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いつのまにか、飛行機に乗りたいと思えるようになった。

空港、駅、バスターミナル。どれも旅の始まりという意味で、気持ちが上がる場所。でも私にとって、空港だけはちょっと違った。

どちらかと言うとワクワクよりもドキドキの方がずっと強かった。

搭乗までの手続きは複雑で、チェックインしてから離陸までの待ち時間は長く、乗ってからも予想よりずっと揺れることがある。そもそも数年に一度くらいしか乗らなかったから、ぜんぜん慣れないままだった。

私は千葉県出身で、成田からそう遠くないところに住んでいた。昔は成田空港に近い道端で、機動隊の物々しい格好をしたお巡りさんが検問をしていたり、「成田空港反対!」というスローガンをあちこちで目にした。学校の社会の授業でもその事を取り上げてた記憶がある。

今日の写真は羽田です。

人生で初めて飛行機に乗ったのは、福岡の父の実家に行くときだった。小学校低学年くらいだったと思う。想像よりも揺れたからか、とにかくガチガチに緊張していてひじかけを鷲づかみしていた。それを見た当時のCAさんが心配して(?)飛行機のおもちゃをくれようとした。けれど私は「いらない」と言ったらしい。そのやりとり自体は覚えてないけど、普段なら欲しくてたまらないはずの、そのおもちゃを受け取る余裕はぜんぜんなかった。

そんな経験があったからか、空港にも飛行機にも、ずっと良いイメージが持てないままだった。

でも今は違う。法事など、親の都合でもなく、出張でもなく、自分で計画して、自分の意思で乗る。

待ち時間は飛行機を撮ればいい。こうしてnoteの記事を書いていてもいい。あの頃のただ怖いだけだった揺れも、今は乗る前からなんとなくわかっている。

もちろん、食べて待つのも。

私の中では、もうほとんど新幹線と同じ乗り物になっていた。

ただ、着いた先は結構違う。
はるばる遠くへ来たからか、気候も、言葉も、味も、よく見ると生えている木の種類もなんか違う。

この非日常を味わいたくて、空港に行き、飛行機に乗る。そんな感覚に、今は変わった。


今日の写真は、全部Lumix G100DG 20mm F1.7で撮った。
この組み合わせは小さくて軽くて、もうほとんどコンパクトカメラ状態。それでいて優秀なファインダーも搭載。

ただレンズの写りが私には優秀すぎるので、このフィルター「ノスタルトーン」のBLUEを付けた。

本体+バッテリー+レンズ=約346g

フレアーがちょっと多いかな🤔
ネット上の意見を見ると、グリーンやオレンジはここまでフワッとしないらしい。つぎはそっちも試してみたい。



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