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36. キリシタンというざっくりとした括り

よくキリシタン、キリシタンと日本史に出て来ますが…各論的にはその表現、ぼんやりしてない?って。学生に教えるにしてもキリスト教にも色々あって、それによって民族紛争やら国家対立の元にもなった訳だし、ねぇ…。

こんにちは、加来各論です。
そんな訳で今回はキリスト教にまつわる話です。

そうキリシタン大名、なんとも気持ち悪い響き。キリスト教も分派は山ほどある、毛並みが分らないから見方がはっきりしない、ざっくりし過ぎてプロっぽい表現じゃない。

相手は子供だから?学生だから?1人の人として扱うべきだと思うんですね。子供には早いと言いますがなぜ早いか説明すべきだと思うんですね。じゃないと子供でいいんだって思うのでそこで思考が止まります。子供といえど考えて欲しい、特にこれからの時代。

在るものを見ない危うさ。

見ざる言わざる聞かざる、
海外にも同じ概念が。

加来各論は現地現物、しっかり見た上で客観的に推論を構築していきます。

さてまずはキリスト教の前提を整理しましょう。大きく分けてカトリック、プロテスタント、正教会があります。キリスト教はユダヤ教の預言と律法を引き継ぎます。

BC10-BC2世紀 / 旧約聖書
記載はヘブライ語。古代イスラエル人・ユダヤ人と神の歴史的係り合い、思想を記述。著者;モーゼ、ダビデ、ソロモン他。

AD1世紀 / 新約聖書
記載はヘブライ語でラテン語、シリア語に翻訳。イエスキリストの生涯と教えを記述。キリスト教徒によって書かれ、福音書は弟子によって手紙を交えて編纂された。

1054 東西教会の分裂によりカトリック教会(西方教会)と正教会(東方教会)に分裂。

16世紀 ルターのカトリック批判により宗教改革が始まる。カトリックvsプロテスタントの仁義なき戦い。
ルターによる旧約聖書のドイツ語翻訳とHeidergerg / ハイデルベルグの活版印刷により聖書を量産、好評につき増刷10版。庶民層をプロテスタントが獲得。

1534 イングランド国教会がカトリックから分離

次に各宗派の特徴について確認。

<キリスト教>  1世紀にユダヤ(現エルサレム)にて

<カトリック>  11世紀に西方教会として分裂
ローマ教皇が最高指導者、聖職者はPadre / 神父or司祭
教会、伝統を重視。
聖書は教会の解釈を尊重。
聖母マリアを崇敬。
ミサが中心的儀式。
ヒエラルキー型組織、上下階級社会。
王権神授説、教会は神の代理人である。

<正教会/東方正教会>  11世紀に東方教会として分裂
コンスタンティノープル総主教がトップですが教会ごとに独立運営、イコン(聖像画)を重視。
日本には江戸末期ロシアか伝わる(ハリストス正教会)。ロシア、ギリシャ、東欧に広がる。

<プロテスタント> 16世紀~宗教改革以降
カトリックからの分派。聖伝を重視。
聖職者は牧師。聖書を信仰の拠り所に。個人解釈を尊重。  ←正解を渡さない風情、同宗内の軋轢の元っぽい気配。
聖母マリアは人間なので神のみ崇拝。
儀式は諸派により異なる、礼拝が中心。
教会堂は簡素  ←庶民は城を建てないし資産管理業務も必要ないので…。武装されると困るから庶民には資産は持たせないに限る。
ドイツ語圏の庶民を取り込む。
真面目に働くこと、華美は慎むこと、蓄財はしない。
お金が貯まったらオランダの証券会社への投資を奨励。(お金に仕事をさせるという解釈との事ですが…笑)

隠す訳では無いですが一応一線引きます。以降は有料となります。

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