【#RealVoice2025】「現実逃避」2年・小西碧波
こんにちは。
今回の部員ブログを担当します。2年の小西碧波です。
拙い文章になっていますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
ア式にきてから早くも2年が経った。
高校時代のチームメイトや同期が関東リーグにデビューし、活躍する姿を昨シーズンは沢山見た。
その度に自分は何をしているんだろうと焦りを感じ、自分が不甲斐なかった。
2025年1月1日
2025年こそ飛躍の年にと自分自身を奮い立たせ、オフシーズンもやるべきことを積み重ねた。その結果スムーズにシーズンインすることができ、FCカテゴリーの中では一定の存在感を出すことができた。
自分の武器を整理し、どこで戦っていくべきかをオフシーズンで明確に定めたことが良かったのだと思う。
しかし、早慶戦出場、関東リーグ出場という年初めに立てた目標は達成できなかった。
早慶戦の少し前からトップチームで活動させてもらい、絶対に掴めると思ったし、最大のチャンスだと思った。でもアピールするべきTRMでは自分を信じ切ることができず、思うような結果が残せない。
試合前には最高の準備をし、あとはやるだけと言い聞かせても試合では1つのプレーに一喜一憂してチャレンジすることを恐れた。「絶対やれる」と自分を信じきれなかった。評価を得ることに目がいき、ありのままの自分のプレーができなかった。
結果的に早慶戦のメンバーには入れず、当日は運営として配信班付きという仕事をした。自分の高校時代の勝負曲だった決戦スピリットが流れた時、猛烈に悔しさが込み上げた。
仕事中実況の人がまとめてきた選手の特徴が書かれている紙がチラッと見えた時、同じくベンチに入れなかったメンバーの特徴は書かれていたのに、自分については全く書かれていなかった。
「惜しくもなかったんだな。」
8月17日は自分に色々な感情を与えてくれた日だった。
後期はFCカテゴリーに戻って、「関東2部昇格」を目指して、チーム一丸となって毎日の練習に全力で取り組んだ。
おざさん(小澤雄希コーチ)に自主トレーニングと言われても全員で集まってセットプレーの確認をするなど、団結力に非常に長けたチームだった。
そして迎えた参入戦。初戦は苦戦しながらも勝利することができ、次の日も負ける気がしなかった。
11月16日TOKYO2020戦。連戦だったこともあり、体はきつかったけれど、この日もワンチームで戦えていた。
60分ごろに舜くんのスーパーゴールで先制して勝利が見えた。
この時の雰囲気は最高だった。
60分を過ぎてから体は限界を迎えていたけれど、キャプテンとして声でチームを支えようと、足が折れても戦おうとそう思っていた。
しかし75分ごろ、交代ボードには自分の背番号が提示された。
その後81分に失点。
1-1で行ったPK戦で4-5の敗戦。
掴みかけた勝利がするりとこぼれ落ちた。
最高のチームだっただけに涙が出るかと思ったけど、全く涙が出なかった。
生まれた感情は怒りだった。
「自分が最後まで戦えていたら負けなかったのでは。」
「そのための最善の準備ができていなかったのでは。」
不完全燃焼だった。
今年大きく感情が動いた出来事はこの2つだったと思う。
もう2年が終わって来年は3年生になる。そんな状況下で、まだトップチームでスタメンになれていない。ベンチに入れていない。試合に関われていない。
こんな選手がプロになれるのかと
いやなれないでしょと
きっと多くの人が思っている。
自分だってそう疑う時があるんだから。
それでも当の本人はやっぱり諦めきれない。
1%でもなれる可能性があるのならその可能性に賭けたいと思っている。
ここからどうにでもなると思っている。
この諦めない気持ち、最後までやり抜く力、負けたくないという強い気持ちが自分の最大の武器であり、自分らしさだと感じる。
中学、高校、大学と決して華々しいキャリアを送ってきたわけではない。
毎日の努力、振り返り、自分との約束を守り続けた結果が今の自分だと思う。
この努力や、振り返り、自分との約束をやりきれなかったから重要な場面で局面を変える選手になれなかった。
監督やコーチに、仲間に「小西が必要だ。」と思ってもらえなかった。
だからこそ、今シーズンはこの自分の武器に立ち返って、自分の目標を達成するために1日1日を今以上に大切にして生きていく。
最近話題になった「ひゃくえむ。」という映画の中でこんな言葉があった。
「不思議なことにこの世は俺が勝てない現実で溢れている。でも俺自身は次こそは俺が勝つと信じきれている。なぜか。現実は逃避できるからだ。現実ごときが俺の意志には追いつけない。俺の勝利が非現実的なら俺は全力でその現実から逃避する。」
ここでは自分が勝てないという現実を超越すること、打破することを「現実逃避」と表現している。
僕自身もまさしくこんな状況だ。
きっと来年もトップでは出れないんじゃないかという現実。
また自分の目標に、夢に届かないんじゃないかという現実。
プロにはなれないんじゃないかという現実。
誰も期待していないんじゃないかという現実。
そんな現実を逃避して
超越して
今シーズンこそトップで活躍する。
プレーで、結果で、自分の存在価値を示す。
自分で現状を変える。
もっともっとできる。
こんなとこで終わらせない。
そのために毎日の24時間を大切に「今」を生きる。
最後に笑うために。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


次は今年、能力が日本にバレた福田くん(福田新太・清水東高等学校)です。
日本のアナリストとして代表活動にも参加し、海外を飛び回った新太。ピッチ内では正確な分析、振り返りでチームの成長に全力を注いでくれました!新太がいたから1部に昇格できたと言っても過言ではない!
今年多くのことを経験した彼が何を語るのか必見ですね!
◇小西碧波(こにしあおば)◇
学年:2年
学部:社会科学部
前所属チーム:桐光学園高等学校
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