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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) Beginning』 の雑感と論点

今日、早速『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) Beginning』を映画館で観てきた。これは、来たるべきテレビアニメシリーズのおそらくは序盤の数話をまとめた90分弱の内容なので、この時点で批評しても、蓋を開けてみたら新要素が出てきてまったく違う解釈ができるものになっていた……といったことも十分に考えられる。なので、あくまでこれはこの劇場版『Beginning』を観た範囲での、雑感と論点だと割り切ってもらいたい。あと、以下はいわゆる「ネタバレ」を気にせず論じていくことになるので、そのあたりも了解した上で読み進めて欲しい。

まず、僕が考えたいのは「仮想戦記」の問題だ。鶴巻和哉監督はインタビューなどでもこのキーワードを口にしている。どういう文脈かというと、この作品は端的に述べれば「一年戦争(初代『機動戦士ガンダム』で描かれた戦争)」で、「史実」とは異なり連邦軍ではなくジオン軍が勝利したもうひとつの歴史を描いている。なので、富野由悠季が監督した45年前の「ガンダム」とその続編群がオリジナルの「歴史」であり、この「 GQuuuuuuX(ジークアクス) 」は「仮想戦記」ということになるのだ。

これは、かなり奇妙な表現だと僕は感じた。そもそもの話だが「ガンダム」自体が「仮想戦記」的なものだからだ。

ちなみに初代「ガンダム」の一年戦争の展開が、東西対立の結果発生した「第三次世界大戦」をシミュレーションした「仮想戦記」本をネタ元にしているという説をどれくらいの読者が知っているだろうか?

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