1人追いかけ下書き再生工場 ⑬ 『私のエッセイは全てAIが書いてます』
「皆様こんにちは。今日は路地裏エッセイストのM.トン先生にインタビューをさせていただきたいと思います。それではM.トン先生、よろしくお願いします」
「皆さん初めまして。今日はよろしくお願いします」
「早速ですが、M.トン先生の大ベストセラーとなりました、『裸靴下で寒空の下思ふ』についてお伺いしたいと思います。まずタイトルですが、裸靴下って何ですか?……フッ」
「えーありがとうございます。笑いました?失礼な人だな。えーチラリズムはわかります?」
「私、うぶキャラで売ってますのでちょっと何言ってるかわからないです。」
「あーはいはい。チラリズムってのは、見えるか見えないかのギリギリを楽しむ性的嗜好のことですが、裸靴下というのはその一種ですね。全部脱がずにあえて靴下だけ残すという」
「見えるか見えないかで言えば全部見えてますよね?フェチズムの間違いでは?」
「んぐっ。ま、まあそんなことどっちでもよくて、要は裸の状態から靴下だけを履くわけではないんですよ。一回全部着た状態から脱いで最後残ったのが靴下だけの状態なんですね」
「なんのはなしですか?」
「あなたが聞いたんでしょう。ほんと失礼な人だ」
「では気をとりなおして、世間では先生の作品が全てAIによってつくられているのでは?という疑惑があるのをご存知でしょうか」
「あなたあのね、確かに最近そういうイチャモンをつけてくる輩が多いんですよ。面白いものに嫉妬するんでしょうな」
「AIが書いたものじゃないと証明するのはとても難しいことのように思います。その点いかがでしょうか」
「全くその通り。ある意味『悪魔の証明』かもしれない。でもね、私の場合確実に証明できますよ。スマホ出してください」
「あ、私のですか?」
「そうそう。そこでね、生成AIのアプリで『裸靴下で寒空に思ふ というタイトルのエッセイを書いてください』と打ち込んでみて」
「やりました。出ました。
冬の寒空の下、私は裸靴下で歩くことに挑戦してみた。冷たい風が肌に触れ、足先から徐々に体温を奪っていく感覚が新鮮で、いつもとは違う冬の景色が広がっているように感じられた。
裸靴下とは、足の指先やかかとが露出しているデザインの靴下で、通常の靴下と比べて通気性が良い。ヨガやピラティスなどの運動時に使用されることが多く、滑り止めが付いているものもある。しかし、冬の寒空の下でこの靴下を履くというのは、かなりの挑戦だ。
凍てつく大地を歩きながら、ふと思い出したのは、子供の頃に母親に教えられたことだ。「足元を冷やすと風邪をひくよ」とよく言われたものだ。しかし、今日この瞬間、冷たさを感じながらも、心はどこか暖かい。歩く度に地面から伝わる冷気が、むしろ私を現実に引き戻し、今ここにいることを強く実感させる。
寒さが肌に染みる中で、冬の景色が一層美しく見える。枯れた木々の枝が風に揺れ、静寂の中で自然の音が鮮明に耳に入ってくる。足元の冷たさが、日常の喧騒から離れ、自然と一体になる感覚を強めてくれるのだ。
裸靴下で寒空を歩くことは、決して快適とは言えないかもしれない。しかし、この経験は私にとって、感覚を研ぎ澄ませ、日常の中で見過ごしがちな小さな幸せを再発見する機会となった。冷たい風が吹き付ける度に、自分が生きていることを強く感じる。裸靴下での挑戦は、まるで心の底から暖かさを引き出す手助けをしてくれるようだった。
次回は暖かい靴下を履くかもしれないが、今日この瞬間の経験は私の心に深く刻まれた。裸靴下で寒空の下に立つこと、それは一種の瞑想のようなものだった。
あれ?裸靴下の意味違いません?」
「そうなんだよ。AIは公序良俗に反する言葉は使わない。だから真の意味での変態は書けない。その目線で今一度私の作品を読んでみたまえ」
「っっ!!これは!!
まさしく変態ですぅ!!!!」
「な?」
本田すのう工場長のボツネタを供養する下書き再生工場跡地にできた変態再生工場にて、細々と1人で再生を続けています。
オリジナル作品はぽん子さんの記事でした。ここに呼ぶと「善良な市民を巻き込むな」という声がそこかしこから聞こえてきそうですが素敵に再生されていますので貼らせて頂きます。
その後、ゆったんの手でリメイクされたのがこちら。ゆったんはいいんかい!という声も聞こえてきますが貼ります。
それではまた次作でお会いしましょう✋
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