#253 経験価値のスコア化は2008年から始まっていた
PIVOTで税務戦略やタックスストラクチャーが企業価値向上に直結するという話題が取り上げられていました。
人的資本に関心を持った原点
それを見ながら、そういえば2008年頃、私は
経理スキル診断を開発
して、CFOの役割や企業価値向上について講義をしていたことを思い出しました。
大学卒業後、一度はアカデミックの世界に身を置き、その後25歳で税理士の道に入りました。
2008年、起業して4年後、講義させていただいた内容を会計大学院の会計論叢に掲載してくださったことを思い出しました。当時そのような機会をくださった教授に改めて感謝しています。
当時の問題意識
は、CFOはキーパンチャーではなく、CEOの参謀であり、いかに企業価値向上に貢献する存在になるかということでした。
資格を早く取得した私だから
業務フローの大切さと、スキル✖️経験こその現場であるという、
現場主義から始まった経験資産価値のスコア化への取り組みでした。
経済産業省のスキルマップを活用
し、CFOを目指すバックオフィス人材や経理をサポートする会計事務所のスタッフ向けのスキル診断を自社で開発しました。同時期に、そのスキルマップをもとに検定制度を作られたのがCFO協会です。
当時、たまたまご縁がありベトナム視察をご一緒しました。
現地のMBAスクールや簿記学校を見て回り、自分の診断をどのように活かせるかを考えていました。現地で開業されている先生を頼り、一人でベトナムへ向かったことも懐かしい思い出です。
誰かに頼まれたわけでもありません。
もちろん報酬があったわけでもありません。
いつものことですが、自分で稼いだお金と時間を使って、お金にならないことをよくやっています(笑)
普段は表に出にくい経理・財務などのバックオフィス人材が、正しく評価され、成長できるロードマップをつくりたいという思いがありました。
最近ようやく、
・税務は守りだけではなく攻めでもあること
・キャッシュフローに直結すること
・タックスストラクチャーが企業価値向上の重要な要素であること
が広く認知されるようになってきました。
そして税金の価値も、経験も見えないんです。
経験価値のスコア化
はここからはじまっていました。


当時から私が考えていたのは、税金だけではありません。
バックオフィス人材の経験や実務能力といった、目に見えない価値をどう評価するかということでした。
今でこそ「人的資本」や「経験価値」という言葉を目にするようになりましたが、私自身の経験価値のスコア化への関心は、この頃から始まっていたのだと思います。
そしてもちろん、この診断にはマインド章も入っています。
マインドはスキルの土台
です。
もっとも、いまも私は相変わらず、誰にも頼まれていないことを考えたり、調べたりしています(笑)。


