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人間関係を円滑にする「三角形の法則」

こんにちは!皆さん。

今日は、人間関係を滑らかにしてくれる「三角形の法則」について書きたいと思います。

この「三角形の法則」は、矢野和男さんの著書『トリニティ組織――人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」』で紹介されている考え方です。

矢野さんは、長年にわたって人や組織に関する膨大なデータを分析してきた方です。

その研究から見えてきたのは、幸せで生産性の高い組織には、人間関係の「三角形」が多いということでした。

これをものすごくざっくりいうと、僕が知っている二人が、その二人同士でもつながっている状態です。

たとえば、僕がAさんとBさんを知っているとします。

AさんとBさんが互いを知らなければ、人間関係は「V字」になります。

僕が真ん中にいて、AさんとBさんが僕とのみつながっている状態です。

一方、僕がAさんとBさんを紹介し、二人も会話をするようになれば、三本目の線ができます。

そこで初めて、人間関係が三角形になります。

たった一本の線が増えただけです。

しかし、その一本が人間関係に大きな違いを生むというのです。

これは非常に興味深い話です。

僕たちは人間関係を考える時、つい「何人と知り合いなのか」に注目します。

たとえば、名刺の枚数です。

あるいは、SNSのフォロワー数です。

連絡先に登録されている人数もそうです。

社内で顔を知っている人の数も気にします。

しかし、大切なのは単純な人数だけではありません。

知り合った人たちが、互いにつながっているかどうかです。

人間関係の「数」より、その「形」が重要なのです。

#人間関係の悩み #三角形の法則 #矢野和男 #トリニティ組織 #人脈づくり

知り合いが多くても孤独になることがある


一般的には、知り合いが多い人ほど人間関係に恵まれているように見えます。

「顔が広い人は得をする」

「人脈を増やしたほうがよい」

「できるだけ多くの人とつながったほうがよい」

このような言葉もよく聞きます。

たしかに、多くの人と出会うことには価値があります。

新しい情報が入ってきます。

仕事の機会も増えるかもしれません。

困った時に相談できる相手も見つかりやすくなります。

とはいえ、知り合いの数が多ければ、必ず人間関係が豊かになるとは限りません。

たとえば、ある人が十人とつながっているとします。

しかし、その十人が互いにまったくつながっていなければ、その人は十本の人間関係を一人で支えなければなりません。

Aさんから連絡が来ます。

Bさんからも相談されます。

Cさんからは情報を求められます。

そのすべての窓口が僕になります。

これでは、顔は広くても負担が大きくなります。

まるで十本の電話を同時に受けているようなものです。

僕が動かなければ、それぞれの関係が止まってしまいます。

僕が情報を伝えなければ、誰にも伝わりません。

僕が予定を調整しなければ、誰も集まりません。

僕が会話をつながなければ、交流が始まりません。

人の中心にいるように見えて、実際には一人で関係を背負っているのです。

これが「V字」の関係です。

V字が増えるほど、中心にいる人の負担は大きくなります。

知り合いは多いのに、なぜか疲れます。

多くの人と話しているのに、なぜか孤独を感じます。

人間関係の豊かさは、接点の数だけでは測れないということです。

#孤独感の理由 #顔が広い人 #人間関係の疲れ #V字関係 #連絡係の負担

二人だけの関係は少し不安定である


二人の人間関係が悪いわけではありません。

たとえば、親友同士の関係です。

または、夫婦の関係です。

あるいは、上司と部下の関係です。

そして、先輩と後輩の関係です。

一対一だからこそ、深く話せることもあります。

しかし、二人だけの関係は、時に不安定になります。

意見が一致している間は問題ありません。

ところが、何かのきっかけで意見が食い違うと、「僕とあなた」という対立構造が生まれます。

逃げ道がありません。

上司と部下が一対一で話しているとします。

上司は、部下にもっと早く報告してほしいと思っています。

部下は、ある程度まとめてから報告したほうがよいと思っています。

どちらにも理由があります。

ところが、二人だけで話していると、このような会話になります。

「なぜ早く報告しないのですか」

「中途半端な状態で報告しても意味がないと思いました」

「それを判断するのはこちらです」

「でも、前回はもっと考えてから相談するように言われました」

いつの間にか、仕事の進め方ではなく、どちらが正しいかを争い始めます。

これは、正しさと正しさの衝突です。

こうなると、会話の内容よりも自分の立場を守ることが優先されます。

相手の言葉を理解するのではなく、反論するために聞くようになります。

相手が話している間も、頭の中では次の反撃を準備しています。

会話というより、言葉のキャッチボールに見せかけたドッジボールです。

当たると痛いです。

#一対一の対立 #コミュニケーションのすれ違い #正しさの衝突 #言葉のドッジボール #上司と部下の関係

三人目が加わると会話の構造が変わります


ここに三人目が加わると、会話の構造が変わります。

たとえば、上司と部下の間に、別のリーダーや同僚が入ったとします。

三人目が上司の話を聞いて、このように言います。

「早く報告してほしいというより、問題が大きくなる前に一緒に考えたいのではないでしょうか」

次に、部下の話を聞いて、このように言います。

「本人は報告を避けていたのではなく、僕なりの案を準備してから相談しようとしたのだと思います」

これだけで、二人の見え方が少し変わります。

上司は、部下が無責任だったわけではないと分かります。

部下は、上司が細かく管理したいだけではないと分かります。

三人目は、どちらが正しいかを決めたわけではありません。

二人の間に、別の見方を加えただけです。

一本の線が加わることで、対立していた二人の関係が三角形になります。

もちろん、矢野さんの「三角形の法則」は、単にトラブルが起きた時に仲裁役を入れるという話だけではありません。

もっと大きな人間関係の構造を扱っています。

僕とAさん。

僕とBさん。

この二つの関係だけで終わらせず、AさんとBさんにもつながってもらいます。

すると、人間関係が自分一人に依存しなくなります。

ここが大切です。

#第三者の視点 #仲裁役 #トラブル解決法 #視点の転換 #人間関係の構造

三角形が情報の渋滞を減らす


職場では、情報が特定の人に集まりすぎることがあります。

店長だけがすべてを知っています。

料理長だけが仕入れの事情を知っています。

ベテランスタッフだけが予約の細かな経緯を知っています。

担当者だけが取引先とのやり取りを把握しています。

一見すると、役割分担ができているように見えます。

しかし、その人が休むと仕事が止まります。

「あの件は、誰に聞けばよいですか」

「担当者が休みなので分かりません」

「店長に確認しないと決められません」

このような状態です。

人の問題に見えますが、実際には人間関係の形に問題があるのかもしれません。

すべての情報が一人を経由するV字型になっているからです。

たとえば、店長がホールスタッフと調理スタッフの両方から報告を受けているとします。

しかし、ホールと調理の間には十分な会話がありません。

すると、ホールは厨房の事情を店長に聞きます。

厨房も、お客様の状況を店長に聞きます。

店長は伝書鳩のようになります。

非常に忙しい店長です。

右から聞いた話を左へ伝え、左から聞いた話を右へ伝えます。

この状態を改善するには、店長がもっと頑張ることではありません。

ホールと調理の間に線を引くことです。

「今日の予約で注意することを、営業前に直接共有してください」

「提供が遅れそうな時は、厨房からホールへ直接伝えてください」

「お客様から料理について質問があったら、調理スタッフも説明に加わってください」

このような小さな接点を作ります。

すると、店長、ホール、調理の間に三角形ができます。

店長を通さなくても情報が流れます。

誰か一人が休んでも、すべてが止まりにくくなります。

三角形は、情報の迂回路でもあるのです。

道路が一本しかなければ、事故が起きた時に大渋滞します。

複数の道があれば、別の道を使えます。

人間関係も同じだと思います。

#情報の渋滞 #職場コミュニケーション改善 #役割分担の罠 #マネジメント手法 #業務効率化のコツ

三角形は問題解決の選択肢を増やしてくれる


二人だけで問題を考えると、使える知識や経験も二人分です。

そこへ三人目が加われば、別の経験が持ち込まれます。

たとえば、若手スタッフが接客について悩んでいるとします。

店長に相談すると、店長は自分の経験から助言します。

それ自体は悪くありません。

しかし、店長と若手だけの関係では、若手が店長の助言を理解できなかった時に会話が止まります。

そこで、若手と年齢の近い先輩スタッフにも加わってもらいます。

先輩は、店長の意図を若手に分かりやすい言葉で説明できます。

同時に、若手が感じている難しさを店長へ伝えられます。

三人がつながることで、問題を見る角度が増えます。

店長には管理する立場から見える景色があります。

先輩には少し前まで同じことで悩んでいた人の景色があります。

若手には現在その問題に直面している人の景色があります。

三つの景色を重ねることで、問題の立体感が見えてきます。

一つの方向から見るだけでは分からなかったことが分かります。

これは、単に人数が増えたからではありません。

三人が互いにつながったからです。

会議に人をたくさん集めても、参加者同士がつながっていなければ、豊かな会話にはなりません。

一人ずつ上司に向かって報告するだけなら、V字を大量に並べているだけです。

人数は多いです。

しかし、線が足りません。

#問題解決アプローチ #多様な視点 #チームビルディング #若手育成 #立体的な思考

中心人物を通さなくても話せる関係を作る


三角形の法則を考えるうえで、僕が特に大切だと思うことがあります。

それは、自分を通さなくても話せる関係を作ることです。

人を紹介する時、僕たちはつい自分が中心にいたくなります。

「その人なら僕が知っています」

「僕を通して連絡してください」

「話があるなら、まず僕に伝えてください」

自分が窓口になると、少し安心します。

情報も集まります。

必要とされている感覚もあります。

しかし、何でも自分を通す関係を作ると、周囲の人は横につながりません。

組織の中心にいる人が、その立場を守るために情報を抱え込むこともあります。

本人に悪気はないかもしれません。

自分が責任を持たなければならないと思っている場合もあります。

ただし、その人がいなければ動かない組織は、強い組織とは言いにくいでしょう。

本当に強いリーダーは、自分がいなくても人と情報が動く関係を作る人だと僕は思います。

AさんとBさんを紹介します。

最初のきっかけだけを作り、その後は二人で話してもらいます。

必要であれば三人で話しますが、何でも自分が仕切ろうとはしません。

人と人をつなぎ、そのつながりを手放します。

これは簡単そうで、意外と難しいことです。

自分の存在感が薄くなるように感じるからです。

しかし、自分がいなくても関係が続くなら、その紹介には本当の価値があります。

人脈を所有するのではありません。

人脈を循環させるのです。

#本当のリーダーシップ #依存させない関係 #権限委譲 #ハブにならない #人脈の循環

三角形は安心感も生みます


人間関係が二人だけに閉じていると、相手との関係が悪くなった瞬間に居場所を失うことがあります。

たとえば、職場で話せる相手が一人しかいないとします。

その人と仲が良い間は安心です。

しかし、意見の食い違いや異動があると、一気に孤立します。

一方、三人が互いにつながっていれば、一つの関係が少し不安定になっても、残りの関係が支えになります。

AさんとBさんの間に誤解が生まれても、Cさんが両方の事情を理解していれば、関係をつなぎ直せます。

三角形には、関係を補強する働きがあります。

建物でも、三角形は形が崩れにくい構造として使われます。

人間関係が建物とまったく同じだと言うつもりはありません。

それでも、二本の線より三本の線のほうが支え合いやすいというイメージは分かりやすいと思います。

誰か一人との関係だけに、自分の居場所をすべて預けなくてよくなります。

困った時に相談できる相手がいます。

自分の状況を知ってくれている人がいます。

誤解が起きた時に、背景を説明してくれる人がいます。

この安心感は、人が働くうえでも暮らすうえでも大切です。

人は、周囲に大勢いるから安心するのではありません。

自分と周囲の人が、互いにつながっていると感じるから安心するのだと思います。

#心理的安全性 #居場所の作り方 #関係性の補強 #孤立を防ぐ #安心できる職場

効率を求めすぎるとV字が増える


仕事では、効率を上げるために連絡経路を一本化することがあります。

「報告は責任者へ集めてください」

「担当以外の人には連絡しないでください」

「何かあれば、必ず僕を通してください」

情報が整理されるので、短期的には効率が良く見えます。

誰が責任者なのかも明確になります。

しかし、この仕組みを徹底しすぎると、横のつながりが消えていきます。

スタッフ同士が直接話さなくなります。

別の部署が何をしているのか分からなくなります。

隣に座っている人の仕事を知らないという状態も生まれます。

一人ひとりは自分の仕事をきちんとしています。

それでも、組織全体の動きが悪くなります。

機械の部品は、決められた動きを正確に繰り返せば機能します。

しかし、人間は部品ではありません。

状況を見ながら考えます。

困っている人を助けます。

予定外の出来事に対応します。

そのためには、決められた縦の連絡経路だけでなく、横や斜めのつながりも必要です。

効率化によって無駄な会話を減らした結果、本当に必要な会話まで消してしまうことがあります。

雑談をすべて無駄だと考えるのも危険です。

休憩中に交わした短い会話から、相手の仕事や状況が分かることがあります。

「昨日、大変そうでしたね」

「実は新しい作業が増えたんです」

「それなら、こちらの方法を使うと少し楽になりますよ」

この程度の会話が、後の協力関係につながります。

雑談は、すぐに成果が見えないだけです。

三角形を作るための小さな接着剤になっている場合があります。

#効率化の弊害 #雑談の効果 #横のつながり #組織の硬直化 #コミュニケーションの余白

無理に仲良くさせる必要はない


とはいえ、すべての人を無理に仲良くさせる必要はありません。

三角形を作ることは、全員が親友になることではないからです。

職場の人と休日まで一緒に過ごす必要はありません。

何でも本音で話さなければならないわけでもありません。

人には相性があります。

適切な距離もあります。

無理に距離を縮めると、かえって疲れます。

大切なのは、必要な時に直接話せる関係があることです。

相手が何をしている人なのかを知っていることです。

困った時に相談できることです。

相手の立場を少し想像できることです。

そのくらいで十分です。

たとえば、同じ職場のAさんとBさんが親しくないとしても、互いの仕事内容を理解し、必要な時に連絡できれば線はできます。

太くて頑丈な線でなくてもよいのです。

細くても切れていなければ、情報は流れます。

人間関係を改善しようとすると、すぐに懇親会や食事会を開くことがあります。

もちろん、それが効果的な場合もあります。

しかし、お酒を飲んで肩を組まなくても人間関係は作れます。

むしろ翌日、少し気まずくなることもあります。

日常の仕事の中で、短い会話を増やします。

一緒に小さな仕事をします。

互いの得意分野を知ります。

誰かを紹介します。

こうした小さな接点から三角形は生まれます。

#適度な距離感 #職場の人間関係 #無理しない付き合い方 #仕事の接点

紹介するだけでは三角形になりません


ここで、もう一つ注意したいことがあります。

AさんとBさんを同じ場所に呼んだだけでは、必ずしも三角形にはなりません。

名刺を交換しただけでは不十分です。

同じ会議に参加しただけでも足りません。

同じグループチャットに入っているだけでもつながったとは言えません。

これでは、まだ二人の間に実質的な線がないかもしれません。

三角形を作るには、二人が会話を始めるきっかけが必要です。

たとえば、このように紹介します。

「Aさんは商品の企画に詳しく、Bさんは販売の現場をよく知っています。二人で話すと面白いと思います」

共通点や、互いに役立ちそうなことも伝えます。

「二人とも北海道の出身です」

「以前、同じようなプロジェクトに関わっていました」

「Aさんが困っていることは、Bさんの経験が参考になると思います」

この一言が、最初の会話を作ります。

単に名前を伝えるだけではありません。

二人の間に橋を架けるのです。

人を紹介するのが上手な人は、肩書を並べるだけではありません。

「この二人が、なぜ話すとよいのか」を見つけます。

紹介された二人も、会話を始めやすくなります。

共通点が一つあれば、人間関係の最初の一本は引きやすくなります。

#上手な紹介の仕方 #共通点の見つけ方 #会話のきっかけ #名刺交換の先 #橋渡し役

飲食の現場は三角形で強くなる


僕は三十年以上、飲食の仕事に関わってきました。

飲食店は、一人だけで完結する仕事ではありません。

調理する人がいます。

料理を運ぶ人がいます。

予約を受ける人がいます。

仕入れを担当する人がいます。

洗い場を支える人がいます。

そして、お客様がいます。

さまざまな人の仕事が重なって、一つの体験が作られます。

ところが、店長を中心にしたV字型の組織になると、すべての確認が店長に集中します。

新人は店長に聞きます。

ホールも店長に聞きます。

厨房も店長に聞きます。

予約担当も店長に聞きます。

店長は、あらゆる方向から名前を呼ばれます。

人気者のようですが、本人はあまり楽しそうではありません。

この状態で店長が休むと、判断できる人がいなくなります。

強い店を作るには、店長が何でもできるようになるだけでは足りません。

スタッフ同士が互いにつながる必要があります。

新人が店長だけでなく、先輩にも相談できます。

ホールと厨房が直接情報を共有します。

予約担当がお客様の要望を、サービス担当や調理担当へ伝えます。

自分の担当以外の人とも、必要な会話ができます。

このような三角形が店内に増えると、情報が自分一人に集中しません。

誰かが困った時、別の誰かが支えられます。

問題が起きた時も、一方向から決めつけず、複数の立場から考えられます。

これは単なる仲良し集団ではありません。

互いの仕事を理解し、助け合える組織です。

仲が良いだけでは仕事は進みません。

しかし、つながりがなければ助けることもできません。

#飲食店マネジメント #店長の負担軽減 #サービス業の組織論 #強いチームの条件 #助け合える組織

まず一つの三角形から始める


では、三角形を増やすために何をすればよいのでしょうか。

大きな制度を作る必要はないと僕は思います。

まず、自分が知っている二人を一組だけ思い浮かべます。

その二人は、互いを知っているでしょうか。

知っているとしても、直接話せる関係でしょうか。

もしつながっていなければ、紹介してみます。

同じ職場であれば、三人で短い打ち合わせをします。

プロジェクトであれば、関係者同士が直接情報を共有できる場を作ります。

家庭であれば、一人だけに相談を集中させず、家族同士でも話せるようにします。

地域の活動であれば、自分だけが窓口になるのではなく、参加者同士を紹介します。

小さな三角形を一つ作ります。

すると、そこから次の三角形が生まれるかもしれません。

AさんがCさんを紹介します。

BさんとCさんがつながります。

さらに別の人が加わります。

人間関係は、名簿のように縦に増えるのではありません。

編み物のように横へ広がります。

一本一本の線は細くても、重なれば簡単には切れない関係になります。

#小さなアクション #関係性の編み物 #コミュニティ作り #スモールステップ #つながりの連鎖

つながりを独占しない人が組織を強くする


僕はこれまで、「人脈が広い人」が組織を強くすると思っていました。

もちろん、それも一つの力です。

しかし、三角形の法則を知ると、少し違う見方ができます。

本当に組織を強くするのは、人脈をたくさん持っている人だけではありません。

僕が持っている人脈を、周囲へつなげられる人です。

僕だけが誰かと親しい状態を作るのではなく、周囲の人もその人と話せるようにします。

情報を抱え込まずに共有します。

紹介した後も、自分が必ず中心にいようとはしません。

必要な時には間に入り、不要になれば少し離れます。

そのような人がいると、三角形が増えていきます。

組織の中に三角形が増えれば、誰か一人が抜けても関係全体が崩れにくくなります。

人が孤立しにくくなります。

問題が起きても、相談先が一つだけではなくなります。

結果として、組織の柔軟性も高まるのだと思います。

中心に立ち続けることだけがリーダーシップではありません。

人と人の間に線を引くことも、立派なリーダーシップです。

僕の存在を大きく見せるのではなく、周囲の関係を豊かにします。

少し地味です。

しかし、地味な仕事ほど後から効いてきます。

#つながりのシェア #情報を抱え込まない #組織の柔軟性 #縁の下の力持ち #関係性の豊かさ

というわけで


というわけで、人間関係を良くしたい時には、知り合いの数だけでなく、その関係の形を見てみてはいかがでしょうか。

僕とAさん。

僕とBさん。

その二本の線だけで終わっていないでしょうか。

AさんとBさんの間にも線があれば、V字は三角形になります。

三角形が増えると、情報が自分一人に集中しにくくなります。

誰かが困った時に、別の人が支えられます。

異なる経験や視点が交わり、問題を解決する選択肢も増えていきます。

そして何より、人が孤立しにくくなります。

人間関係というと、僕たちは相手との距離ばかりを気にします。

もっと近づいたほうがよいのか。

少し離れたほうがよいのか。

信頼されているのか。

嫌われていないか。

しかし、大切なのは距離だけではないのかもしれません。

誰と誰がつながっているか。

困った時に、どこへ相談できるか。

自分がいなくても、人と情報が動くか。

人間関係の「量」や「濃さ」だけではなく、「形」を見るということです。

矢野和男さんの「三角形の法則」は、僕たちがぼんやり感じていた人間関係の違いを、分かりやすい形で見せてくれます。

知り合いを増やすことだけが人脈づくりではありません。

知り合った人同士をつなぐことも、人脈づくりです。

むしろ、そのほうが周囲に残る価値は大きいかもしれません。

もし今、僕だけに相談や情報が集中しているなら、頑張ってすべてを引き受ける前に、一つの三角形を作ってみます。

「この件は、三人で話してみませんか」

「二人は共通するところが多いので、一度紹介します」

「次からは、僕を通さず直接連絡して大丈夫です」

この一言から始められます。

人間関係を円滑にしてくれるのは、話し上手な人だけではありません。

人と人をつなげられる人です。

そして、つないだ後に少しだけ手を離せる人です。

僕も、知り合いの数を増やすことより、目の前にあるV字を一つずつ三角形に変えていきたいと思います。

人生に必要なのは、名刺の束ではないのかもしれません。

互いに支え合える、たくさんの小さな三角形です。

#関係性の形 #人脈づくりの本質 #相互支援 #ストレスフリーな人間関係 #小さな三角形

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菅野 大輔 (ワインテイスター/食クリエーター:かんの だいすけ) よろしければ、サポートお願いします。 自分のモチベーションアップのためと、今後のためにインプットに使わせて頂き、またアウトプットできればと。サポート頂いた方へはちゃんと返信させて頂きます。