クワバタオハラ エンタの神様事件
2005年9月10日、当時日本テレビ系列で放送されていたお笑い番組『エンタの神様』に女性お笑いコンビ・クワバタオハラが初出演した際に、くわばたが「おっぱい出します!!」などと暴れ回り、小原が蹴りや絶叫でくわばたを制止しつつ視聴者や関係者に泣きながら謝るといった事態が発生し、この放送を見た視聴者から多数の抗議やクレームを受けることとなった。

クワバタオハラはこの日、「エンタの神様」初登場であり、初の全国区の番組で漫才を披露した。くわばたは「カンニング竹山はウンコするとか言いながら実際はしてないですよね。私は本当に(胸を)出しますよ!」と言いながら上着を脱ごうとしていた。最終的には小原の制止もあり見せることはなかったが、ブラジャーの一部が露出していた。その後小原は、露出を諦めたくわばたに対して怒りをあらわにし、そのまま退場した。この放送を見た視聴者から電話による抗議が日テレに殺到したほか、クワバタオハラの公式ホームページの掲示板が荒らされ、パンクする事態に陥った。

その後、2005年10月29日の放送で前回の行為に対する多数の苦情があったことを認め、謝罪。くわばたは「カンニングとだけは一緒にされたくない、むしろ私たちのほうが先だ」と主張し、「本当に謝っているのか?」的な前フリをした上でウィッグを取り坊主頭を披露、これが自分の謝罪の気持ちであるとした。これに対しては客席から拍手を受け、謝罪は概ね受け入れられたようであった。
後年にくわばたりえがこの事件についての詳細を明かした。くわばた曰く、エンタの神様で披露したようなカンニング竹山的パフォーマンスは本来のクワバタオハラの持ちネタではなく(通常は正統派漫才を行うコンビだった)、当時のマネージャーの指示に従ったもので喧嘩したり暴れまわるパフォーマンスは何度もリハーサルした上で行ったものだったという(いわゆるヤラセ演出)。ある日、エンタの神様のネタ見せオーディションに行った際に普段から劇場やライブでやっていたような通常の漫才(ネタ)を披露したが、オンエアされずお蔵入りになってしまった。そこで当時のクワバタオハラの担当マネージャーから「お前たち何やってるんだ!またオンエアされなかったじゃないか!今、カンニングの竹山がキレ芸で人気があるから君たちも竹山さんみたいに派手なパフォーマンスをやった方がいい!」という指示があり、最初は断ったが結局やることになり次の番組収録時には通常のネタと暴れまわるネタの両方を披露したところ、暴れまわるパフォーマンスの方がオンエアされてしまった。その後、再度マネージャーから「次は坊主にして印象残してこい!」と言われ、坊主頭で謝罪するネタを収録したという。結果的にこの事件の影響でコンビの知名度が上がるきっかけとなった。
