大阪・関西万博でマレーシアを味わう

大阪・関西万博の楽しみ方はさまざまですが、海外の食文化に触れることができるのも、楽しみのひとつではないでしょうか。食にかかわる仕事をしている私は、食べることが大好きで、日本にはない食文化に大変興味があります。
4月13日から開幕した大阪・関西万博。5月末までに2回訪れました。全部をまわるにはまだまだこれからですが、中でもイチオシのパビリオン「マレーシア館」を紹介します。
マレーシア料理も再現してみたので、食べてみたいと思った方はレシピを参考に作ってみてくださいね。
マレーシアってどんな国?
マレーシアの正式名は「マレーシア」で、面積は33万855平方キロメートル(日本の0.87倍)、人口は3,406万人(2024年、出所:マレーシア統計局)です。首都はクアラルンプールで、公用語はマレー語ですが、英語、中国語、タミル語も適用されます。
日本との時差は1時間で、日本が12:00だとマレーシアは11:00です。時差がほとんどないのなら旅行に行っても時差ボケしにくくてよいですね。
参考URL:日本貿易振興機構(JETRO)
https://www.jetro.go.jp/world/asia/my/basic_01.html
マレーシア館のテーマと見どころ
マレーシア館のテーマは「調和の未来を紡ぐ」です。6本のリボンが交差する独特な外観のパビリオンでは、マレーシアの豊かな文化遺産と先進的なイノベーションを体感できます。
食品サンプルで伝統食を再現したり、スマートシティへの取り組みが紹介されています。出口近くにはマレーシア料理の提供(有料)や、マレーシア産のお菓子や工芸品が販売されています。
私が行った日はパビリオンの外にある舞台でダンスのショーが披露されていました。
マレーシアの食文化は?
多民族国家のマレーシアでは、大きく分けてマレー系、中国系、インド系、ニョニャ料理の4つの伝統食が楽しめます。パビリオン内では各地方の料理を再現しています。
・マレー系
地域によって味の違いはありますが、スパイスやハーブ、ココナッツミルク、発酵調味料をたくさん使用して、風味豊かなのが特徴です。
【代表的な料理】
サテー…マレー風焼き鳥で、鶏肉や牛肉、羊肉を甘辛のたれに漬け込んで串焼きにしたもの。
ナシ・ゴレン…マレー風チャーハンで、サンバルソースなど甘辛の味つけが特徴。目玉焼きやえびせんべいが添えられているものもある。
ラクサ…マレーシアの国民的な麺料理
など
・中国系
マレーシアに住んでいる中国系は、華南地方から移住してきた人が大多数を占めているそうです。そのため華南地方を起源とするものが多く、マレーシアで発展してきた結果、本場の中国料理よりもスパイスがたくさん使用されています。
【代表的な料理】
飲茶…エビ餃子やシュウマイなどの点心
海南チキンライス…鶏1羽丸ごと茹でて、もも肉やむね肉を骨付きのままカット、その茹で汁で炊いたご飯を添えた中国の海南島発祥のご飯
など
・インド系
マレーシアにはインド系住民も多く、南インドから来たタミル人です。マレーシアのどの街に行っても、インド料理店があるとか。
【代表的な料理】
ナシ・カンダール…カレーや惣菜を自由にカスタマイズしたワンプレート料理
バナナリーフ・カリー…バナナの葉にライスとカリーをのせた料理
など
・ニョニャ料理
マレー料理と中国料理のおいしいところだけをミックスした香り豊かで奥深い味が特徴の料理。大皿から取り分けて食べるスタイルです。
【代表的な料理】
ニョニャ・ラクサ…魚のすり身揚げや厚揚げ豆腐、裂いたチキンなど、ニョニャ料理の古いレシピに沿って作られた料理
パイ・ティー…ニョニャ料理を代表する前菜。練った小麦粉の生地を揚げたカップに、野菜やエビを詰めてチリソースをかけて食べる。
など
マレーシアといえば屋台
マレーシアの名物といえば屋台。町のいたるところで見られ、地元の人々が家族や友人と会話をしながら食事を楽しむそうです。自転車の形をした屋台で運んで売られているとか。カラフルでとてもおいしそうですね。



マレーシア料理を再現してみた!
マレーシア館には、マレーシア料理を食べられるスペースもありますが、混雑しているのでゆっくり食べたい人は自分で作ってみるのもありかもしれません。そこでマレーシア風串焼き料理「サテー」を作ってみました!サテーは日本でいう焼き鳥です。目先の変わったものを食べたいとき、意外と簡単なので作ってみてくださいね。
自宅で簡単にできる!鶏肉のサテ―の作り方

■材料(2人分)
鶏肉もも皮なし…200g
(サテ―ソース)
練りごま(白)…大さじ2
ピーナツバター…大さじ2
ごま油…大さじ1
砂糖…大さじ1
しょうゆ…小さじ2
ナンプラー…小さじ1
トマトケチャップ…小さじ1
おろしにんにく…小さじ1(チューブ入りのものでOK)
おろししょうが…小さじ1(チューブ入りのものでOK)
カレー粉…小さじ½
サラダ油…適宜
※ピーナツバターがない場合は、練りごまのみにしてもOK
■作り方
1.鶏肉もも皮なしは、一口大に切り、よく混ぜ合わせたサテ―ソースに一晩漬け込む。

2.余分なサテ―ソースをこそげ取り、竹ぐしに刺す。

3.フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を並べて入れてよく火が通るまで焼く。オーブンで焼いてもOK。(温度や時間はオーブンの機種の説明書を参考にしましょう。焼き鳥や照り焼きと同じ調理法です)
実は、本場のサテ―を食べたことがありません。なので、今回作ったサテ―が本来の味に近いのか気になるところです。エスニック料理屋さんで食べてみる、実際にマレーシアに行って本場のサテ―を食べるのもよいですね。マレーシアパビリオンでは、マレーシア料理を食べられるブースもあります。混雑していましたが、チャンスがあればパビリオン内でマレーシア料理を堪能してみてください。
大阪・関西万博をより楽しむためには
今回のように訪れた後にその国について調べるのもよいですが、お目当ての国があったら、事前に下調べしてから行くといろんな視点から展示物を見れて楽しみが倍増するかもしれません。
私は今回この記事を書くにあたって、マレーシア料理について図書館でいろいろ調べましたが、またマレーシア館に行きたくなりました。
まだ大阪・関西万博に行ったことがない方は、ぜひ一度マレーシア館に足を運んでみてくださいね。
マレーシアパビリオン | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
