近況とか2023年前半に読んだ本とか

前回から2ヶ月空いてしまった。2023年の半分ぐらいで何かまとめようと思ったものの、それも結局できないまま今日に至っている。

幸いにして重たかった仕事は順調に片付いたようで、8月に入ってからようやくゆとりも生まれてきた。大体、年度後半は暇になるというのはフラグなのであまり言いたくはないが、今年はちゃんといくつか仕事を断ったので例年よりは良い結果になるだろう。きっと。

そんなこんななので、3月以降、読了した本は少ない。盆休みに久しぶりに良く寝たので、ようやく読書ができる環境になってきた。多少寝不足であろうが、体が疲れていようが、仕事をする上では特に問題ないが、インプットとアウトプットを続けていくにはやはり多少差し障りがあるようだということが今年はわかった。

なぜ本の話をするかというと、特段今日は書きたいこともなかったりするからであろう。

『ストーナー』(ジョン・ウィリアムズ)
傑出した人物でも、高潔な人物でもない。平凡な大学教授の人生を描いた作品。刊行は1965年。アメリカの作品である。刊行当時はさほどふるわず、細々と読み継がれていたが2011年にフランスで訳書が刊行されるとベストセラーとなり、たちまち世界に広まったという作品。しみじみとした悲しみのような雰囲気をまとった名作。

『7つの明るい未来技術 2030年のゲーム・チェンジャー』(渡辺浩弐)
そういえば、少し前にコオロギが話題となったが、食用昆虫、人口冬眠等の先端テクノロジーを取材したもの。著者は小説家。『1999年のゲーム・キッズ』等の作品で知られる・・・というかファミ通とかの読者に知られている。昔からたまに読んでいるので。

『世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0』(ときど)
東大卒プロゲーマーとして格ゲー界隈で有名なときど氏の本。まじめな人柄が伝わってくる。格ゲー界隈の人たちは、先駆者たるウメハラ氏の影響なのか、一見正解がなさそうな世界の中で、正しい努力とは何なのかみたいなところを追及する傾向があって興味深い。ちなみに、ときど氏は成田悠輔氏の山岳部の同級生であったことが最近話題となった。

『感情を制する者はゲームを制す(対談)』(梅原 大吾 , 石川 善樹)
ウメハラ本は単著を読んだほうが面白いかな…

『僕は君たちに武器を配りたい』(瀧本哲史)
久しぶりに読んでみるかと思ったら、何かと勘違いしていたようで、読んだと思い込んでたけど読んでなかった。作品自体は2011年に刊行されたもので、当時の空気みたいなものを思い出す。今となっては少し古い感じもするけど、言ってることは自分と実体験に照らしてももっともかなあと思った。

『最後はなぜかうまくいくイタリア人』(宮嶋勲)
イタリア人の価値観などを描いた、内容としてはよくあるもの。なんだけど、楽しく読めるので良い。

『壁』(安部公房)
「S・カルマ氏の犯罪」「バベルの塔の狸」「赤い繭」(「洪水」「魔法のチョーク」「事業」)の3部からなる作品集。読んだことのない人のために一応断っておくと、お話は前衛的でよくわからない。奇妙な話であるが、得体の知れない魅力がある。
そういえば、「君たちはどう生きるか」を観た時に、なんとなく似た匂いを感じた。ネットの感想を見ると、まれにそういう感じの意見を見かけなくもない。
とりあえず、安部公房は全然読んでなかったので読んでいこうという気はあるのだけど、電子で買えないという弱点があるので、地道に集めていかないといけないなあと。90年代はわりと読まれてた気がするのに、最近あまり聞かないのは、その辺もあるのかねえ。

というわけで、3月までの14冊+7で21冊。数はそれなりだけど、内容的にはすぐ読めるものが多いので、あまり納得はいっていない。ネットで読んだ無職転生とかは入れていないけど…

とはいえ、今ふとプライムビデオの視聴履歴を眺めてみると、4月にカウボーイビバップを全部観直してたり、5月から7月にかけて物語シリーズを全部観てたりと、そりゃ本読む時間ねえなと。

とりあえず、旅先で台風に閉じ込められたり、またお盆に台風で閉じこもったりして、やっぱ暇な時間がたくさんあるっていいなあって思った。


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