あなたのアパートに「6階」を増築する、今日からできる3つの習慣
…僕が、愛猫クロの看病を通して垣間見た、
「自己超越」という名の、6階の景色。
ここまで読んでくれたあなたなら、
「ああ、そういう感覚、俺にもあったかもしれない」
と、心当たりのある瞬間が、いくつか思い浮かんでいるかもしれません。
大好きなパートナーのために、夢中で料理を作っている時。
子供の寝顔を、ただ、静かに眺めている時。
後輩の成功を、自分のことのように、心から喜べた時。
そう。
「自己超越」なんていう小難しい言葉を使っていますが、
その正体は、僕たちの日常に、ちゃんと存在しているんです。
でも、ですね。
問題は、
その感覚が、いつも「偶然」にしか訪れないこと。
そして、すぐに日常のノイズにかき消されてしまうこと。
じゃあどうすればいいのか?
どうすれば、僕たちは、
意図的に、この「6階の住人」になることができるのか?
メンターは、僕にこう言いました。
「難しぃ考えるな、アキソンくん。6階への階段はな、あんたの足元にもうあるねん。あとは、それに気づいて、一歩目を踏み出すだけや」と。
ここからは、
その「最初の一歩」を踏み出すための、
驚くほど簡単で、でも、驚くほど効果のある、
具体的な3つの習慣について、お話しします。
【ステップ1】世界で一番ハードルの低い貢献。「1日1徳」を始めてみる
まず一つ目。
これは、もう、今日から、いや、この記事を読み終えた10秒後から始められます。
それが、「1日1徳(いちにち いっとく)」です。
…はい、今、「うわ、胡散臭いw」って思いましたね?
わかります。僕も最初は、そうでした。
「徳を積む」とか、一昔前の自己啓fastみたいで、ちょっと恥ずかしいですよね。
でも、まあ、聞いてください。
これは、そんな大げさな話じゃないんです。
誰にも気づかれなくてもいい、
誰にも褒められなくてもいい、
なんなら、完全に自己満足でOK。
そんな、世界で一番ハードルの低い「貢献」を、
1日に1回だけ、やってみる。
たったそれだけです。
例えば、どんなことか?
コンビニで買い物した時、お釣りの1円を、そっと募金箱に入れる。
会社の給湯室で、自分が使った後、ついでにシンクをサッと拭いておく。
エレベーターで、閉まりかけたドアを「開」ボタンで、次の人のために開けてあげる。
家族が脱ぎっぱなしにしたスリッパを、黙って揃えてあげる。
SNSで、誰かの素敵な投稿に、ただ「いいね」を押すんじゃなく、「〇〇なところが素敵ですね!」と、一言コメントを添えてみる。
どうです?
これなら、できそうな気がしませんか?
ポイントは、「見返りを求めない」こと。
これをやっても、あなたの給料は1円も上がらないし、
誰かが「ありがとう、神様!」なんて言ってくれることも、まずありませんw
(もし言われたら、それはそれで面白いですけどw)
でも、この小さな、誰にも知られない「徳」を積み重ねていくと、
あなたの心の中に、不思議な変化が起こり始めます。
「俺は、見返りがなくても、他人に貢献できる人間なんだ」
という、静かで、温かい自己認識が、じわじわと育っていくんです。
心理学でいう「一貫性の原理」ってやつですね。
小さな「善行」を繰り返すことで、脳が「俺=善い人」と認識し始め、次の善行へのハードルが、どんどん下がっていく。
これは、4階の「承認欲求」とは、まったく別のエネルギー源。
6階の住人になるための、最も基本的なトレーニングなんです。
【ステップ2】受けた恩を、別の人へ。人生の幸福度を爆上げする「恩送り」日記のすすめ
でですね、
「1日1徳」に慣れてきたら、次のステップに進みましょう。
それが、「恩送り日記」です。
「恩返し」は、よく聞きますよね。
Aさんから親切にされたら、Aさんに親切を返す。
でも、「恩送り」は、ちょっと違います。
Aさんから受けた親切(恩)を、
まったく別の、BさんやCさんに、送ってあげる。
これが、「恩送り」です。
映画『ペイ・フォワード』で有名になった考え方ですね。
僕がメンターにこの話を聞いた時、
「それって、結局『1日1徳』と同じじゃないですかい?」
って、聞いたんです。
そしたら、メンターはこう答えました。
「ちゃうな、アキソンくん。『1日1徳』はあんたが『起点』になる行為や。でも『恩送り』は、あんたが『中継点』になる行為やねん」
自分が、起点になるんじゃなく、中継点になる。
これが、めちゃくちゃ大事なポイントなんです。
自分が世界の幸福サイクルの「ハブ空港」になったような感覚。
誰かからの優しさが、自分を経由して、また別の誰かへと流れていく。
この「流れの中にいる」という感覚が、僕たちの幸福度を、爆発的に上げてくれるんです。
じゃあ、具体的にどうやるか?
これも、超シンプルです。
夜寝る前に、ノートを開いて、2つのことを書くだけ。
今日、誰かから受けた「小さな恩」は何か?
(例:後輩が、コーヒーを淹れてくれた)その恩を、明日、誰に、どうやって「送る」か?
(例:明日の朝、別のチームの〇〇さんに、笑顔で挨拶してみよう)
これだけです。
余談ですが、
僕もこれを始めた当初、
「いや、今日、誰からも恩なんて受けてねーしw」
って、書くことがなくて、3日坊主になりかけました。
でも、メンターに「恩のハードルが高すぎんねん」って笑われてな。
「電車が時間通りに来た」とか「雨が降らへんかった」とか、
そういうレベルでええねん、と。
そう思って世界を見渡すと、
僕たちが、いかにたくさんの「見えない恩」に支えられて生きているか、
嫌でも気づかされるんです。
そして、この日記を書くという行為。
これが、心理学でいう「エンダウメント効果(保有効果)」を、地味に発動させます。
自分の手で「受けた恩」と「送る恩」を書き出すことで、
その善意が、まるで自分の所有物のように、価値のあるものだと感じ始める。
ただ頭で思うだけでなく、書くことで、その善い行いが「自分ごと」として、深く心に刻まれるんです。
【ステップ3】(少し勇気がいるけど、効果は絶大)あなたの「墓碑銘」を考えてみる
さて、最後のステップです。
これは、前の2つに比べて、少しだけ勇気がいります。
でも、その効果は、絶大です。
それは…
あなたの「墓碑銘(ぼひめい)」を、考えてみること。
墓碑銘。
つまり、あなたが死んだあと、
あなたのお墓に刻まれる、たった一行の言葉です。
…ちょっと、縁起でもない話ですよね。
でも、これこそが、6階の正体にたどり着くための、最強のショートカットなんです。
なぜなら、
人生の「終わり」から逆算することでしか、
人生の「本当の目的」は見えてこないから。
考えてみてください。
あなたのお墓に、
「生涯年収、5億円達成」とか、
「〇〇株式会社、元・部長」なんて、刻みたいですか?
刻みたくないですよねw
というか、そんな墓、怖すぎるw
僕たちが、人生の最期に、本当に残したいもの。
それは、お金や肩書きじゃない。
「自分は、どんな人間として、記憶されたいか?」
「誰に、どんな影響を与えた人間だったと、思われたいか?」
結局、この問いに、行き着くはずなんです。
僕が、メンターにこの問いを突きつけられた時、
1週間、本気で考えました。
そして、ノートに、こう書きました。
「ここに、たくさんの人の背中を、そっと押した男、眠る」
…ちょっと、カッコつけすぎですかねw
でも、これが、僕が人生を賭けて、目指したい姿なんだと、腹の底から思えたんです。
つまり、
人生の究極の目的は、「自分」の中にはない。
「自分と他者との関係性」の中にしか、存在しない。
墓碑銘を考えるという行為は、
この、人生の核心的な真理に、僕たちを強制的に向き合わせる、
思考の「強制ギプス」みたいなものなんです。
さあ、あなたも、少しだけ考えてみてください。
あなたの人生という物語の、最後のエンドロール。
そこに流れる、たった一行の言葉。
あなたの墓碑銘に、なんて刻まれたいですか?
さあ、3つのステップをお話ししました。
1日1徳
恩送り日記
墓碑銘を考える
どうでしょう。
これなら、あなたにもできそうな気がしませんか?
もちろん、
やらなくてもいい。
あなたの人生は、あなたのものです。
僕やメンターが、それを強制する権利はありません。
でも、
もし、あなたが今の人生に、
何か少しでも閉塞感を感じているなら。
そして、5階の屋上の、さらにその先の景色を、
一度だけでも見てみたいと思うなら。
騙されたと思って、やってみてください。
やると、世界の見え方が180度変わることだけは、保証します。
次の最終章では、
これらの習慣を続けた結果、
「6階の住人」になったあなたの世界が、
具体的にどう変わっていくのか。
その、驚くべき未来の姿について、お話しします。
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