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七夕に思い出す、夢が叶った日のこと

あしたは七月七日、七夕。
夜空を見上げれば、天の川。
きっとどこかで、願いが風に揺れながら届いている。


街のあちこちに短冊が飾られ、
子どもたちがそれぞれの夢を、ひらがなで綴っている。


ふと、思い出しました。
小学生の時、近くに揚げパンを作る店がありました。
魚肉ソーセジが入っている揚げパンは
私を虜にしました。
「毎日食べたい。」と思ったものです。

短冊にこう書いたことがあります。

「パンやさんになれますように」

そして──
私は本当に「パンやさんのお嫁さん」になりました。

主人は職業を何度も変えています。
大学を出て、地元の銀行に就職したあと、
ある日突然その道を手放して、パン屋の修行のために他県へ。
連絡もほとんどなく、心配と寂しさで胸が締めつけられる日々でした。


けれど、ある日ふいに電話が鳴って、
彼の声が久しぶりに聞こえたとき、
「パン屋さんになったよ」と、照れくさそうに言いました。

その頃はちょうどお店の開店準備中。
私は胸をときめかせながら、一緒にお店に通っていたのを覚えています。

そう、私はちゃんと夢を叶えていたんです。

結婚当初、私はパン屋さんの奥さんでした。


ちょうどその頃、私は看護学校を卒業して3年目。
研究発表や勉強会など、任される仕事も増えて、
別の資格の勉強にも挑戦していました。
彼がいない間に私は自分の道を歩き始めていたのです。

看護師として、毎日が充実していて、
せっかくパン屋になった彼に「一緒に店をやろう」とは言えませんでした。

でも、それも私の選んだ人生。


看護師であり、パン屋の奥さんであり、母でもあった私。
ぜんぶが私だったのです。

今年の七夕は、もう願いを書くこともないかなと思っていたけれど、
やっぱり書こうかな。
先日アキレス腱を痛めてあるけなくなったことだし。

「健康で、楽しく生きていけますように」

現実的すぎる(笑)

願いごとは、子どもだけのものじゃない。

いまこの瞬間にも、願いたい未来がある限り。

その先の未来にきっとまた願い事ができる。

七夕の夜。
過去の夢と、いまの自分が、やさしく手をつなぎますように。




今回はてんてんさんの七夕企画に参加させていただきました。

#七夕note祭り
#七夕note
#願いごと宣言
#note習慣


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