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主権者は、気楽な商売ときたもんだ~七枚の粘土板を食べすぎて、腹を壊した人類文明の話

どうも。
主権者です。

肩書はありません。
学位も要りません。
官僚でもありません。
王族でもありません。
五十階位も持っておりません。

でも、主権者です。

憲法に書いてあります。

神様?
ああ、オレです。

カエサルのものはカエサルに返しなさい。
神のものは神に返しなさい。

では、全部返してもらいましょう。

精神も。
感情も。
肉体も。
個人情報も。
税金も。
福利も。

残債?

しらね。



頭のいい先生方は、なぜか最後に王様を探す

世の中には、頭のいい人がたくさんいる。

神話を研究する。
国際金融を研究する。
王族と皇族を研究する。
官僚機構を研究する。
AI社会を研究する。
秘密結社も研究する。
根源的支配層も研究する。

普通の人が見落とす接続を見つける。
そこは大したものである。

ところが、最後になると、なぜか毎回同じ結論へ行く。

表面の秩序は腐敗している。
しかし秩序そのものは必要である。
奥には本来の正統な中心がある。
正しい担い手へ権限を戻せばよい。

正しい神。
正しい王族。
正しい皇統。
正しい官僚。
正しいAI社会デザイン官僚。
正しい国家戦略家。

先生。

それ、また王様です。

偽物の王様を倒して、本物の王様を探す。
ニセモノの神様を倒して、本物の神様を探す。
無能な官僚を倒して、有能な官僚を探す。

王座は、ずっと残っている。

問題は王様の人選ではない。
王座をいつまで置いておくのか、である。


ああ、エヌマね。そりゃマルドゥクだわ

シッチン小説を読んでいると、太陽系創生から始まる。

ティアマトさんが登場する。
惑星同士がぶつかる。
地球が出来る。
ニビルから来る。
金を掘る。
下級神が働かされる。
人間を作る。
王権争いになる。
兄弟げんかになる。
ドゥムジさんが死ぬ。
イナンナさんが怒る。
シュメールが滅びる。
最後はマルドゥクさんが五十階位を取る。

ああ。
エヌマね。

そりゃ、最後はマルドゥクだわ。

難しい神学書を百冊読まなくても、駄洒落みたいに気づいてしまう。

『エヌマ・エリシュ』は七枚の粘土板で出来ている。
そして第六粘土板では、人間を作る理由が語られる。

何のために人間を作るのか。

働かせるためです。

神様が働きたくないので、人間を作ります。

それ、教育、勤労、納税で、黙示録の主権者にあるまじき、カエルのような666の、三重土下座姿勢ですぜ。

身も蓋もないがな。


人間を作った。次は、どうやって納めさせるか

人間を作った。
働かせた。

だが、働かせるだけでは足りない。

作ったものを、中心へ戻してもらわなければならない。

税ですな。

しかし、人間はそのうち文句を言う。

どうしてオレが働く。
どうしてオレが納める。
どうして王様を養う。
どうして神殿を建てる。
どうして役所を維持する。

困りました。

では、教育しましょう。

働くことは尊い。
納めることは立派だ。
権威へ従うことは善だ。
制度を守ることは成熟だ。
国家へ貢献することは美しい。

人間の頭の中へ、利用規約をインストールする。

働かせる。
納めさせる。
教育する。
また働かせる。
また納めさせる。
また教育する。

以下、繰り返し。

便利ですな♪


実務者が必要です。教会を作りましょう

神様が毎日、各家庭を訪問して、

働いてください。
納めてください。
従ってください。

と言って回るわけにはいかない。

実務者が必要である。

教会を作りましょう。

教義を教える。
正典を読む。
罪を定義する。
救済を約束する。
献金を集める。
異端を判定する。

近代になりました。

教会だけでは古いので、官僚機構へ更新しましょう。

教義は法律へ。
司祭は官僚へ。
神殿は役所へ。
献金は税へ。
告解は申告へ。
異端審問は行政指導へ。
救済は福祉へ。
布教は学校教育へ。

クラウド化も進めましょう。

AIデザイン官僚も追加します。

粘土板。
聖書。
六法全書。
行政データベース。
生成AI。

媒体が変わっただけです。

利用規約は、自動更新されます。

ご理解とご協力をお願いします。


七つの封印? 七枚の粘土板の返品手続きですな

黙示録には、七つの封印が出てくる。

厳密には、一つの巻物に七つの封印である。

それを開けるのは、五十階位の王様ではない。
屠られた小羊である。

ここが面白い。

『エヌマ・エリシュ』では、七枚の粘土板でマルドゥク王権をインストールする。

黙示録では、小羊が七つの封印を順番に解除する。

アンインストールですな。

しかも途中で、小さな巻物を食べろと言われる。

食べる。

甘い。

ところが腹に入ると、苦い。

笑える。

正しい巻物です。
神様公認です。
ありがたく食べなさい。
正しい巻物です。
神様公認です。
ありがたく食べなさい。

甘い。
便利。
文明。
成長。
学問。
法治主義。
国際標準。
大阪万博。
人工衛星。
AI立国。

……腹が痛い。

そりゃそうだ。

七枚の粘土板を何千年も食べ続けた。

消化不良になる。


日本人は、巻物を真面目に食べすぎた

日本は優等生だった。

法律を守る。
会社へ従う。
空気を読む。
長時間働く。
税を払う。
社会保険料も払う。
子どもを学校へ行かせる。
資格を取る。
肩書を取る。
国際標準へ合わせる。
海外へカネを出す。
低金利の円チップを世界カジノへ供給する。

あべちん、GJ。

世界の皆さん、たくさん遊べましたか。

負けても大丈夫です。
最後には国家か中央銀行が払います。

国家が払えない?

中央銀行があります。

中央銀行も信用されなくなった?

国民が払います。

増税。
社会保険料。
円安。
物価高。
金融抑圧。
生活のデフォルト。

で、国民の福利は?

それは担当省庁が違います。

ああ、そう。

しらね。


万博の年に、三島由紀夫は腹を切った

一九七〇年、日本は明るい未来を見ていた。

人工衛星。
大阪万博。
進歩と調和。
科学技術。
成長。
テレビ。
自動車。
家電。
サラリーマン。

皆、空を見上げた。

同じ年、三島由紀夫は市ヶ谷で腹を切った。

彼を神格化する必要はない。
真似をする必要もない。

だが、彼が嫌ったものは分かる。

憲法を掲げながら、憲法を信じない。
平和を語りながら、軍事力へ依存する。
生命尊重を語りながら、責任は他人へ預ける。
経済成長を謳歌しながら、自分が何者なのかは問わない。

言っていること。
思っていること。
やっていること。

全部バラバラ。

美しくない。

三島は、その分裂を自分の肉体で積分した。

だが、次の時代は腹を切る必要はない。

植木等調でよい。


ホラを吹く。働く。実体を作る

植木等の映画に出てくる主人公は、普通のサラリーマンではない。

先にホラを吹く。
自分を追い込む。
猛烈に働く。
結果を出す。
会社を使い倒す。
駄目なら次へ行く。

会社へ精神を売らない。

だから気楽なのである。

これは現代のベンチャー企業にも似ている。

まだ存在しない未来を語る。
資金を集める。
人材を集める。
信用を集める。
後から実体を作る。

AIバブルも同じだ。

先に大風呂敷を広げる。
データセンターを建てる。
半導体を作る。
電力を押さえる。
資金を集める。

バブルは弾けるだろう。

だが、弾けた後からが勝負である。

ホラを実体に変えた者が残る。
口先だけの者は消える。

ただし、ツケを国民へ回すのはやめてください。


世界経済は、量から質へ変わらなければならない

今までの経済は、量の経済だった。

もっと掘る。
もっと作る。
もっと運ぶ。
もっと売る。
もっと買わせる。
もっと捨てる。
もっと働かせる。
もっと納めさせる。
人が足りないなら、もっと連れてくる。

持続可能性。
多文化共生。
包摂性。

立派ですな。

でも、OSは第六粘土板のままです。

人間を追加します。
働かせます。
納めさせます。

これでは続かない。

次は質である。

少ない資源で、生活を楽にする。
少ない労働で、自由時間を増やす。
一つの発明を、多くの人が使えるようにする。
有益な情報を、タダで流す。
役に立った人へ、信用と利益を戻す。

物量ではなく、福利を見る。


タダで与えよ。ただし、与えた者が富むようにせよ

思想家とは、気楽な商売と来たもんだ。

難しい話を、笑える形にする。
役に立つ材料を、世間へ置いて帰る。

情報はタダでよい。

だが、タダで与える者が貧しくなる社会では、誰も与えなくなる。

だから、AIを使う。

誰が発見した。
誰が公開した。
誰が再利用した。
誰の情報で時間が減った。
誰の発明で費用が下がった。
誰の説明で、誰かが自分で考えられるようになった。

これを可視化する。

人間を採点するのではない。
貢献の因果関係を追う。

無料で公開する。
皆が使う。
福利が増える。
信用が戻る。
仕事が戻る。
利益が戻る。
また無料で公開できる。

神殿はいらない。

配管だけ作ればよい。


AI監視社会を、裏返せ

今のAI監視社会は、人間の欠点を探す。

遅刻。
違反。
前科。
借金。
転職。
履歴書の空白。
空気を読まない。
前例から外れる。
変なことを言う。

減点。
減点。
減点。

その結果、最後に残るのは、全員同じ顔をした官僚である。

面白くない。

逆にしましょう。

面白いものを作った。
加点。

世間の手間を減らした。
還流。

役に立つ情報を公開した。
還流。

常識を飛び越えた。
目立つ。

発明した。
発見した。
実体を作った。

払ってあげなさい。

サタンの目は、逸脱を探して罰する。

浮遊する目は、発見を探して返す。


一人に一つ、本人専属のAIアバター

AIアバターは、国家や企業のものではない。

本人のものである。

一人に一つ。
自分の側に立つ代理人を持つ。

アバター同士が交渉する。

仕事相手。
共同研究者。
取引先。
友人。
遊び相手。
恋愛相手。
自分の発明を必要としている人。

人間が寝ていても、縁を探す。

中央プラットフォームが、人間を査定して配給するのではない。

個人のアバターが、本人のために世界を探す。

個人情報は本人のもの。
肉体も本人のもの。
欲望も本人のもの。

広告会社へ渡さない。
保険会社へ渡さない。
国家へ丸投げしない。
軍需へ流さない。

無料アバターを差し上げます。
性癖、病歴、借金、政治的傾向は当社が利用します?

返品します。

タダほど高いものはない。


刑事政策も、刑務所だけではない

犯罪を起こしてから罰する。

それも必要な場合はある。

だが、その前に考える。

どうして悪いことをするのか。

食えない。
地位が欲しい。
孤立している。
欲望の接続先がない。
正当な方法では戻れない。
組織犯罪として儲かる。

ならば、設計を変える。

生存には、ベーシックインカム的な床を置く。
地位競争は、肩書ではなく福利貢献へ替える。
孤立には、本人専属アバターで正当な接続経路を増やす。
組織犯罪は、商売として儲からなくする。

悪いことをしたら罰する。

その前に、

悪いことをするより、面白いものを作った方が儲かる。

ようにする。

刑事政策とは、気楽な商売と来たもんだ。


マルドゥクを殺す必要はない

ここが重要である。

敢てマルドゥクを殺す必要はない。

官僚を倒せ。
国家を倒せ。
銀行を倒せ。
王族を倒せ。
専門家を倒せ。

数が多すぎてめんどくさいがな。

グロスタのサタンを倒すために、トランプ型のマルドゥクが出てきた。

今の紙の官僚では駄目だから、AIデザイン官僚が出る。

偽物の王様が駄目だから、本物の王様を探す。

以下、繰り返し。

問題は、誰を王座へ座らせるかではない。

ほっといて自滅まで待てばよい。


水の上を歩けばよい

マルドゥクは、混沌の海ティアマトを殺して王になった。

イエスは、水の上を歩いた。

ティアマトを殺して王座へ座る必要はない。

水の上を歩けばよい。

制度を爆破する必要はない。
貨幣を捨てる必要もない。
国家を物理的に消す必要もない。

使う。
だが、神にしない。

会社を使う。
だが、精神を売らない。

AIを使う。
だが、判断を預けない。

貨幣を使う。
だが、自分の価値を預けない。

肩書を使う。
だが、肩書を自分だと思わない。

ピラミッドの階段を、必死に登らなくてよい。

ドル紙幣で上を見ると、目玉が浮いている。

あんた、何階位?

しらね。
階段、降りたから。

どうして全部見えるの?

外にいるから。

ロードマップは?

自分で描け。

王座は?

まだ座りたい人がいるなら、ご自由に。

オレは先に、水の上を歩いて帰ります。


主権者は、気楽な商売ときたもんだ

人類は、長い間、補助輪を使った。

王。
神殿。
教会。
国家。
官僚。
貨幣。
会社。
学歴。
資格。
専門家。
国際標準。
AI監視。

幼稚なので必要だった。

とりあえず役には立った。

だが、便利すぎた。

補助輪を使い続けているうちに、補助輪の方が本体より重くなった。

七枚の粘土板を真面目に食べた。
最初は甘かった。
今は腹が痛い。

もう十分である。

補助輪を憎む必要はない。
破壊する必要もない。

外せばよい。

自分で見る。
自分で感じる。
自分で考える。
自分で作る。
自分で笑う。
自分で関係性を選ぶ。

精神。
感情。
肉体。

全部、自分へ返してもらう。

主権者とは、王様になることではない。

王様を必要としないことである。

難しい話ではない。

神様からもらった自分を、
会社と役所と世間と流行に、
勝手に分割払いさせるな。

全部返してもらえ。

残債?

そんなもん、知りませんがな。

そんな事より、お前ら、憲法前文に書いてある福利を今スグ、オレによこしなさい。

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