【#RealVoice2025】「前向き」2年・常森瑶平
人生山あり谷あり。良いこともあれば悪いこともある。どうしようもないほど悪いことが起こった後には必ず、必ずとんでもないくらいのビッグサプライズが待っている。だから私は歩みを止めない。良い選手になるために、立ち止まるわけにはいかない。
こんにちは。ア式蹴球部2年の常森瑶平です。
まずは、シーズン最終日に滑り込みで仮入部から復帰し、こうして部員ブログを書けていることに感謝したいと思います。本当に様々なことがあったこの1年をブログに書くことすらできないのは情けなさすぎると何度も自分を責めましたが、なんとか皆様に届けられていることを幸せに思います。長く拙い文章ですが読んでもらえたら幸いです。
私は今シーズン、想定できる最悪なシーズンにかなり近いといえるシーズンを過ごした。5月の終わりに第5中足骨を骨折してから、なんだかんだ復帰まで結局6カ月以上かかり気付けばシーズンは終了していた。
松葉杖になった最初の登校日に雨が降っていて、雨に濡れながら必死に学校にたどり着いたと思ったら途中で財布を落としていて、結局それは今も見つからないまま。挙句の果てには自分の重大なミスから仮入部になってしまった。
その中でも一番苦しかったのはやはり怪我で半年以上も離脱したことである。プレシーズンの走り込みが功を奏し、FCカテゴリーでの始まりとなった今シーズン。正直調子が良かった。体がよく動くしボールも足につく。開幕戦から出場機会を掴み、昨シーズンでは考えられなかったスタメンフル出場をすることも増えた。ベンチになった時があっても前向きに取り組むことができていた。
しかしそんな中、練習のなんてことないプレーで味方と交錯し、右足の第五中足骨を骨折した。最初は3カ月程度で復帰できるといわれていたため、復帰目標を9月に定めていたが思った以上に骨の治りは遅く、それと同時に復帰目標もどんどん先延ばしされた。
最終的に復帰したのはつい最近である。怪我が多い選手はどうしても監督やコーチからの信頼を得ることは難しい。途中何度か2,3週間復帰してはまた痛めてを繰り返したことで、自分が「慎重に扱わなければいけない選手」、「少しでも痛そうなそぶりを見せたらヒヤッとする選手」になってしまったことを感じた。そのため来シーズンはまずこのイメージを払拭していかないといけない。来シーズンは絶対にけがをしない。
仮入部のことはここにはあまり書かないが、とにかく自分と向き合って奉仕に励むことができた。もちろん苦しくてきつかったが、自分の弱い部分を叩き直す最後のチャンスだと思って取り組んだ。
今年1年の振り返りとしてここまでを使ったが、だらだらと羅列してきた文章を読み直してみて思ったことがある。
「来年化ける奴の一年」
物事は捉えようである。こんな経験誰でもできるわけではない。もちろん誰もしたくないような経験ばかりをしているわけだが、私はそんな1年間を走り切った。やり切った。自信をもって全てに妥協しなかったと言い切れる。だからこそ、ブログを書いている今の私からすれば、今年の私は来年大化けする奴の1年にしか見えない。ありきたりかもしれないが、人生山あり谷ありで、成功と失敗の連続である。他の誰を見てもずっと成功している人はいないし、逆に一生負け続けている人もいない。今年の経験がすべて失敗だったというわけではないが、成功よりも失敗のほうが圧倒的に多かったことは事実である。そう考えると来年の私には今年の経験の何倍も何十倍も何百倍も良い経験、結果が待っているに違いない。そう信じている。
なかなか強引に前向きな言葉を並べたが、実際には怪我や仮入部によってサッカーをすることができなかった分ほかの人たちより遅れを取っているし、その時間がもう戻ってこないことは事実だ。しかも自分自身、これは自分の感受性が乏しいからなのかもしれないが、今のところは怪我や仮入部を経験したことでよかったなと思ったことはほとんどない。強いて言えば、スタッフ陣や、70前準備を毎日してくれている1年生に心からの感謝の気持ちを改めて持てたことくらいである。つまり何が言いたいのかというと、今年の経験を価値あるものだったというために私は来年大成功しないといけない。山あり谷ありの山を最高まで高いものにする必要がある。そのために私は今年の経験をとにかく、図々しいくらい前向きに捉え、そのうえで強い覚悟を持って毎日を過ごしていく。
来年は勝負の3年目に突入する。ア式蹴球部としては来年から関東1部という舞台に復活するが、私は今のところはFCからのスタートが濃厚である。今シーズン中にトップチームで活躍できなければプロになることは厳しいかもしれない。このように既にピッチ内でもピッチ外でも崖っぷちの状況を作り出してしまっているため、なりふり構わずにやるしかない。成長に貪欲に勝負していこうと思う。
今年1年間で何回か知り合いや友人から「瑶平、サッカーやってる?」と聞かれた。おそらくどこの結果にも名前が出てこなさ過ぎてア式をやめたのではないかと心配されたのだろう。来年は、来年こそは自分の存在をピッチ上で証明してみせる。
次のブログ担当は、ア式が誇る化け物センターバック、尾崎凱琉(大阪桐蔭高等学校)です。
フィジカル能力が高いのに足元の技術も高いとにかく良い選手。そんな彼は実はスーパー優しい一面を持っており、仮入部中の私にやさしい言葉をかけ続けてくれて普通に好きになりました。そんな彼が何を語ってくれるのか、要注目です。
◇常森瑶平(つねもりようへい)◇
学年:2年
学部:法学部
前所属チーム:國學院大學久我山高等学校
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