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【#RealVoice2025】「原点」新4年・柏木陽良

新年明けましておめでとうございます。
新4年の柏木陽良です。
今回のブログを担当させていただきます。

初めに、2025シーズンの早稲田大学ア式蹴球部への多大なるご支援、ご声援、心より感謝申し上げます。
多くの支えがあり、関東リーグ1部昇格を果たすことができました。
本当にありがとうございました。

今年はいろんな思いがあったシーズンでした。
書き出してすっきりしたいので、2025年の柏木陽良のリアルボイスを書きたいと思います。
文章下手くそですみません。


多くの試合に出れた2024シーズン。
本当に成長できたと胸を張って言える。
自分が試合に出始めてからは負けた試合は片手に収まるくらいだし、とても自信を持ってプレーできていた。

でも、それでも最終節の順天堂大学戦ではスタートから出ることができず、結果は引き分け。
目の前まで来ていた昇格もまたギリギリで掴み獲れなかった。
試合が終わった瞬間、いろんな思いが込み上げてきて、
その中でも自分がスタートで出てチームを勝たせられなかったことが1番悔しくて、
グラウンドに最後まで残って泣きまくって、
俺はこの気持ちを絶対忘れない。
来年は早稲田を勝たせる選手になると誓った。


2024シーズンに比べ、2025シーズンは地獄みたいな1年だった。
正直、過去一辛かった。
楽しくなかった。
自分が嫌いになった。

始動してから足首と膝の調子が悪く、全くコンディションが上がらなかった。
それでも、リーグ開幕戦で気持ちで決めきったゴールを境に、チームの調子も自分の調子も上がっていった。

そんな中での人生3度目の右膝の怪我。

ここからもっとやっていこうと意気込んでいた矢先に。
そして、今回の膝の怪我は本当に過酷なものになった。
身体の歯車が狂った感覚。復帰できても思うように動けなくなってしまった。

膝が痛いのはもちろん、プレーしているとだんだんと右脚の力が入らなくなっていく感覚。
ステップや切り返しも痛みがひどくならないようにしないとできない。
自分の武器であるキックも膝を庇ってしまって、思いっきり蹴れなくなったり、キックの種類も限られてしまったり。
日常生活でも痛むようになってきて。


怪我なんて言い訳にすんなよって言われるかもしれない。
でも感覚を大事にしている自分にとって、その時はとても大きなことだと感じていた。

早く元に戻さなきゃと焦っても、一向に元に戻らない。
試合に出る時間もどんどん短くなっていく。

上手くいかないことを怪我のせいにして楽になりたい自分、
怪我を言い訳にすんなよという自分、
言い訳にしたくないけど本当に膝を気にして動けなくなっている自分、
バリバリ試合に出ていた去年と比較してしまってショックを受けている自分、
怪我する前に戻りたいなと思う自分、

いろんなことを考えてしまって、どんどんマイナスになってしまって、ついに心身ともに限界がきてしまって、サッカーが楽しくないと思うようになってしまった。
人生で初めてそんな感情が出て、そんな自分が嫌いになった。

でも、それでも自分の心の中には消えずにあったものがあった。
それは、去年のリーグ最終節の試合後に感じたあの悔しくてたまらない気持ち、そして早稲田を勝たせる選手になるという誓い。
これらが自分をもう一度奮い立たせてくれた。
今シーズンこんなんで終わんのかって、
関東1部で優勝するために、日本一になるために、プロになるために早稲田に来たんだろって。
気づくのが遅かったけどようやく吹っ切れたような気がした。

リーグ最終節神奈川大学戦、半年ぶりのスタメン復帰。
そして2-0で勝利。
他会場の結果によって順位が繰り上がり、1部昇格を掴み獲ることができた。
自分も2アシストして勝利に貢献できた。
去年は同じ場所、同じ状況で昇格できなかったが、今年は自分達で手繰り寄せることができた。
俺が早稲田を勝たせたんだとようやく感じることができた瞬間だった。



話は変わって、人間というのはどうしても調子がいいときもあれば悪いときもある。
調子がいい時もそれがずっと続くとは限らない。
また、調子が悪いときのその波の落ち幅が大きかったり、連続して落ちてしまったりすると今年の自分のようになかなか抜け出すことができない。

だからそんな時に立ち返ることができるもの、いわば原点のようなものを作っておく必要があると思う。
今年の自分にとってのそれは、去年感じたあの悔しくてたまらない気持ち、そしてそこで立てた誓いだった。
このおかげで自分はあの地獄のような毎日から抜け出すことができた。

今年に限らず、自分のサッカー人生では上手くいったこと、上手くいかなかったことがたくさんあった。
おそらく上手くいかなかったことの方が多い。
それでも、ここまで続けてこれたのはもちろんサッカーが楽しくて、大好きだから。

でも、それよりも大きい理由が家族への恩返しのためである。
小学1年生の時にサッカーを始めてからいままで、何不自由なく、好きなようにサッカーをさせてくれた。
親元を離れる決断をしても遠い岩手から支えてくれた。
どんなに大変でも常に笑顔で応援してくれた。
ここには書ききれないくらいいろんなことをしてもらった。
そんな素晴らしい家族に恩返しをするために、
自分が元気にプレーしている姿を見せたい。
プロの舞台で活躍している姿を見せたい。
自慢の息子になりたい。
これが私の原点である。

2026シーズン、自分たちは初めての関東リーグ1部という舞台に挑戦する。
必ず今年よりも厳しい闘いが待っている。
また、2026シーズンはプロを目指す自分にとってラストチャンス、最後の1年になる。
チームとしても個人としても上手くいかないことが多くなるかもしれない。

それでも、
臙脂の誇りを胸に、
目標に向かって、
原点を大切に、闘っていきます。





明日の担当は早稲田の闘将・牧野選手(牧野羽瑠・東山高等学校)です。
彼は人にとてもとてもとてもとても厳しいですが、その分自分にも厳しくトレーニングをする選手で、今季インディペンデンスリーグを熱い魂とプレーで引っ張ってくれました。
今年はどんなブログを書いてくれるでしょうか。普段文化を構想しているのできっと素晴らしいブログを書いてくれるはずです。


◇柏木陽良(かしわぎひいろ)◇
学年:新4年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:鹿島アントラーズユース


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