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深夜番組『Revolution No.8』について

Revolution No.8』は、1994年にフジテレビ系列で放送された情報バラエティ番組。モーリー・ロバートソンと千葉麗子が司会を務め、番組内に仮想の国(カミモジャ)を作り、視聴者と一緒にその国を育てていくという内容。フジテレビは「殿様のフェロモン」や「オールナイトフジR」などお色気路の線番組が失敗した後、エロから脱却し、マニアックな番組を制作するようになったが、当番組もそれまでの深夜 = エロとは異なる路線の番組内容だった。

番組の司会者だったモーリー・ロバートソンと千葉麗子

1990年代はPCやインターネット等の存在が台頭してきた時代だった。視聴者と一緒に情報をやり取りしたり、情報を検索したり有名人の肉声データを視聴者がダウンロードしてそのデータを基にソフトに組み込み、視聴者が好き勝手な歌を歌わせる企画(今でいうボーカロイドの原型)があったりした。フジテレビの金光 修社長はこの番組について「Windows95が出来て日本にインターネットの環境が整い始めたのが95年なんです。そこから、パソコンがちょっとずつ入ってきた。その1年前に、インターネットの生番組やってるんですよ。動画配信をロンドンからとかやってて、もうほんとに先端的だったんです。だから、役人とかマイクロソフトの人とかも、毎週のように見に来ていました」。

放送当時の番組のワンシーン

「モーリー・ロバートソンさんのテレビ初登場。ラジオで面白そうだなって。なんかすげえ、頭いいやつがいるって呼んでねえ。私のことを覚えてるかどうか、分からないですが。土曜の深夜90分番組を半年やりまして。世の中的には早すぎるから、誰も分からないんですよ。その時、バラエティーのプロデューサーから『訳分からねぇ番組やってんじゃねぇ』って怒鳴り込まれましたもん(笑い)。すごい画期的だったと思います。通信回線を使ってロンドンからピーター・ガブリエルの動画を配信させたりとかして。あと多分、日本で最初にインターネット通販やって、それでディノスの商品を売ったんですよ。こういうこともできるって。だけど、深夜だったし、インターネットの番組だから話題になりようもない。みんなついて行けなかった。視聴者が何やってんだか分からないっていう番組で、社内の一部の人間にはすごく分かってもらって、いまだに言うやつはいますけどね。『すごかったね』って」。「ロンドンとやりとりして、いろいろやったんですよ。だけどフジテレビの技術の人も分かってくれなくて、インターネット回線なんて引けないわけですよ。専用回線を引いてくれって言っても、総務も分からないんだから。でも結構、役所からとか、経済界から評価受けましたよ。テレビ業界から受けなかったけど(笑い)。そういう意味では、何から何にまで、いろいろなことをやりましたね」と明かしている。

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