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【エッセイRe:02】79:運命はあるのかもしれない。少なくともワタシは何も選択していない。ただし、会社を辞める選択は出来たかもしれないが...

ワタシは運命と言えば 2015年邦画「天の茶介」を思い出します

下界の人々の人生や運命のシナリオを書いている天界の脚本家たちがいる 彼らのお茶くみ係である茶助が不用意に脚本家に発言したことで、人間界の恋人ユリが交通事故で死ぬシナリオにされた ユリを助けるため人間界に舞い戻る

戻ります ワタシはこんな経験をしました
ワタシは大手企業の子会社の経理部員として入社 そこに親会社を退職し移籍してきた高齢OBさんが経理部長としていました

強面の人でしたが仕事のことを細かく教えて頂きました それこそ資料のホチキス留めから 勘定科目の意味 手形に貼付する印紙の節税などたくさん

ある日1人1台ノートPCが配布され各自で設定、使用することになり高齢OBさんは いつ
もワタシを呼びつけ「これはどうするのだ」と
聞かれるようになりました

OBさんは親会社に顔が広く、部下だった方が
今では総務部長になっており、支店や営業所
挨拶や情報交換の際にワタシも同行するよう
秘書のようになりました

それはまるで勝海舟の元で働く坂本龍馬のよう
に次々とCEOと呼ばれる方々にも名刺交換さ
せて頂きました そりゃもー手汗ビッショリの
ド緊張でした

30代のワタシは、主任、係長、40代で課長と
役職を賜りました そのころはOBさんも
かなりの高齢で盛大に送る会を開催して
お別れしました ワタシは頭が下がってばかり
感謝しかありませんでした

次の年、事務一筋20年のワタシは社長から直々
に派遣事業を立ち上げるよう勅命が下りました ワタシ「ハハー」と平伏し
早速、事業の開始申請をして国から営業許可を
貰いました

ワタシの上司は又しても親会社のOBさんと
2つ上の部長と共に事業をすることになりま
した OBさんと部長は遠くの出先回り、
ワタシは近場を担当して営業しました

営業する先は各拠点の総務部 なんと以前の
勝先生に同行して名刺交換した総務部長と
すんなりお会い出来、ワタシを覚えていて下
さり、勝先生の話題で盛り上がり、人材が
必要な際は直ぐに連絡して頂けることになり
ました

その後は大繁盛が5年ほど続き、事業部に
昇格かという矢先、派遣法改正で段階的に
右肩下がりのスキーヤーに転落

でも、主要部署の派遣は残り、なんとか業務
委託併用で生き延び20名の女性契約社員と
一緒に業務をすることになりました

こうゆうときは1人でも味方につけて少しでも
味方を増やすスキルを身に着けました

女性は、韓ドラ、ドラマ、映画、アニメなどの
話題が大好き 

ワタシは貪る様に見るようになりました 
ここがポイントです

そして59歳で血液癌になり入院治療を経て現在
に至ります

振り返ると割といい社会人生活でした
特に勝先生にお会いできたこと

事務職から営業職になったこと事務職は人間性
がダメになるとこでしたので営業で人と話が
出来たことはとても楽しい思い出になりました

何よりも他社の人や派遣社員さんと世間話が
出来るようになり人への免疫が出来たことは
人生の大きな収穫でした 

事務は会社を守る仕事として勉強になりましたが、人を人と思わなくなる怖さがあるのです 
従業員よりも会社を守るのが優先と言う呪縛

運命ってあると思います たぶんそれは
まあまあいい経験をさせて頂いたためかもしれ
ません

辛い道を歩んで来られた方は、運命など信じ
ない とおっしゃるかと思います

もしも、あなたが話をしてみたい人が出来たら「貴方は運命を信じますか?」と聞いてみるの
は如何でしょう

その人が「運命なんて信じません」と言う方は、きっと今までに辛い思いをされた人と思います そこが突破口 

では、また