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こんなにもチルっと焚き火ソンにハマるわけ

チルっと焚き火ソン、やばい。
気付いたら無限にやっている。寝る間も惜しんで無限に火を焚いている。せっせと薪を割って、火にくべては朝も晩もキャンプファイヤーに勤しんでいる。仕事しろ。

そもそもチルっと焚き火ソンてなんやねんという、そこのあなたに説明したい。

2025年7月31日のNintendo Direct ソフトメーカーズラインナップで発表された、Switch2専用ソフトである。やれマリオカートワールドだ、やれドンキーコングだ、プチプチおみせっちだポケモン新作だ、そもそもSwitch2が当たらないじゃないかと言われている中で発表されたソフトである。発売元はオインクゲームズ、ダウンロード版のみで定価は1,650円。

ご覧の通り、焚き火を育てるだけのゲームである。

オインクゲームズの人も困ったであろう。
Switch2という、注目の新ハードで出す第1作。創立15年で、記念展もやった。Switch2で次は何が遊べるのか、オインクゲームズが次にどんなゲームを出すのか。各方面から注目されている中での焚き火。

私がオインクゲームズ代表の佐々木さんなら「焚き火は、今じゃないんじゃない?」って言う。絶対に言う。だって15周年のなんかいい感じの展示会やった直後だし。Switch2が出るなら、「レッツプレイ!オインクゲームズ」のSwitch2エディションを出す。せっかくだし。焚き火やってる場合じゃない。

でも焚き火が出てきた。発表を見ていたみんなが、驚いた。

「焚き火?」
「オインクだって」
「なんで焚き火??」
「焚き火してたら顔出てきて草」
「焚き火でチルする時代」
「オインク!? オインクが焚き火!?!?」
「突然の焚き火」

概ねこんな感じのコメントやタイムラインだったと思う。突然流れたチルい光景、焚き火の横に映るプレイヤーの顔面、ひょっこり出てくるオインクゲームズのロゴ。このゲーム、何かがおかしい。高揚感としては、オインクゲームズが缶蹴りを出した時に似ている。知っているものが、改めてゲームになった感覚。確かに焚き火動画はYouTubeの再生回数も高いけど、そんなゲーム絶対30分くらい遊んだら満足して――

発売より、4日

マリオカートより遊んでいる。嘘だろ、相手はマリオカートだぜ??

執筆時でも8位である。ゼルダのアップグレードパスを抑えてトップ10入り。世間がいかに焚き火を求めているかが伺える。外は猛暑だが。

マシュマロなんかも焼いちゃってね

薪を割り、火にくべ、大きくし、焚き火を作る。

火の規模や使った薪の大きさでレベルが上がっていき、レベル10まで到達すればエリアクリア。そのあとは「45分以内にレベル10に到達」「最高のマシュマロを焼く」などのミッションをこなすことが目標になる。別にやらなくてもいい。

エリアは全部で4つ。風通しの良い「浜辺」、からりとして静かな「林」、時折雨の降る「高原」、寒さの厳しい「雪山」。もちろん後に行くほど環境は厳しい。風が吹けば薪に酸素が入り、燃焼スピードが上がる。外気温が低ければ火も消えやすくなる。穏やかな環境でゆっくり火を眺めるのもいいし、一筋縄ではいかない環境でせっせと火の面倒を見るのも楽しい。

ミッションという形でゲーム内の目標はあるものの、一種の箱庭系ゲームなので、自分のペースでのんびりと遊ぶことができる。1本の薪でどれくらい燃やし続けられるかのタイムアタックもあるし、ゲームチャットで何人かと楽しむことも可能だ。「焚き火する」という小さなルールだけ置いて、遊び方にかなり幅がある。

焚き火というか、キャンプファイヤーじゃないか?

この「遊び方に幅がある」部分のせいで、焚き火から離れられなくなっている。正直Minecraftなどは得意ではないし、どうぶつの森も途中から島の改造に飽きている。ポケモンも図鑑を完成させないせいで、当時の同僚から「なんでストーリーだけやって満足してるんですか? ポケモンは図鑑を完成させてから本番なんですけど……」と怒られてしまった。結局図鑑はまだ完成していない。ともかく、私は無駄に凝るゲームが向いていないのである。

じゃあなぜチルっと焚き火ソンには、こんなにも向き合えているのだろうか。

おそらく、焚き火しかやることがないからである。

焚き火をしましょうという遊びの中で、本当に焚き火しかできないからである。マシュマロを焼いて、コーヒーを飲んで、花火もできるが薪をくべる宿業からは逃れられない。常に薪を追加しなきゃいけない。薪以外のことを考えている暇がない。

あれを作ろうとか、こうやって集めようといった、変なこだわりがないのがいい。私はこの変なこだわりを考えて、よく飽きる。捕まえるポケモンを全てモンスターボール縛りにすると、イライラすることがいっぱいあって途中で諦めた。壮大な島を作ろうとして、だんだんもういいかなと触らなくなった。でも焚き火は薪をくべるだけ。その中で遊ぶ。でも熱量や薪に含まれる水分量、酸素、外気温などの変数があって、どのタイミングでどんな薪をくべるかが肝になってくる。これが、面白い。私は焚き火がしたかったんだ。

今はいろんな場所で焚き火を育てるより、砂浜でタイムアタックをするのにハマっている。

「すばらしい」じゃなくて「なんてすばらしい」なのがいい

RTAに最近凝っているので、レギュレーション制定して走れたら楽しいだろうなあ。一部のマニアではspeedrun.comというグローバルRTAランキングサイトにタイトル登録する流れと、Discordサーバーができそうな流れを感じている。4日で焚き火タイムアタックに狂うマニアができるゲーム、そうそうないだろ。

ちなみにハッシュタグ「#チルっと焚き火ソン」でXを検索すると、私と同じように焚き火に狂っている人類が見れておすすめです。

というわけで、「チルっと焚き火ソン」めちゃくちゃ楽しい!!今日の抽選発表でSwitch2当選者をたくさん見たので、ぜひ届いたら焚き火して欲しいです。ゲームチャットでも一緒に焚き火しましょう。あ、虫とか嫌いなんで「車出すから焚き火しに行こうぜ!」とかは絶対誘わないでください。行きません。

そうそう、焚き火をもっと楽しみたい人は、絶対「焚き火ガイド」を読んでね!

公開後追記:Discordサーバーもうできてる

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