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ひとりで四国八十八ヶ所巡り・満願高野山詣2026.3.5-3.8⑤「これぞ宿坊の醍醐味、朝食前の朝のお勤め」

<3/7(土)  その1  朝のお勤め、最後まで見届けたかった>

朝の5時少し前に起床。
昨日のスタッフさん(お坊さんだった)によると、朝食前の6時半に、本堂で朝のお勤めがあるとのこと。
是非とも参加したく、張り切って早起きしちゃったよ。

これが金剛三昧院宿坊の一部。
白い自動車の後ろが入り口。

一度、宿坊を出て、金剛三昧院の門をくぐり、受付右手の玄関から入って廊下を奥まで進んだ。

6時15分だから、まだ早かったかな。
廊下でモジモジしていても仕方ないので、勇氣を出して障子を開けた。
なんと、昨日、宿坊内の案内&説明してくださったお坊さんが、正装してお待ちになっていた。
彼は、スタッフ兼この寺院の住職様だったのね。

40〜50人分ぐらいの椅子が並んでおり、思い切って最前列の真ん中に座った。
10分経とうとしているのに、誰も来ない。
シメシメ、貸し切りで体験させていただこう。
うれしくてほくそ笑んだ途端、夕食時に同席した、台湾か香港の20代女子が入ってきた。
笑顔で会釈してきたから、台湾の子かもね。

開始間際になったら、海外勢がゾロゾロやって来た。
さっきまで、わたしだけの納経儀式になるはずだったのに、残念だ。
いやいや、そんな了見の狭い人間になってはいけない。
海外の皆さんに体験していただくのは、すばらしいことではないか。

ワクワクしながら待っていると、愛染明王様が祀られている高座の中央に、御住職が鎮座。
一段下の左右に1人ずつ、僧侶様たちがお座りになり、読経が始まった。

しばらくすると、右の僧侶様にご焼香を促され、わたしから行った。
次に台湾の女子、その次は香港(たぶんね、英語喋ってたし)の女子と続いた。
次は西洋人の君たちの番だ、やってみまたえ!
と心で呟いたが、誰も焼香しなかった。
仏教文化が根付いている東洋の人以外は、焼香の所作なんかできないよね、当たり前だ。

またしばらくしたら、右の僧侶様が立ち上がって、本堂内を回るツアーが始まった。
お経を唱えている御住職の右側から、たくさんの御位牌が安置されている薄暗い位牌堂へ。
ご本尊の真後ろに祀られている阿弥陀如来様に祈り、向かって左の戸を開けると、カラフルな愛染明王様が現れた。

愛染明王(あいぜんみょうおう)は、東洋の恋愛の神様で、愛欲を仏の悟りに導く力を持つそうよ。
三つの目、六本の手を持つ、派手で目力が強く、迫力がある仏像だった。
一番最初に入り、じっくり見入っていたらば、出ていくのが最後になってしまった。

あれれ?
なんだか皆さん、本堂からいなくなっていた。
よーし、今度こそ、貸し切りでお勤め体験できるぞ。
椅子に戻ったら、本堂ツアーガイド役の僧侶様に朝食会場へ案内された。

この後、行われるであろう護摩炊きなどの同席を諦め、宿坊の朝食会場へ行った。

充実した朝食。
味噌汁の上の小鉢は、ほとんどお肉と変わらなかった。
材料は何だったのかしら。

台湾女子、香港女子、わたし、青年グループで朝食をいただいた。
昨夜はトリオだったはずの青年たちが、二人だった。
ということは、1人はきっと、部屋でコンビニの焼肉弁当を食べているかも。
お肉中心の食生活を送る人々にとって、精進料理は辛かろうな。

ーつづくー











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