【#RealVoice2025】「最大の敵」2年・神田拓人
尚志高校時代、1日何枚もの小論文を書いていた私からすると、自身の思いを文書に綴ることは比較的得意なので、テンプレである「拙い文章ですが、、」とは書きません。よろしくお願いします。
伊東くんとテーマは同じですが、2025シーズンを振り返ってみようと思う。
「満足」。
これは今年一年を振り返った時に、最も自身から切り離していく必要があると痛感させられた言葉である。ではそれは何故なのか。
私は大学1年時、インディペンデンスリーグでプレーしていた。
正直、早稲田に入学する前は1年からスタメンとしてトップチームでプレーしている姿が明確に想像出来ていた。
しかし、いざ入学すると自分の思い描いていたビジョンとは異なり、モヤモヤした日々が続いていた。
大学2年にあがった2025年シーズン。
最初の公式戦である天皇杯予選も試合に出ることが出来ず、1年時と同じ感情を抱いていた。
しかし、この経験が私の立ち位置を変えたきっかけになったのだろう。
試合に出られなかったとはいえ、「自信を失った」「サッカーが嫌になった」ということは一度もなく、「試合に出る」というただ一心で日々の練習に取り組んでいた。
迎えた4月。
関東リーグが始まった。
開幕戦からベンチ入りし、最後のいわゆる「クローザー」要員で試合に絡むことが出来た。
そうして試合を重ねていくうちに第5節の法政戦で初のスタメン出場をすることができた。ここからコンスタントに試合に絡み続け、前期の最終節である順天堂戦までは多少良いパフォーマンスを発揮することができたと思っている。
しばらくの中断期間を挟み、迎えた後期開幕戦。スタメンとして立正大戦に挑んだ。
いつも通りのプレーを心がけ試合に入った。
しかし、なかなか納得のいくプレーをすることが出来ずに試合が終わった。
チームは勝利することができ、昇格に向けて幸先良いスタートをきることが出来たが、私は素直に喜ぶことが出来なかった。
ここから試合は毎週ある。切り替えて次の試合に望むと決めた。
しかし、次の試合も自分のプレーをうまく出すことができずに終わってしまった。結局、後期での戦いは前期ほど自分のプレーを表現することができずにリーグ戦を締めくくることとなった。
チームが1部昇格を成し遂げたことはとても嬉しい。
だけど、最後まで安定したパフォーマンスを継続することができたかと言われるとそうでは無い。なんでだろう。
私はこの2025シーズンを振り返ってみた。
そうすると課題が浮き彫りになった。
冒頭でも述べたように、自身に「満足」していたのだ。
練習で少しいいシュートが打てた。
スライディングでボールを奪取できた。
ドリブルで抜くことができた。
こういったプレーにいちいち気持ちよくなり、満足していた日々を送っていたと今振り返って思う。
大事なのは「常に疑うこと」。
人間誰しも全てが上手くいき、失敗がないなんてことは100%ない。
どこかで必ず挫折をし、失敗し、もがき苦しみ、悩むといったことがあるはずだ。
だからこそ、上手くいった時や成功した時に人は満足してしまう。
この時点で自身の成長は止まり、可能性を見出すことが出来なくなってしまう。
たとえいいパスを出せたとしても、もっといい選択肢はなかったのか。
ボールを奪って満足するのではなく、その後のプレー選択は最善だったのか。
シュートが入っても、もっといいキーパーなら取られていたんじゃないか。このように一つ一つのプレーを振り返り、「満足」せず常に疑い続けていくことが、自身の成長を止めない材料になると私は強く感じることが出来た。
試合に出ている時だからこそ、上手くいってる時だからこそ、向上心を持って日常を過ごすことが大切であると。
これから先、今よりもさらに厳しい世界が待っているはず。
たとえ上手くいっても満足することなく、常に疑い、向上心を持って日々を過ごしていきたいと思う。

次回のブログはドラえもんこと三輪くん(三輪一晴・名古屋高等学校)です。
正直どんなキャラなのか未だに謎ですが、部員全員から慕われる最高のトレーナーです。たいせい君が卒業したため、その穴を埋めるべくして現れた貴重な逸材のブログをお楽しみに。
◇神田拓人(かんだひろと)◇
学年:2年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:尚志高等学校
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