勝手にマリアージュ【10月】すだち×甲州(後編)
地域を元気にしたいワインエキスパートが、旬の食材と「日本ワイン」を気軽に楽しめるオススメの組み合わせ「勝手にマリアージュ」をお届け
初回のテーマは【すだち × 甲州】
前編では、旬食材「すだち」などの和柑橘と「甲州」の組み合わせについてご紹介しました。
後編は、「甲州」ワインについてのお話です。
「甲州」は、「特徴がないのが特徴」とも言われ、
一般的に、色調は淡いイエロー、味わいはスッキリとしていて、シンプルな料理によく合います。
昨年、ワインエキスパートの2次試験でテイスティングした4種類のワインのうち、1つが2017年の「甲州」でした。
テイスティング試験に出たワインは、色調がやや赤みがかった暖かみのあるイエローで、甲州の薄紫色の果皮を感じさせる色でしたが、
試験では「こんな美味しいワインは、甲州ではないはず」と思い、迷いに迷って「シャルドネ」と回答しましたが、不正解でした。。。
その時のメモをみると、評価は「エレガントでミネラリー」としています。
今までで一番美味しい「甲州」ワインでした。
あの「甲州」ワインを、是非是非、ちゃんと飲んでみたいです。
そして、こんな「甲州」があるなら、日本ワインをもっと体験してみたいと、日本ワインへの興味が増すきっかけになったのでした。
■オススメ「甲州」ワイン■
中央葡萄酒 グリド甲州
https://www.grace-wine.com/wine_list/koshu_guri
日本独自の品種である「甲州」が国際的に認められるように尽力された三澤さんのワイナリー「中央葡萄酒」=通称「グレイスワイン」のワインです。
デイリーに楽しめる「甲州」ワインで、価格も1,800円とお手頃。
キリっと冷やして、飲むのがオススメです!
写真の「グリド 甲州2019」と「秋刀魚のお刺身 かぼす添え byプロの料理人さん」も、とっても美味しかったです。
「甲州」データ (日本ソムリエ協会2019教本より)
①カスピ海付近の欧米品種が中国を渡り、
何百年、何千年もかけて野生種と交雑しながら日本に伝わった品種
②ワインの原料用ブドウで国内生産量1位、全体の16%のシェア
③その96%が山梨県でつくられている
第1回の「勝手にマリアージュ」をお読みいただきありがとうございました!
次回は、「季節」のワイン?!!について書いてみようと思います。
