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【エッセイRe:02】12:人間の記憶とは、その人そのものであり魂と言えるもの。


私がもし記憶障害になった時の希望として
家族に向けて書き残します。

現在、ご家族が認知症で介護中の方はご遠慮
頂きたいと思います。

私は、人間にとって記憶とは、人物そのもの
だと思っています。従って、記憶が無くなれ
ば、その人では無くなる。

記憶が戻らないのに、介護をしてもらって
いる家族に「あなたは誰?」などと言いた
く無いです。家族が良くても私が許せません。
そんな感情すらなくなると思いますが。

今、報道番組で認知症で一人歩きする老人
が増えていると放送してました。ご家族は
とても大変そうでした。

行方不明から1か月探している夫、高速道路
を歩く人、突然帰ると言って自宅から出てい
く人、様々でとても観ていられませんでした。

誰にでもある日突然起こる可能性があります。
以前、私の近所の人が夜中2時ごろ、ワタシ
の家の前で「助けて」と小声で何度も言って
おり、とても怖かった、すぐに警察に連絡し
て保護してもらいました。翌日、ご家族と
ご本人が、お詫びに来ました。

私の家からすぐ近くの方でした。またワタシ
の親戚の方も発症しました。元学校の先生で
とてもキッチリした方でした。そのような方
が発症しやすいとよく聞きます。

ワタシは、記憶障害になったら生きることを
やめたいです。幸せだった記憶のまま終わり
たいです。

失った記憶の状態で、いったい誰が幸せなの
か理解できません。それでも生きろと言う
法律が間違ってます。

今後最優先審議事項です。もし、法律が
認知症でも肉体を生かせ、と言うので
あれば、介護に必要な経費をすべて国が
負担するべき、それでせめて家族の負担が
解消されます。

本人としては、法律で尊厳死を認めて欲しい。
日本だけが遅れてます。
家族と楽しい記憶のまま死にたい。
重くてすみません。

久藤あかりさんから画像をお借りしました

では、また。