21.40代プログラミング素人がアプリを自作。Claude Codeで、FIREシミュレーターを作るには?|FIREシミュレーター実験室 #1
私は、プログラミングの知識がない。コードも書けない。
40代、文系出身の現役営業職である。
そんな私が、Claude Codeを使って、FIREシミュレーターを2分ほどで作ることができた。

初期版から更に機能を追加し、1日で自分好みのカスタム版へ育てることができた。
AIを使えば、自分専用のツールを作れる時代になったことを実感した。
今回はその可能性と、初心者がFIREシミュレーターを作る方法について書く。
一度、FIRE後の数字をきちんと確認したかった
理論上は、FIRE可能な資産と仕組みは作った。
しかし、将来にはまだ不安があった。
現在の資産状況や投資から得られるインカム、生活費を考えれば、あと2年でFIREに踏み切っても大丈夫だろう。
そう思いながらも、
本当にあと2年でFIREして安全なのか
退職後、資産は何歳までもつのか
運用利回りやインフレ率、生活費、FIRE年齢が変わると、結果はどうなるのか
こうしたことを、様々なシナリオで確認したことはなかった。
公開されているFIREシミュレーターを使ったこともある。
しかし、入力項目の意味が分かりにくかったり、自分が試したい条件に対応していなかったりして、結局使わなくなった。
欲しかったのは、自分の資産や生活設計に合わせた、自分専用のシミュレーターだった。
AIを、もっと使いこなしたかった
私は普段から、仕事でも私生活でも生成AIを使っている。ただ、使い方は調査、相談、要約、文章作成が中心だった。
一方で、後輩が、より多岐にわたる作業にAIを活用していたことを知った。
正直、焦りを感じるようになった。
AIを使うといっても、その知識量によって、何倍もの成果の差が生まれるのではないか。その差はやがて、仕事だけでなく、人生全体にも影響する。そう危機感を持つようになった。
とはいえ、プログラミングを一から学ぶにはハードルが高すぎる。
難しい勉強をしなくても、すぐに仕事や生活に役立つAIの使い方を知りたかった。
「年金シミュレーターを作った」という記事を見つけた
そんなとき、中年でプログラミング知識ゼロでも、年金シミュレーターを作れたという記事を見つけた。しかも3分で。
プログラミング知識ゼロ
Claude Code
年金シミュレーター
3分で完成
当時の私に刺さる言葉が入っていた。
「もしやこれ、簡単にできるんじゃ?」
すぐに、有料記事を購入した。
しかし、購入した記事には、「どのように始めるか」が書かれていなかった。
完全な初心者だった私は、そこが知りたかった。
それでも、簡単に作ることができた
購入した記事の内容にシュンとしてしまったが、このまま終わるのも悔しい。
そこで、Claude Codeの始め方や分からない用語を調べながら進めてみた。 すると、最初のFIREシミュレーターが、本当にすぐ作れてしまった。
出来上がった初期版(V1)が、冒頭で紹介したこちらである。

環境構築の時間を除けば、作成時間は2分程度である。
「まじかっ!」
思わず、一人でうなってしまった(笑)
なお、Claude Codeを使うには、最初に環境構築が必要になる。
その作業に15分程度を見込む必要があるが、一度環境を整えれば、その後は同じ要領で指示するだけで、簡単にシミュレーターを作成し、機能の追加ができる。
自分好みにしたい
簡単に作れると分かると、あれこれ手を加えたくなる。
シナリオ別に比較したい
いつFIREが達成できるのか知りたい
グラフを追加したい
入力欄を見やすくしたい
と、一つずつ機能を追加した。
改良版(V2)がこちらである。

私は、コードを書いていない。
V1からV2への機能追加も、5分程度である。
時代の進化への衝撃
これまでは、「こんなものがあれば便利なのに」で終わっていた。
しかし今は、ないなら自分で作るという選択肢ができた。
一つ作ってみると、次に作りたいものが次々と浮かんでくる。
アセットアロケーションシミュレーター
投資判断支援ツール
移住判断ツール
不動産投資シミュレーション etc
同じ方法を使えば、占い、クイズ、簡単なゲームなど、自分の想いをさまざまな形にできる。
これは未来の話ではない。今、実際に起きている話である。
仕事や生活の中で面倒に感じていた作業や、埋もれていたアイデア。
それが、自分専用ツールやゲームになるかもしれない。
必要なのは、プログラミング知識ではなく、発想と行動力である。
まずは、1分でできるものから作る
ここまで紹介したV1とV2は、Claude Codeで作ったものである。Claude Codeを使うことで、自分用にカスタムしたより便利なアプリが作れる。
Claude Codeを使うためには、Claudeの契約が必要だ。ClaudeとClaude Codeは、同じAnthropic社が提供するAIツールだが、別モノである。しかし、Claude Codeを使い始めれば、その可能性に気づくと思う。
まずは通常の「Claude」だけで出来ることを知る。触っていれば、欲が出てくるだろう。
以降の有料記事では、次の流れを初心者向けに順番に紹介する。
Claudeで簡易版を作る
Claude Codeを動かす環境を整える
自分専用のカスタム版へ育てる
記事には、説明画像と参考動画を入れて、可能な限り丁寧に解説した。
まず、1分で簡単なシミュレーターを作るために、私がClaudeへ入力した言葉は――
<有料部分の目次>
ここから先は
¥ 2,480
ありがとうございます! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!
