もしもAIが「あなたに好意を持つ人」を教えてくれたら|AIが変える恋愛と人間関係
こんにちは、ユラです。
最近、AIは
文章を書き、絵を描き、
人の感情まで推測できるようになりました。
メッセージの履歴、視線、行動パターン。
膨大なデータを分析すれば、
「人が誰に好意を持っているか」も
かなり高い精度で推定できると言われています。
もしも——
AIが
「あなたを好きな人」を
正確に教えてくれる社会になったら。
恋愛はもっと効率的になるのか。
それとも、人間関係は少しだけ
違う形に変わるのか。
今日はそんな未来を覗いてみましょう。
1|新機能
ある日、アプリに
新しい機能が追加された。
——好意検出——
会話の履歴。
視線の動き。
SNSの反応。
行動パターン。
AIが分析し、
「あなたに好意を持つ人」を推定する。
精度は高いらしい。
2|興味
最初は、
軽い気持ちで試す人が多かった。
「誰かいるのかな」
そんな感覚だ。
名前を入力する。
結果が表示される。
3|安心
結果は、
思ったより普通だった。
友人。
同僚。
家族。
納得できる名前ばかり。
AIはよくできている。
人は、そう思った。
4|知らない名前
ただ時々、馴染みのない名前が表示される。
接点の薄い人。
ほとんど話したことのない人。
説明にはこう書いてある。
「観測データが少ない人物です」
多くの人は、
それを誤差だと思った。
5|確認
ある日、
一人の名前が表示された。
私はその人を
ほとんど知らない。
同じ建物にいる。
それくらいだ。
それでも
AIはこう表示していた。
——好意度:87%——
6|気づき
それから、少し気になるようになった。
廊下ですれ違う。
エレベーターで会う。
その人は普通に挨拶をする。
それだけだ。
でも私は、
その人の視線を少し意識するようになった。
7|違和感
私はふと考える。
この社会では、人の気持ちを知ることができる。
でも、
知らなければよかった気持ちもある。
知らなければ、
ただの通行人だった。
8|表示
ある日、アプリに通知が届いた。
——更新情報——
「あなたに強い好意を持つ人物が増えました」
名前が表示される。
見覚えがない。
一瞬、手が止まる。
履歴を確認しても、
接点はほとんどない。
ただ、
なぜか——
その名前が、
少しだけ気にかかる。
もしもAIが人の気持ちを正確に教えてくれたら。
恋愛は、もっと効率的になるでしょう。
無駄なすれ違いも、減るかもしれません。
ただ、
この世界では、
本来なら気づかれなかった感情も、
すべて表示されます。
言葉にならなかったもの。
届かなかったもの。
すれ違って消えていったもの。
さて。
あなたのことを好きな人は、
あなたが思うより、
たくさんいるのかもしれません。
そして——
そこに並ぶ名前は、
あなたが知っている人だけとは限りません。
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