明日へ向かう言葉 2025.4.15
自分の前に敵がいっぱいあらわれた時は、振り返って見よ。味方がいっぱいいるものだ。
生田長江(評論家)
私たちは人生で幾度となく困難な状況に立たされることがある。
前方には乗り越えがたい壁、解決困難な問題など、まるで四方を敵に囲まれたかのような感覚に陥ることがある。
そんな困難に直面している時こそ、自分を支える存在の大切さを再認識すべきだということをこの言葉は教えてくれている。
進むべき道が見えなくなった時、一歩立ち止まり、振り返ることで、これまでの道のりを共に歩んできた人々の存在に気づくことができる。
人生の困難な瞬間において、私たちはしばしば問題にのみ焦点を当てがちだ。そして、そんな時ほど視野も狭くなってしまう。
視点を変え、自分の背後にある支援のネットワークに目を向けることが大切だ。
そのことで、新たな力と勇気を見出すことができる。それは家族や友人だけでなく、かつて同じ道を歩んだ先人たちの知恵や、私たちの成長を見守ってくれた恩師の教えかもしれない。
時には、直接的な関わりがなくとも、同じ志を持つ見知らぬ人々の存在が、静かな支えとなることもある。
困難に立ち向かう時、私たちは本当に孤独だろうか?
いや、決してそうではない。
振り返れば、そこには常に私たちを支え、励まし、時には背中を押してくれる人々がいる。
そのありがたい存在を認識し「見えない支援」に感謝することで、私たちは再び前を向き、勇気をもって歩み続けることができるのである。
敵が多いと感じる時こそ、味方の存在を思い出そう。
そして、いつか自分も誰かの背後で、静かに、しかし力強く支える存在となれるよう、今日も一歩ずつ前に進んでいきたい。
