【南アルプス深南部】黒法師岳|シブロク歩道〜等高尾根24km・静かな最深部の稜線
静かな稜線を長く歩く時間が好きです。
今回歩いたのは、南アルプス深南部・黒法師岳。
水窪側からシブロク歩道〜等高尾根をつなぐルートで、24kmの周回を歩いてきました。
辿り着いた稜線には、
人の気配がほとんどない、深南部らしい静けさと大きな展望が広がっていました。
はじめに
黒法師岳は、南アルプス深南部に位置する主峰のひとつです。
標高以上に「遠い」と感じる山で、どこから登っても簡単には辿り着けません。
そのぶん、稜線に出たときの解放感と静けさは格別です。
今回は、水窪側からのシブロク歩道と等高尾根をつなぐ周回ルートを選択しました。
この記事では
・ルートの全体像と難易度
・区間ごとのコース状況
・迷いやすいポイントと注意点
をまとめています。
深南部の静かな山を歩きたい方や、黒法師岳の別ルートを検討している方の参考になればと思います。
山行概要
山名:黒法師岳
山域:南アルプス深南部(水窪エリア)
日付:2024年5月11日
天候:晴れ
コース:
林道戸中山線駐車場 → シブロク歩道 → バラ谷ノ頭 → 上西平山 → 黒法師岳 → 等高尾根 → 駐車場
距離:24.1km
累積標高:±2511m
行動時間:約10時間24分
体力度:★★★★☆(ロング日帰りに慣れている方向け)
コース全体図

林道戸中山線駐車場を起点に、シブロク歩道から黒法師岳へ登り、等高尾根で下山する周回ルート。
この山を選んだ理由
静岡の山を“線でつなぐ”ように歩く中で、
黒法師岳の水窪側ルートはずっと気になっていました。
今回は、知人の節目となる山行にご一緒させていただく機会があり、
このルートを歩くことに。
未踏ルートと再訪の山が重なる、
個人的にも意味のある1日になりました。
コースの様子と感想
■ 登山口〜シブロク歩道
林道戸中山線の駐車場からスタート。
序盤は沢沿いを進み、ワサビ棚などが残る静かな雰囲気。
シブロク歩道は踏み跡はあるもののローカル感があり、
尾根に乗るまではやや急登が続きます。

■ 中盤(尾根〜バラ谷ノ頭)
尾根に乗ると一気に雰囲気が変わり、歩きやすくなります。
バラ谷ノ頭に近づくにつれて笹が広がり、
視界が開けた瞬間、深南部の主峰が一望できます。

■ 稜線(上西平山〜黒法師岳)
稜線は非常に気持ちが良く、
静けさと展望のバランスが素晴らしい区間。
黒法師岳はきれいな三角形の山で、
どの方向から登っても最後はしっかり登らされます。

■ 下山(等高尾根)
下山は等高尾根へ。
アップダウンがあり、最後まで気が抜けないルートです。
特に「弁当転がし」は急斜面で、慎重な通過が必要。

コース状況・注意点
・シブロク歩道は踏み跡が薄い箇所あり
→ 尾根に乗るまでルートミスに注意
・バラ谷ノ頭前後は笹で足元が見えにくい
→ 濡れていると滑りやすい
・黒法師岳直下はしっかり登り
→ 体力配分が重要
・等高尾根「弁当転がし」
→ 急斜面で滑落注意(特に下り)
※2024年5月時点
振り返り
黒法師岳は、標高以上に「遠さ」と「山の深さ」を感じる山でした。
簡単には辿り着けない分、
稜線に立ったときの静けさと景色は印象に残ります。
また季節やルートを変えて、
この山域を少しずつ繋いでいきたいと思います。
おわりに
静かな稜線を長く歩く時間が好きです。
静岡の山を中心に、
毎週末山を歩いています。
このNOTEでは
・山行記録
・静岡の山
・長く歩ける稜線ルート
を中心に書いています。
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