりする予定です。
まだまだ、夏は終りません。
ところで、前回のお手紙でかなさわさんは、子どものころに「自分がいつか、この世からいなくなること」が怖かったとおっしゃっていましたね。
ここの部分が、とても興味深かったです。
なぜかといえば、私とまるっきり逆だったためです。
私は子どものころ、自分以外の誰か、たとえば両親や妹たちが、いつかこの世からいなくなるのが心配で心配で夜も眠れませんでした。
かなさわさんのお手紙を読むまで、自分がこの世からいなくなる事実に思い至ったことがなく……。
「そうか、そういう考え方もあるのか!」となかなかの衝撃でした。
よく考えてみると、大人になった今でも自分がこの世からいなくなることは、あんまり怖くないかな。
「どう頑張っても、時とともにいずれは…」と考えています。
それよりも、大好きな人たちがいなくなってしまうことは、ゾワゾワするほど怖いです。
お互いの個性や、考え方が見えて、往復書簡って楽しいですね。
いずれにしても、お互いに健康を大切にして目いっぱい楽しんで、やりたいことをやり切って、できることはできる限り全力でやって、生きたいものですね。
私は目いっぱい楽しむというのには「丁寧に」が含まれると思っています。
かなさわさんはどう思いますか?
たとえば、以前趣味で編み物をしていたときの話です。
早く作品を完成させたくて、睡眠や食事の時間を惜しんで編んでいました。
作品は早く完成しましたが、着たいと思えるようなものではなかったんです。
私がしていたのは「作業」であって「編み物を楽しむ」ではなかったのかな、と後で思いました。
丁寧に、ゆっくり、編む時間を目いっぱい楽しんだら、きっと愛着のある着たいと思える作品ができたのではなでしょうか。
これが「仕事」だと、納期があるから難しいかもしれません。
ただ、あらゆることを目いっぱい楽しむには「丁寧に」が欠かせないというのが私の考えです。
長くなりましたので、今回のお手紙はこの辺にします。
よかったら、かなさわさんが仕事で心がけていることを教えてくださいね。
お返事、楽しみにしています。
wakka
こちらは「Webライターwakka」さんと「読まれるnoteの案内人 | 金沢美和」による「往復書簡」です。

