Beadroads 「美しく歪んでいる」 セルフライナーノーツ No.10
10.「美しく歪んでいる」
今回のジャケット写真は、かなり鮮烈な緑だ。宇宙から見たどこかのような、それとも架空の世界のような。
1stアルバムからずっとジャケット写真を使わせてもらっている、
安彦裕介さんの作品である。
ピンをたくさん立てた造形物に照明を当てて撮影した写真だそう。
ジャケット写真を選ばせてもらった時に、他にもものすごく良い写真がいっぱいあったのだけど、この写真を選んだ。
安彦さん自身もこの写真が選ばれるとは思っていなかったと言ってた。たまたま僕らに見せたら選ばれた、みたいな。でも、「美しく歪んでいる」という、アルバムタイトルを体現しているかのような写真で、とても嬉しい。
ジャケットデザインは、1stからずっと手がけてくれている村手景子さん。
文字の配置、バランス感覚、さすがです。ジャケットは裏返して装着すると、ちょっと気分が変わる、
リバーシブルなデザインになってます。ここら辺のアイデアも面白い。
歌詞のページに関しては、潔く白バックに文字だけでまとめてもらいました。
バックのメンバーの写真も、安彦さんが撮ってくれています。古いフィルムカメラで撮ってくれた写真が使われています。
「美しく歪んでいる」という曲は、アルバムの中の佳曲って感じの楽曲だと思うのだけれど、アルバムタイトルを決めるときにこの曲から取った。
この曲はベースレスで、メンバーの3人だけで録音しようと話して、せーので一発録音。ダビングはしているけれど、アコースティック感はとても出ていると思う。ライブでたくさん演奏していたので、育った後に記録できてよかった曲でもある。
アルバムを1枚作るのは、特にバンドだとたくさんの工程があり、とても大変なのだけれど、こうして2025年に記録を残すことができて嬉しく思う。
適当な日にちから始めたこのライナーノーツも、最後の回が2025年の大晦日っていうのも、面白い。
2026年はこのアルバムを持って、またバンドで旅に出たいと思っています。
参加してくれたミュージシャンの皆さん、素晴らしい録音をしてくれた飯村大貴くん、スタジオハピネスの平野さん、crotchet / studio 鶴田さん、AQUARIUM 村木くん、映像監督 イツロモリさん、ヘアメイク木戸出さん。他、たくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました!
