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大人の読書感想文:心理的安全性のつくりかた

今更ながらですが、著名なこの本、読みました!社内でも新しいビジネス本には、いち早く飛びついている自信がある私でしたが、この本は社内の人に先読みで負けました!

いや~、社内で「本を読もうぜ!」と呼びかけ続けて約3年、なんだか「負けて嬉しい」って感じです。こう考えられるのも、自分の中で心理的柔軟性が育まれたおかげかな?と思ってます。(ちょい無理やり感www)

ということで、いつものように要約はflierさんにお任せして、私は自分自身が感じたことをつらつらと書き殴ります。


もう、最近は心理的安全性って言葉を聞かない日はないくらい、ビジネスパーソンの中では当たり前になってきましたよね。

そんな当たり前の言葉になってきましたが、未だに心理的安全性=ヌルい関係と思っている人が多すぎる!
本書では、まずソコに突っ込みを入れてくれています。ほんと、こういう言葉を最初のほうで正してくれるのは助かります。

私もnoteで発信している端くれなので、偉そうなことは言えませんが、言葉の定義を自分勝手に解釈して、さも自分の意見の正当性を主張するように、偉い学者さんの言葉を使っている素人発信者が多いな~。と感じている今日この頃です。(間違っているだけならいいですが、わざと曲解するのはどうかと思っちゃいますね。)


もう一つ、こちらの本が良いな~と思った点は、欧米の研究結果やデータを日本流に読み替えて、考え直し、データを取ってくれているということ。

こういう組織論って、その国の国民性とか、個人が歩んできた道のりが大きく関与していると思うんですよね。
欧米系と日系の組織では構成する人たちの生い立ちが違いすぎて、同じロジックは使えないんじゃないか?と素人ながらに思ってました。

例えば。。。
 大きな一軒家育ち vs 団地の3DKで核家族育ち
 服装は自由な学生時代 vs 制服は画一的な学生時代
 就職開始は個人任せ vs 新卒一括採用
 ジョブ型雇用 vs メンバーシップ型雇用
もう、比べればきりがないくらいに違うと思うんですよね。

もちろん、日本人、とか、日本企業という分類は雑すぎるとは思いますが、それでも、欧米系の研究成果をそのまま当てはめられないんじゃないかな?と感じているところで、本書はキチンと日本流に変換してくれていることに感激しちゃいました。


この本には、上記のようにアレンジされた日本流の心理的安全性が担保されたチームの作り方について、いろいろな視点から「どのように行動すればよいか?」をかなり細かく、丁寧に説明してくれています。

ただ、正直言うと、これ、頭では理解できているけど、実際に行動に移すためにはエネルギーが必要だな~、というのが率直な感想です。

そりゃ、成果を出すためにチームの在り様を変えるのだから、その変化にエネルギーを投入せずに変わるはずはない。。。はい、わかっているつもりです。でも、これホント実行が難しそう。

人って、自分ではわかっていても、どうしても「自己防衛的な言動」ってしちゃうと思うんですよね~。(もしかしたら、私だけかもしれませんが、、、苦笑)
でも、そのままの人間の集合体であったなら、それこそ心理的安全性なんてないギスギスしたチームになってしまう!

私は自分に緩いので、「このままではギスギスしてしまう!」と感じる第一歩として本書を使うだけでも十分なんじゃないかな?と思ってます。
まずは、マイナス面でもいいから、客観的に現実を直視する。このゆるーいスタートラインから始める。最初の一歩目のハードルは低いくらいの方が前に進むと思うんです。

そして、その緩い第一歩から、次の一歩が進んでくる。
そう、重要なのは最初のアクション、ここをどう引き出すか?だと実体験から強く感じます。


ちょっと自分語り&長文になりますがご容赦ください。

私も管理職の端くれで、社内の情シス部門としてメンバー40名程度に支えられて業務を行っています。
ただ、私自身は情シス経験は全くなく、他部署から移動してきた管理職だったので、部員からしてみれば異動当初は、「けっ!何も知らない素人部門長が来やがった!」みたいな感覚だったかもしれません。(本音はわからないですけどね)

当初は私とメンバーの間だけでなく、メンバー間の仲たがいも感じられましたが、2年近くたった今では、健全な意見のぶつかりあいができるようになってきたと思います。そこには、くだらない事かもしれませんが、私が毎日くだらない事をチャットでつぶやく、を続けてきた成果があるんじゃないか?と自負しています。

空気のあまりよくない部署の改善に向けて、私が最初に仕掛けたのは、「とりあえず、何でもよいからチャットで話せる空気感にする」でした。こんな些細な事ですが、それをスタートしたことで、メンバー間でも一人、また一人と、徐々にチャットの会話量が増えていきました。

なんだ、そんなことか!と思われるかもしれませんが、私は「言葉に出す」というのは非常に大きい第一歩だと思っています。(そのあたりは本書にも書いてあるので割愛しますね。)
ほかの書籍タイトルになってしまいますが、ホント「言葉にできるは武器になる」だと思います。


あと、自分が実施してみて思うのは、「起点は誰からでも始められる」ですね。上記のように私が仕掛けたのは「話しやすい空気感を作るために毎日ボケる」ですから、この程度の行動なら新入社員でもできますよね?

ただ、正直いうと当初無視されていた半年くらいは地獄でしたよ~。だって反応全くないのにボケ続けるんですもの。笑
でも、それを続けることで確実に空気は変わっていくと思います。

もし、この本を読んで、「自分も組織の風土を変えてみたい!」と思い始めたら、時間はかかるかもしれませんが、まずは自分自身の行動を変えることをお勧めします。そうすれば、二人目、三人目のフォロワーがやってきて、大きなムーブメントに代わっていくはずです!

さぁ、この本を読んで、組織を変える最初の一歩を踏み出しましょうよ!

https://books.rakuten.co.jp/rb/16402462/



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