《臨時配信》 初瑠さんnote (これにて当分お休み…)
これは僕が書かなければいけない記事ではない。
でも、誰かが書かなければ彼女の存在はそのまま永遠に失われてしまうだろう。
余計な主観や装飾は省いて、知っていることだけを記す。
(※ 内容上、いつもとは違って今回だけは長文になることをご容赦願いたい)
※ 彼女を大切に想い慕ってきた多くの仲間たちだけでなく、初瑠さんのことを知らないnoterさんたちの心にも届けたい。
♣
2023年の8月2日の夜、noterの初瑠さんは、この投稿記事のコメント欄で仲間たちとやりとりをしている最中、突然ふっつりとnoteから消息を絶ってしまった。

事故?? 急病?? それとも…(・o・;)
その日まで長期にわたって連日投稿を続けていたのだから、何かよほど重大なアクシデントに見舞われたことは確かだ。
しかし、note上でのつき合いしかない仲間たちとしては、大きな困惑と突然の喪失の前に立ち尽くすだけで、それ以上の消息を辿ることはできなかった。
それでもnoteはそのまま残されていたので、その後たくさんの仲間たちが1年以上にわたって度々彼女のサイトを訪れては消息を尋ね、たくさんのコメントを残したが、反応は何もないままだった。

♣ ♣
そして先日、ついに彼女のnoteがアカウントごと消えた・・・
彼女自身が何一つメッセージを残していない以上、それが何を意味するのかは他人が詮索すべきことではないし、何を言ったところで所詮は憶測でしかない。
ただ一つ確かなのは、《noteにおける初瑠さんの存在が失われた》という粛然たる事実である。

♣ ♣ ♣
僕は初瑠さんと特別に親しかったわけではない。
ただ彼女がnoteへの投稿を始めた初期の頃から賑やかに交流し合っていた古い仲間の一人だったというだけだ。
想い出が完全に消失してしまう前に、せめて投稿の断片だけでも拾い集めておこうと思い立った。
ただし、僕の拙い検索能力ではこれが精一杯だ。
初瑠さんは「自画像」と思しきスケッチをいくつか残している。


「ちょっと若く描き過ぎてないかい?」とからかうと、「あくまでも自己内イメージとしての自画像だから私の勝手」と珍妙な理屈で撃退されたものだ(笑)
絵は苦手だという彼女に、絵を描くことを執拗に勧めた。彼女が綴る文章や撮影した画像のセンスを見て、「初瑠さんなら必ず描けるようになる」とけしかけた。
その後、実に夥しい数のスケッチを描き続け、目に見えて腕前は上達していった。



土佐女である彼女は地元の風景もよく描いていた。



かと思えば、女の子っぽいメルヘンチックなイラストも







そして、温かい家庭の思い出に恵まれなかった彼女にとって、最愛のパートナーは何といっても「猫のまーる」だった。
(まーるは今も元気なのだろうか?)



皮革工房に通ってブーツやポーチ、トートバッグなどを制作する趣味も持っていた。

♣ ♣ ♣ ♣
コロナ禍の状況下、ナースとして定年ままで勤め上げた後も引き続き公共の隔離療養施設へ派遣看護師として赴き、夜を徹して罹患者たちの看護に当たっていた。
そんな多忙な中でもスケッチ、俳句、皮革グッズ制作、そしてnoteの連続投稿etcを大切にする趣味人でもあった。
どんなことにも全力投球で取り組む頑張り屋…、というより、休むことを知らず、痛々しいほどに何でも頑張り過ぎる人のように思えた。

この最後の投稿となった記事には、疲れを癒すために山間の温泉宿を訪れた後、帰途に立ち寄った川面を眺めながら、彼女にしては珍しくセンチメンタルな調子で今は亡き父母の思い出を偲ぶ様子が綴られていたのが妙に気にはなっていた…
彼女の消息が絶えたのは、その日の夜のことだ。
♣ ♣ ♣ ♣ ♣
noteデビュー当時、「花留」と名乗っていた頃のプロフィール写真だが、もちろん今でも彼女の本名すら知らない。

男勝りの女性のことを土佐弁では「はちきん」というそうだ。
土佐の女性は、話し方や行動などがはっきりしており快活、気のいい性格で負けん気が強いが、一本調子でおだてに弱いといわれる。
我々の知る初瑠さんのイメージそのままではないか (^^)
この記事を目にした初瑠さんから
「スナフキンさん、あたしの許可もなく勝手なこと書いて、許さんきに!」
…と抗議のコメントが届くのを、いつまでも楽しみに待っている ^_^ /
『アメージング・グレイス』
歌:白鳥英美子
※ この記事を投稿した後で、何だか一気に虚脱感に襲われた
当分の間、noteには戻って来れそうにもない…
