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書く力は自分を信じる力

春が二階から落ちてきた。


伊坂幸太郎作『重力ピエロ』の有名な書き出しだ。

記事が読まれる為に、書き出しはとても大切。
それを体現した至高の一節と言える。

大学生の時、気になる女の子が伊坂幸太郎好きと聞いてこの本を手にして衝撃を受けた。

なんて魅力的な登場人物!

文章が輝いている!!

うわぁ。面白い!!!


世界が広がった気がした。


それでも当時の私にとって小説は読むもので、決して書くものでは無かった。


あれから15年。
小説を書きたいと思う自分がいる。


いやいや、何を言ってるんだ。

40歳越えるまで文章なんてほとんど書いたことなかったおっさんが何言ってんねん。

小説家なめんなって。みんな命削って書いてるんやぞ。

色んな声が聞こえる


いやいや、ド正論ありがとうございます。
全くその通り。

でも、その無理難題に挑戦したい。
したくなっちゃったのよ。


◇◇◇

noteの世界に飛び込んでからの約1年間、人生で一番文章を書いたし、一番沢山読んだ。

この世界にはびっくりするくらい面白い文章を書く人が沢山いて、これまた驚くことに必ずしもプロではない。

そんな猛者たちの世界で、何の武器も持たない自分はとにかくがむしゃらに書きまくった。


最初は全く読まれなかった。


内容がダメなのか、書く力がないのか、何が悪いのかすら分からない。


でも読んでほしかった!



とにかく試行錯誤の毎日だった。
始めは役に立つ記事を、と思って医療情報を書いたけど、そんな文章はごまんと溢れていた。
これじゃあ読まれない。


次に自分の身に起きた恥ずかしい自虐ネタを書いた。
読んでくれる人が少し増えてきた。
もらえるスキが自信につながる。


noteが楽しくなってきた。



そして転機となる企画に出会った。

ティッシュを否定する。
この企画で既成概念を崩して新たなものを創り出すことの楽しさに気付いた。

そこから翼が生えたように自由になった。

創作なら想像の世界を思う存分ぶちこむことができる。


noteの世界が充実することで、現実世界にも彩りを添えてくれた。



そして、息子のことも書くようになった。
発達障害で不登校の長男。
産まれる前は想像もしていなかった現実。

始めは書けなかった。
自分の弱い部分を直視することが出来ない。
わざわざそんなしんどいことしたくない。

そう思っていたけど、同じように悩んでいる皆さんの記事を読んで勇気が沸いた。

気付いたら息子の話に共感してくださる方も増え、昨年末にはモノカキングダム優勝という栄誉をいただいた。


◇◇◇

これは特別なストーリーじゃない。

ろくに本も読まず、当然文章なんて書いたことの無かった私が、約1年間ただひたすらに毎日書いて読んだ結果、少し誰かに届く文章が生み出せるようになった話。


そして、ここから小説を書けるようになるまでの話は特別だろうか?
やっぱり無理難題だろうか?


確かに無理かもしれない。
でも簡単に諦めるよりは、挑戦する方がずっと面白いと思う。

この1年の経験でそのことは自信を持って言える。


だから私はこれからも書く。
頭をブンブン振り回りして、想像力をフル回転させる。



あなたはどうする?



よろしければご一緒に。
自分を信じて二階から飛び降りてみませんか?







第2回灯火杯にエントリーします。

春をテーマに、書く人へエールを送る文章ということで、書いてみました。
読んでくださり、私も書くぞ!と1人でも思って下さったら嬉しいです。

灯火さん、クリスマスから間髪入れずの企画第2弾。ありがとうございます。
よろしくご査収ください。

#第2回灯火杯


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