私達の生きづらさの正体は、権威の欲求である
価値観は、常に変動する。しかし、価値観の変化を拒む者がいる。既に出された答えにしがみつこうとする者がいる。答えにしがみつく者は、変化を拒否する。自分への問いを停止する。自分は正しいと思い込むようになる。そして、他者に自分の正しさを押し付けようとする。ありのままの他者を拒否し、自分こそが正義であると考えるようになる。そして、他者を攻撃する。他者に肯定そのものを求めるようになる。他者に自分の答えを無条件に認めてほしいと思うようになる。そうして、他者を洗脳によって操ろうとする。他者は洗脳による操作によってその答えを盲信するようになる。そして生まれるのは、礼賛である。他者が自分に対して無条件に肯定し、称賛し、礼賛するのだ。そして礼賛が最終的に、権威へと変化する。礼賛する者は集団を作り始める。そして数の力によってさらに他者を取り込もうとする。もしその答えが誰かに問題を指摘されたなら、力によって押さえ込もうとする。この力こそ、権威である。権威は、変化の拒否である。権威は、固定化された答えである。答えを盲信すれば、それが権威に繋がる。私達が権威に屈しない、権威を作らない為には、自分に問いかける事が必要である。「自分は正しい事をしているのか」そう心の中で問い続けるのである。この問いは自分に変化を促す。自分が間違いであると気づく。そして、より正しい答えを求めるようになる。そしてまた生み出された答えも、また間違っている。何故なら、その答えは価値観を固定し、権威を作り出し、他者を傷つけるようになるからである。大事なのは、常に新しい答えを求め続けて自分に問い続ける事なのである。
