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湿気のせいで、湿気のおかげ

楽しみにしていた、器の屋外イベントがありました。
その日のためにパートは休み希望を出していたし、回りたいお店も調べたりして、わくわくしていたのです。

迎えた当日、あいにくの雨。
そして、ものすごい湿度。
ただ生きているだけなのに、いつの間にかしっとりと肌は湿っております。
起きた瞬間から、湿気フルマックス!

ペタペタとする肌に不快感を感じながら「せっかくの器のイベントだし…!」の気持ちで、とりあえずメイクをしてみます。
ベースメイク、いつもよりベタついた仕上がり。
アイメイク、全然まつげが上がらない。
進む準備、下がるテンション。しょぼん。

なんとか準備を終わらせ、とりあえず外へ出てみましょうか。
玄関を出た瞬間、雨は今日1番の本降りになっておりました。
更なる猛烈な湿気にも襲われ、どんどことやる気が奪われていきます。
「あぁ、今日はもう街をぶらぶらして帰ろう…」

湿気に負けて、楽しみにしていた器のイベントを諦めてしまった。
そんな自分が少しだけ情けなく感じます。
とりあえず街には出てきたから、行ってみたかったカフェへ行って仕切り直そうかしら。

店内は冷房が効いていて、外の湿気が嘘みたいにカラッとしていました。
カウンターで先に注文するタイプのお店だったけど、店員さんが「先に席でゆっくりメニューを見てもらっても、大丈夫ですよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えます。嬉しい。

メニューを吟味した結果、ホットラテと生ハムのベーグルサンドを注文。
届けてくれたラテには、可愛い猫ちゃんがいました。
思わず「かわいい…!」とちっちゃい声で呟くと、さっきの店員さんがニコニコとありがとうございます!って言ってくれて、また嬉しくなりました。
かわいいものはかわいいと、素直に言ってみるべきだなぁ。

涼しい店内でゆっくりとしていたら、いつの間にかさっきまでの残念な気持ちや、不快感は消えていて。
湿気のせいでイベントは諦めたけど、湿気のおかげでこのカフェに出会えたから。
しょうがない、今日は湿気くん、許してやりましょうかね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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