🌟 なぜフレンズ『Let's Get Away From It All』はUKロック史に残る名盤なのか? 🌟
🎧 まずはこの一曲!『Let's Get Away From It All』を象徴する、瑞々しいギターと高揚感あふれるホーン 🎧
軽快なアコースティック・ギターのカッティングと、弾むようなインディー・ポップ特有のビート、そして彼らのサウンドの最大の武器であるトランペットの高揚感あふれる音色が交差して幕を開けます。ウィリアム・ジョーンズの少し甘酸っぱくイノセントなボーカルが乗る、彼らの代名詞にしてネオ・アコースティック史に残る完璧な青春アンセムです。
「Let's Get Away From It All」
フレンズとは?:サマーハウス・レコーズを支えた、珠玉のピュア・ポップ・バンド
フレンズ(Friends)は、イギリスで結成されたインディー・ポップ・バンドです。ボーカル/ギターであり、メイン・ソングライター兼レーベル(Summerhouse Records)の創設者でもあるウィリアム・ジョーンズを中心に活動。本作録音時のメンバーは、ウィリアムに加え、スチュワート・モファット(キーボード/トランペット)、ジョー・スペイン(Jo Spayne:ギター)、ピーター・モード(ベース)、グレアム・ロビンソン(ドラム)という編成でした。今回は、1988年にリリースされた彼らの記念すべき1stアルバムを取り上げます。
1. 「愛(Love)」という言葉を使わない、独自のロマンチシズム
ソングライターのウィリアム・ジョーンズは、ポップ・ミュージックで手垢のついた「Love」という単語を初期の楽曲群において一切使わないという独自のポリシーを貫いていました。ありふれた言葉に頼らず、いかにして別の言葉でポップなロマンチシズムを表現するかというこだわりの姿勢が、彼らの楽曲に独特の文学性と瑞々しさをもたらしています。
2. トランペット奏者を巡る苦悩と、奇跡のアンサンブル
彼らのサウンドを同時代のバンドから頭一つ抜けさせている「トランペット」ですが、実はバンドにとって最大の悩みの種でした。「吹ける奴はルックスが合わず、ルックスが良い奴は吹けない。曲も覚えないしギャラも高い。トランペッターは悪夢だった」というウィリアムの言葉が公式記録に残されている通り、ライブや録音のたびに悪戦苦闘していました。そんな苦労の末に獲得したホーンの響きだからこそ、インディー・ポップに乗った時のカタルシスは格別なのです。
3. アルバム内の主要楽曲紹介
「Let's Get Away From It All」 前述の通り、イントロから疾走するトランペットが鳴り響く、アルバムのタイトル・トラックにして彼らの最高傑作。アコースティック・ギターのカッティングとホーンが織りなす、これぞネオアコ!という爽快感に満ちた大名曲です。
「Far And Away」 元々は彼らの初期シングルとしてリリースされていた楽曲の再録音バージョン。ジャングリー(煌びやか)なエレクトリック・ギターのアルペジオと、タイトで疾走感のあるビートが絡み合う、インディー・ポップの王道を行くアップテンポなナンバーです。
「Falling」 アルバムの前半を彩る、彼らの「ピュア・ポップ」な側面が最も強く出た一曲。優しくメロディアスなギターの響きと、ウィリアムの甘く親しみやすいボーカルが、夏の終わりのような少しの切なさと温かな余韻を残してくれます。
結論
『Let's Get Away From It All』は、アコースティック・ギターとトランペットという最強の組み合わせを武器に、インディー・ポップの持つ「瑞々しさ」と「甘酸っぱさ」の限界点まで駆け抜けた奇跡のレコードです。決してメインストリームの頂点に立つことはなかったマイナー・バンドかもしれませんが、そこに刻まれた真っ直ぐなメロディと青春の疾走感は、時代を超えて全インディー・ファンの心を掴んで離さない、純白のギター・ポップ名盤です。
本記事で紹介したアルバム
アーティスト名:フレンズ(Friends) /アルバム名: Let's Get Away From It All
(Amazonリンクプレースホルダー)
🎧 スマホで高音質で聴く(無料体験)
Amazon Music Unlimitedなら、このアルバムをハイレゾ(CD以上の高音質)で楽しめます。 まずはお試し期間で、その違いを体感してみてください。
👇 まずはお試しで聴いてみる
https://www.amazon.co.jp/music/unlimited/?tag=ontaro2025was-22

▼他のネオアコバンドも合わせてどうぞ!
▼他にもいろいろ紹介しています!
