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鏡に写し取る古の写真を体験してきた(ダゲレオタイプ)

ダゲレオタイプって知ってますか?
ダゲレオタイプは古典写真技法の名前で
普段暮らしていてこの名前を耳にすることはほぼないと思うし写真をしている人でも知らない人は多いと思います。

実はダゲレオタイプと呼ばれる写真技法は1839年に世界で2番目に発明された写真で最も普及した写真技法です

つまりダゲレオタイプが一般に写真というものを広めるきっかけになったのです

ダゲレオタイプの特徴

鏡面写真
ネットで調べるときれいなモノクロ写真に写っているのですが画像だからこそわからない仕掛けがあります。
なんとこの写真  鏡になっていてめちゃくちゃ反射します!!

ダゲレオタイプ動画

ダゲレオタイプのことは知っていたけど今できるっていうのは全然想像してませんでした

いろいろな縁があり、あかつき写房でダゲレオタイプのワークショップが開催できるかどうかのトライアルを一緒にしてきました

教えてもらうのはダゲレオタイプで作品作りをしている名久井さんです

※ワークショップをするための試験的にする会なので本番の内容と異なる場合もあります。 

本当はトライアルっぽい銅板の厚さを比べたり水銀現像とベクレル法を見比べたりしてたんですけど長くなりそうなので工程だけ紹介します


まずは銀板磨き

上から革 スポンジ 木

銀板を磨く用の板を作って金属磨きで磨いてから皮で最終磨きます


銀を磨き終わったらヨウ化させますドライヤーで銀板を温めて箱にセットしてヨウ素と反応させます

色が変わっていく…不思議

ピンク色になったら撮ります

撮影時間は4~5分

ダゲレオタイプは感光性が弱いのですごく強いライトを使って撮影しています
それでも撮影時間は4分以上かかります

1回目はベクレル法で現像(撮影した写真を実際に見えるようにする)
撮ってすぐだと何も写ってないので現像します

赤いフィルムを通して光を当てるとだんだん像が出てきます
ずっと見てると像が浮かび上がってくる様子を見れるのでおもしろい

像が浮かび上がったらこれ以上光で変化させないように定着という作業をします

左 : 定着前 右 : 定着後


ダゲレオタイプは外部の刺激に弱いのでアクリルで封します

完成!


水銀現像もしました
筒の中で真空にして水銀を蒸発させて戻すと液体金属に戻ることで安全に現像しています


水銀現像で出した写真

光の当たり方見る角度によって見え方が変わってくるので写真で伝えるのが難しいですがベクレル法とと水銀現像では見え方が結構変わってきます

左 : ベクレル法 右 : 水銀現像


ちなみに水銀現像は自分が撮った写真は写ってこなかったので失敗です…そんなこともあります


臭素を使うことで撮影時間を早めることができるということで人物撮影もしてみたのですがうっすらとしか写ってなくて失敗でした

生き物を撮るってすごく難易度が高い


ワークショップ開催

トライアルで失敗もありましたが色々試すことができてあかつき写房さんでワークショップができるということなんでご興味ある方はよかったら参加してみてください!



↓講師 名久井さんのInstagram


今回、貴重な体験をさせていただきました
ご協力いただいたあかつき写房さんと名久井さん、ありがとうございました

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