【中央アルプス】木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳をコガラ登山口から日帰り縦走|鎖場・花畑・雷鳥の一日
中央アルプス・木曽駒ヶ岳から宝剣岳を越え三ノ沢岳へ。コガラ登山口から日帰りで歩く23km縦走。鎖場の難易度、コース状況、花畑、雷鳥情報まで詳しくまとめました。
はじめに
木曽駒ヶ岳は、中央アルプスを代表する人気の百名山です。
多くはロープウェイ利用ですが、今回はコガラ登山口から自力で登り、宝剣岳を越えて三ノ沢岳まで日帰り縦走してきました。
静かな森の急登、岩稜の鎖場、そして高山植物が咲き誇る稜線。
歩くごとに表情を変える、変化に富んだコースでした。
この記事では、実際に歩いたルートをもとに、コース状況や難易度、鎖場の様子、花の開花状況などをまとめています。
これからコガラ登山口ルートを検討している方の参考になれば嬉しいです。
コース全体図

今回歩いたルート全体。コガラ登山口から麦草岳・木曽前岳を経て木曽駒ヶ岳へ。宝剣岳を越えて三ノ沢岳まで往復し、福島Bコース経由で下山する日帰り縦走コース。
山行概要
山名:木曽駒ヶ岳/宝剣岳/三ノ沢岳
山域/エリア:中央アルプス
日付:2025年07月12日
天候:晴れ
コース:コガラ登山口〜麦草岳〜木曽前岳〜木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳往復〜福島Bコース下山
距離:23.4km
累積標高:2,628m
行動時間:13時間37分
この山を選んだ理由
・週末の好天予報
・ロープウェイを使わず静かな中央アルプスを歩きたかった
・三ノ沢岳の花畑を見てみたかった
・体力確認を兼ねたロング日帰り
コースの様子と感想
コガラ登山口〜麦草岳

序盤は林道歩きと渡渉から始まります。
その後は樹林帯の急登。
七合目避難小屋を越えると徐々に展望が開け、
御嶽山、乗鞍岳、槍ヶ岳、穂高連峰が姿を見せました。
想像以上に標高を一気に上げる区間で、体力はここでかなり使います。
※七合目避難小屋のトイレは水が流れない場合あり
麦草岳〜木曽前岳〜木曽駒ヶ岳

麦草岳から先は岩とガレ場が増えます。
梯子やロープ補助があり、
一部は左側が切れ落ちたトラバースも。

やや藪っぽく、朝露で靴はびしょびしょ。
ロープウェイ利用の木曽駒とは別世界。
静かで、ワイルドな中央アルプス。
木曽駒ヶ岳

木曽前岳を越えると一気に歩きやすくなります。
木曽駒ヶ岳は整備された一般道。
ロープウェイ組と合流し賑やかに。
それでも、
ここからが本番。

宝剣岳

三ノ沢岳へ行くには
宝剣岳を越えなければなりません。
垂直に近い鎖場
狭いトラバース
渋滞発生
行きも帰りも越える。
正直、緊張します。
でも振り返る宝剣岳は本当に格好いい。
※ヘルメット推奨レベル

三ノ沢岳

宝剣岳から一気に下り、
そこから登り返し。
標高差300m以上を下り、
再び200m以上登る。
途中ピークもあり、体感はそれ以上。
でも。
三ノ沢岳の花畑は素晴らしかった。
ハクサンイチゲ
シナノキンバイ
ハクサンチドリ

そして雷鳥の親子。
ヨチヨチ歩く雛。
木曽駒周辺は本当に増えましたね。

下山

再び宝剣岳を越え、
福島Bコースの巻き道で下山。
最後は渡渉して林道歩き。
13時間超えの山行。
将棋頭山まで繋ぐのは…
欲張りすぎでした(笑)
コース総評
✔ コガラ登山口は静かで良い
✔ 麦草〜木曽前が地味に核心
✔ 宝剣岳は緊張区間
✔ 三ノ沢岳は花と展望が最高
✔ 日帰りで十分満腹
中央アルプスを“ちゃんと歩く”一日。
ロープウェイを使わない木曽駒ヶ岳は、
まったく別の山でした。
静かな森、岩稜、花畑、雷鳥。
中央アルプスの魅力が詰まった一日。
正直ハードですが、
「しっかり歩きたい人」には最高のコース。
また違う季節にも歩いてみたいと思います。
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。
▶ マガジン「一座ずつ、山行記録」
もし山が好きでしたら、
フォローしていただけると嬉しいです。
次は、また別の山の記録で。
いいなと思ったら応援しよう!
ここまで読んでくださりありがとうございます。
チップは、次の山へ歩き続けるためのエネルギーになります。
無理のない形で応援していただけたら嬉しいです。