自転車カスタム(折り畳み14インチ)Vol.7~佐渡島サイクリング~
FIAT AL-FDB140 という折りたたみ自転車の運用記録&カスタム記録、Vol.7です。Vol.7では自転車改造よりも長距離走行への準備と佐渡島ライドの自転車旅日記が主になります…が『自転車改造は自己責任』です。『公道や歩道を走行できる安全な整備』ができない場合、自分でやるべきではありません。
このVol.7ではFIAT AL-FDB140(DAHON DOVE , BYA412series , RENAULT(ルノー) LIGHT8)でロングライドする上で施した装備を纏めます。自転車を乗り換えた今でも装備、パーツ、道具も、この記事を書いている2023年時点でも現役で使用しています。
目的地を決めるまで
Vol.6までで、走行性能UPの為の足回りのカスタムをしました。ギアもシングルから3速になったので、自転車旅を思いつきます。「どこかで腕試し(脚試し?機材テスト?)」できないものか…そして1冊の本を読んで『佐渡島にサイクリングに行こう!』という結論になります。季節は夏。新潟県はスキーで苗場なり越後湯沢あたりで遊んでましたが、そういえば夏の新潟県は未体験、佐渡島は未踏の島、自転車でも上越新幹線で輪行すれば、すぐイケるしええやん!となりました。

『いきなりロングライド!』では著者が佐渡ロングライド210を走ります。流石にもちろん「いきなり佐渡一周行くぞ!」とはなりません。著者はフル105の700Cロードバイクですし、佐渡210km走る時にはデュラエースのホイール履いています。佐渡ロングライドでは、走行距離に応じてコースが設定されています。そこで、北佐渡をぐるっと走るコースを選びました。標高差についても細かく情報を得て、自分の走力なら行けそうだな、と思いました。目標は100km超のライドです。速度は求めません。サイクリングですから。

佐渡ロングライドは、エッセイにも纏められるように、毎年盛大に開催されているサイクルイベントのようですね。いつか行きたい…。
装備等
ロングライドの為に荷物・夜間走行の装備として購入したもの→
①キャットアイ CATEYE HL-EL461RC [VOLT400 充電式ライト ブラック]
②アピデュラ APIDURA サドルバッグ 17L
③モンベル フロントバッグ 4.5L(財布カメラ等小物類を収納)
④R250 本革調ツールケース ロングサイズ ブラック(雨で浸水する為、今は破棄してゼファール ツールケース Zボックス Lを使用)
ロングライドで夜間走行を念頭に、ヘッドライトはそれなりに信頼性もあり光量も十分なものを買いました。この記事を書いている2023年現在でも使用していますが、このライトの充電端子がUSB-Cではなく台形のMicro USB Type-B端子なのです。出先でのケーブルが増えるので、機会を見つけてVolt 800 NEOに置換したいですね。
アピデュラはバイクパッキングの先駆け?なのか、様々なバッグが充実しています。値段は少々しますが…。自身が購入したアピデュラの17Lサドルバックは防水性はない?ものの大容量ゆえに2023年の現在でも愛用してます。700cのロードバイクに、16インチの折り畳み自転車に、飛行機に鉄道にと頑丈に活躍しています。2023年時点でのモデルは防水性を謳ってますね。
https://www.tokyolife.co.jp/shop/twstore/060-0159-1776-9928
ツールケースには、タイヤレバー・予備チューブ2本・パンク修理用パッチ・ウェス・使い捨てのゴム手袋・自転車用の六角レンチを備えた携帯型マルチツールが入ってます。ツールケースに入り切らないものとしては、空気入れのポンプは、サドルバックに入れています。
14インチのホイールで困るのは、空気入れのバルブによっては、バルブそのものが大きくて利用できない、というケースがあります。筆者はのちのち、ロードバイク用にちゃんとしたフロアポンプを購入することになるのですが…リアホイールのスポークとハブが干渉して、バルブ入らないんですよね。携帯ポンプは少々嵩張るのですが、体重をかけてポンピングできてかつしっかり空気を入れることができるので、これにしています。ツールボックスに入る小型の空気入れポンプを買ってみましたが…14インチで70psi程度ならいけるけどタイヤのでっかい700Cではキツイんじゃないかなぁと、無駄な出費に終わっています。タイヤの取り外し及びチューブ交換は、鹿島神宮~大洗~水戸サイクリングでスローパンクをしたので、その時に使ったタイヤレバーです。いざパンクしたときに、リカバーできるように、道具の使い方は会得しておきます。
プラスして、キャンプやトレッキングなどアウトドア的な旅するときや海外旅行の時は、私はアーミナイフやプライヤーツールを常に持ち歩きます。飛行機に乗る際は預託手荷物にしければ、手荷物検査場で没収となってしまうので、そこだけは気をつけてますが…ハサミ、ピンセット、栓抜き、プライヤーはよく使います。今でも自転車旅の時は携行します。特にラジオペンチの代わりになるプライヤーは、ネジ山が潰れたとき(自転車で多用される六角穴付きボルトではそうそう起きないとは思いますが)タイヤに何かが刺さってしまいパンクしたときは、引っこ抜く等して取り除かねばなりません。
ベタですが、ヴィクトリノックスとレザーマンを2本持ちで携行しています。14インチの自転車に乗る時は、軍手と一緒にトップチューブバックに収納しています。
佐渡島(北半分約100km)を走る準備
①トラブル時の備え
今までは鉄道沿線をライドしていたのでトラブル時は輪行して対処できましたが、佐渡ではそうはいきません。もしも自走不可能になった場合、バス及びタクシーになります。鉄道の場合は輪行袋に入れて輪行可能ですが、バス輪行は、バス会社によって可か不可が分かれます。都市間を結ぶ長距離バスで折り畳み自転車ならOK、路線バスはNGなどバス会社によってバラバラです。自転車保険に付帯するロードサービスを依頼することは、地域によっては対応の可か不可が分かれます。佐渡島はバス本数は少ないので、各地点での最終のバスの時刻をチェックしておきました。バス輪行が不可なら自転車はレンタカー等で回収するつもりでいました。
②補給について
佐渡島は両津~佐和田を横断する国道350線沿いが街っぽくなってるのですが、そこ以外はスーパー・コンビニは非常に限定されます。なので、両津港をスタートしたら佐和田を最後に、食料・水分等の補給は受けられない事を念頭にしました。もちろん、サイクリング前日に「とにかく食べておく」はしましたが…8月で真夏ですし脱水症状とハンガーノックはシャレになりません。塩タブレット・必要なカロリー(羊羹・アンパン・ゼリー飲料)は考えて準備しました。佐渡島は北端に大野亀という名勝とロッジがあって、そこで昼食を取るタイムスケジュールでいました。
③サイクリングの荷物は最小限に
ホテル選びは、正直失敗だったと思っています。佐渡には2泊の行程でしたが、8月のお盆とはいえ安さ先行でホテルを決めたのは失敗でした。初日のホテル(旅館)は国道350線から大佐渡スカイランという金北山(大佐渡でイチバン高い山)を掠めながら走るルートの脇にあり、両津港から12kmとクルマ目線だと一見アクセスは良いのですが、結構な坂道を登らないと行けませんでした。標高100mはありそうな斜度では14インチはウィリーするので下車して押します。そもそも国道も街路灯は皆無で真っ暗ですがそこから脇道は更に真っ暗です。400ルーメンのライトが威力を発揮します…が、ライトの発熱がアチチで「これホントに3時間持つのか?」と思うくらいでした。(島あるあるですが、夜空の星々は抜群に綺麗)そして翌日は別のホテルに、両津港から南に5km程の加茂湖沿いをホテルとした為「ホテルに荷物置きっぱなし」ができないのです。仕方ないので翌朝12km走って両津港ターミナルのコインロッカーに荷物を預ける事にしました。

佐渡島サイクリングスタート(北半分約120km)
朝日とともに宿を出発です!自転車は納屋のような所に入れてもらいました。ドミトリーで同室だった方と一枚パシャリ(フェリーも一緒で、輪行袋持っていたので分かったこと。偶然。)同室だった方が「クロスバイクで走る」という事。同じサイクリング仲間です。700C VS 14インチです。ドミトリーは12畳くらいの部屋に2段ベット2つ。予定のサイクリングルートが一緒とはいえ、クロスバイクでは追いつけないかな…と思っていたので。この段階では「行ける所まで一緒にいきましょう」「とりあえず佐和田のコンビニで待ち合わせましょう」と約束して別れます。

さて、荷物を両津港のコインロッカーに預けなければなりません。早速12km余計に走ることになりますが、仕方ありません。

フェリーターミナルの1Fにあるオシャレなカフェ。コレを撮ったのは朝6:20です。今は営業時間 6:30〜19:15ですが、ド早朝なのに開店していました。翌日立ち寄ろうと思い、写真だけ。

佐和田海岸で撮影。宿や食事処、カフェが多く、両津港とは反対側の東岸ですが便利な街でした。コンビニで補給して、いざ走り出します。北佐渡を時計回りにあとぐるっと100km程を走ります。

前評判は書籍で読んでましたが、佐渡島の景色は絶景です。時計回りに走っているので左側が海岸なのですが、非常に見ごたえのある景色です。


入崎にてトイレ休憩。佐渡一周線という県道45号線は交通量も少なく走りやすいです。700Cのクロスバイクに負けず、こちらはビンディングシューズです。アップダウンでも食らいつきます。50km程一緒に走って、走行速度的に一緒に走れそうだったので、クロスバイク✕14インチ自転車で、ゴールまでご一緒することになりました。

「Z坂」を登ります。45T-17Tで登りました。ウィリーしない程度の斜度ですが、キツイです。

スタートから70kmくらい走って、佐渡島北端エリアの名勝、大野亀へ。

大野亀にはバス停と食事処と土産物屋のようなロッジがあり、そこでお昼ごはんとします。カレーを食べました。サラミとかおつまみ系が売ってたのですが、油ものは疲れた身体にちょっと…ということで。自販機はあるので水分は買えます。高台で岬なので風は強いです。日陰のあるベンチで1時間ほど休憩します。

ゴールの両津港フェリーターミナルまでは、あと35kmです。


北佐渡の東側と比べると、西側は自転車と共に撮れるフォトスポットが少ないです。というのも道端を木々が掠めてカーテンのようになっていて涼しいのは良いのですが、眺望という点では、遠方に見通しがききにくい所が多いです。そして曲がりつつ登り下りする東岸と比べると西岸は、直線道路でアップダウンがあります。

真っ直ぐな道が多いけど名勝は多い…という事で、自転車と絡めて撮るのは難しいなぁという印象です。走行距離はこの時点でこの日の走行距離で100kmは超えており、自身の自転車でのロングライド記録更新ですが、だいぶ身体はキツイです。ならばと引き足で漕ぎますが、この頃から先行するクロスバイクに追いつけなくなってきます。
トンネルの路側帯を走っていたら、左手に封鎖された駐車場があったので、たまらず休憩を申し出ます。「脚が攣りそうです!」


終盤30kmは大いに私が足を引っ張り、両津港到着は17時でした。ともあれふたりとも無事に怪我なく北佐渡をぐるっと120kmできましたので、お疲れ様でしたの早めの夕食です。よかったよかったと一安心。

本日の宿は、加茂湖を見晴らす高台にあるホテル。温泉があり、洗濯ができます。洗濯機を回している間、温泉で疲れを癒やし、サイクルジャージとレーパンは部屋干しし、泥のように眠りました。

翌日は、案の定、足以外にも全身が筋肉痛で、どんなに頑張っても時速15kmしか出ません。引き足メインで近場をサイクリングします。


お寿司屋さんは『いきなりロングライド』で掲載されていたお店です。アサリ出汁のラーメンとお寿司!美味!

14インチ自転車で長距離サイクリングでツラい所
フラットバーでポジションを替えられないので疲労がたまる=折り畳み時のコンパクトさ重視しており、ステム等でアヘッド化やブルホーン化も手段だけどコンパクトさは犠牲になるのでトレードオフかと。
車輪が小さい=路面の舗装状態の良し悪しが振動となって身体の疲労に直結する
このDove系フレームは高速時の直進安定性に欠け、フレームが硬い→パッドを入れても尻も痛いし体中が痛い。今どきの14インチだとK3やfunhon製自転車の方が余程身体に優しい
自分に合った補給食を
今回の佐渡サイクリングでは、ロングライドするにあたって補給食を積み込みました。自転車乗るようになって、アイスをよく食べるようになりました。冬のゲレンデでもソフトクリームを好んでますが…自転車にアイスは、カラダを冷却するためか、一層美味しく感じます。それと、カロリー補給の為の甘味です。塩分は塩タブレットでなんとかしてます。僕はどちらかというと少食で、どんなにドカ食いしても贅肉がつかない超ガリガリなカラダなのですが、裏を返せば「燃費が悪い」「栄養吸収効率が悪い」「胃腸が弱い」 ということを改めて知らされました。コンビニ補給が可能な場所でロングライドするときは、もっぱら羊羹とコーラとゼリーです。ダラダラ平地走る時は、2時間ごとにコンビニで梅干しおにぎり2個が定番です。
ブレーキ力の強化の必要性
FIAT AL-FDB140(DAHON DOVE , BYA412series ,RENAULT(ルノー) LIGHT8)に既設のチェーングを45Tと大型にし、多段化するカスタムをしました。そのためカスタム前よりも高速化をしています。フロント45t-リア9tなら、時速30kmは余裕で出ます。つまり下り坂でも踏めば加速できるのです。しかし、この時点でこの自転車は、ブレーキは既設のテクトロのVブレーキで、正直ブレーキ力不足なのです。テクトロは台湾の自転車用ブレーキメーカーなのですが、安価な自転車だとブレーキはコストカットの対象になるのか、テクトロ製の安価なグレードが充当されます。テクトロといっても決してチープなものではなく幅広い製品を取り揃えています。TRP(Tektro Racing Productsの略)という高級なレーシングラインも取り扱いますし、筆者はロードバイクとミニベロでは機械式ディスクブレーキを選択していますが、ディスクキャリパーはTRPです。
北佐渡サイクリングはアップダウンを伴うコースで、下りでは踏めば時速40km以上が出ます。そういった道で下りつつカーブ~等だと必然的にブレーキによる減速の必要が出てきますが、いかんせん力不足なのです。元々この自転車はこの速度域での運用を想定していないのですから、当然ともいえます。次回の記事ではVブレーキと、ブレーキハンドルの交換について取り上げます。
#自転車 #わたしの旅行記 #サイクリング #ミニベロ #チェーン #輪行 #折りたたみ自転車 #Aliexpress #自転車カスタム #自転車改造 #ディレイラー #FDB140 #中華通販 #佐渡 #新潟 #佐渡島 #LIGHT8 #自転車旅
