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作品の感想『空色の実・六月の翼たち』miclala様

  以前拝読した miclalaさんの『空色の実・六月の翼たち』の感想文です!
 
 miclalaさんはファンタジー小説を書かれているnoterさんです♪

 コメント欄からもわかる物腰の柔らかさ、そしてその内面が物語にも滲み出ています。私は二作拝読したのですが、どちらも優しいお話でした。

あらすじ 
 遊びに来ていた田舎の町で、逃げた猫を追いかけてリンゴ畑に入り込んだ翔太の前に、突如古い洋館が現れた。絶対に行くなと言われた、ドバトを飼うおばあさんの住むハト屋敷だ。怯える翔太を家に招き入れ、おばあさんは、不思議な話をする。
 夏至の日に現れる空色の実。その実を食べれば好きな動物になれるという。それは、弟とふたりハトになり空を飛んだおばあさんの、後悔と悲しみだけが残る、辛く痛ましい話だった。
 誰もが相手にせず、翔太だけが信じたおばあさんの話は、やがて翔太を巻き込んで、未来への輝く扉を開け放つ。
 心臓手術を控えた11歳の男の子の、夏至の日を巡るファンタジー。

 夏至の日に現れる空色の実。それを食べると好きな動物になれる。但し、もとに戻る時にも空色の実が必要で、元の姿に戻ると記憶が失われてしまうというもの。(⇐ここが重要なので少しネタバレします。ごめんなさい)

 街で『変わり者』と称される洋館の老婆と心臓病の手術を控えた11歳の少年との出会いから、お話は展開していきます。
 老婆の不思議な話を聞くうちに、少年は街で噂されるほどの危険人物でも怪しい人物でもないと思い至ります。
 
 少年が『常識に囚われた大人』の意見ではなく、自分の目や耳や心のままに感じたことを信じるところが良かったです。

 miclalaさんの作品は読んでいると、目の前に風景が広がっていくような感覚になります。背景の描写がとても細やかです。映像が見えてくるのです。
まるでジブリ映画を見たような気分になりました❢ (⇐と同じ感想を書いてる方がたくさんおられました!)

 ピュアでどこか心に寂しさを抱えている人にしか、『空の実』は見つけられないのかもしれない……そんな風に私は感じました。

 空の実の冒険、必見です♪ 
 記憶がなくなるのにどうして、動物に変身したことがわかるのでしょう? 
 老婆と少年の絆は、どんなラストを迎えるでしょう?

 読後感爽快の素敵な作品です❢
 ぜひ読んでみてくださいね❢

 miclalaさん、ステキなお話をありがとうございました😊

★追記:私はこの作品も好きです♪ 短編で読みやすいのでぜひこちらも♪


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