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オバさん、アニメ「薬屋のひとりごと 46話禁軍」について語りたい

現在放送されているアニメ「薬屋のひとりごと」。
オバさん、原作から愛読していまして。アニメ化は、とても楽しみでした。

このブログでは、アニメ版についての感想ブログですが、原作を読んでいる上での感想です。
原作のネタバレもあるので、原作・コミックを読んでいる方は、ご注意ください。



今期、物語の“裏の主役”と言えるのは、間違いなく楼蘭(子翠)。
原作を読んでいる立場からすると、特にエンディングが少し哀しい——猫猫・子翠・小蘭、三人で笑い合い、並んで歩くその姿。たわいもない日常のはずなのに、回を重ねるたびに哀しさが増す。この三人、いつまでも平和な様子を見たかったな。まあ、小蘭は年季明けで後宮を去るのだろうけど。(そのために、働き口を探したくて、湯殿でちょっとした仕事を始めるのですが)


■第2期 46話「禁軍」感想

前回、猫猫が楼蘭妃に向かって「子翠」と声をかけたシーン。
これ、ジーンと熱くなった。

楼蘭妃という立場に身を置きつつも、かつて“子翠”として猫猫と過ごした日々。
猫猫にとっては仮面の下の彼女こそが「子翠」であり、大切な友達だったはず。
だからこそ、楼蘭妃も驚きながらも嬉しかった。けれど、その後に待つ運命を思うと、切なくて——あの涙まじりの笑顔は、そんな複雑な心を映したものだったのだと思うオバさん。

人に無関心(というけど、読者からするとそんなことない)で、面倒ごとを嫌う猫猫が、自分から手を伸ばす。
それほどに“子翠”は、彼女にとって大事な友だったのでしょう。二人で過ごした日々は、猫猫にとっても「楽しかった時間」だった。

楼蘭妃もまた、母に愛されているようで愛されていない——そんな真実に気づいていた。
父もまた、母の間違いを正さない。
父も母も、先帝のゆがんだ趣味に振り回された末の、哀しき運命。

もし神美が間違いに気づいていれば。
翠令の真実を知っていれば。
こんな結末にはならなかったかもしれない。

最後の子昌の独語りは、権力者というより、すべてに疲れた1人の男でした。
なんで、早く気づかなかった??
娘の覚悟にも。


■先帝の罪が生んだ哀しみ

先帝が幼児趣味など持たず、まっとうに後宮に入内した妃たちを愛していたなら。
後宮に囚われた診療所の女性たちも、悪意持って堕胎薬をばらまくこともなかったかもしれない。

先帝が自分の罪ほろぼしとしてだろうか、自分の娘を娶らせる。その娘をいうのが、神美の女官だった母から生まれた翠令の母。残酷というべきか…とはいえ、その見返りに元婚約者であり愛していた神美を下賜してもらう。良かれと思ったことが、悲劇をさらにひどくする。子昌も子昌なんだけどね、幸出すことで自らの罪を償おうとした先帝。
だがその“償い”は、新たな悲劇を呼んだ。

■楼蘭妃——強く、哀しい少女

母のわがままに付き合わされ、翻弄され、それでも気丈に生きる楼蘭妃。
本当は、もっと自由に、もっと幸せになってほしかった——。
そう思わずにはいられないオバさん。

『薬屋のひとりごと』の物語は、先帝の歪んだ欲望が生んだ数々の悲劇もある。
その爪痕は今も、登場人物たちを縛り続けていく。


■禁軍と羅一族——壬氏の正体

ついに明かされた壬氏の正体。まさか皇帝の弟だったとは……。
原作では、彼を誘った、求愛した?高官が焦っていた描写もあった気がする(笑)

そして羅一族。個人的に大好きなオバさん。

羅漢は娘を助けるためとはいえ、禁軍を使うことも提案する冷徹さを持つ。原作では、回を重ねるごとに、どうしようもない、でも天才なおっさん。

その一方で策士の羅半は、数字だけで壬氏の正体を見抜く、まさに天才……気味が悪いほどに(笑)。この人、文官なんだよね。
なのに、鋭い考察力、計算力で、武官みたいに策を練ってるし

前回登場した羅門さん。
誰もが不幸を嘆く、人の良い天才。癒やされるわー。
また、原作では、また一人出てくる羅の一族。オバさん、こいつが好き(笑)


■李白——“軽薄っぽい男”の真の姿

初登場時は、軽薄な印象だった李白。だって、宴で色んな女官に簪渡してなかった??

とはいえ、じつは壬氏にも進言するほどの有能な人物。高い地位にいるだけのことはある。

羅漢の娘が囚われていると思っていたところで、猫猫に遭遇。猫猫の態度など見て、すぐに納得→察しが良い。
全体を見通して、猫猫の願いまで聞き入れる器の広さ。

原作でも、回を重ねるごとに「頼れる兄貴分」的な立場に変わっていってる感じ。


■これから訪れる、哀しい運命

……原作を知っている者として、これから待ち受ける展開が切なくてたまりません。
目が離せない。
願わくば、子翠に——どうか、少しでも幸せな未来を。


【最後に】

『薬屋のひとりごと』の世界は美しく、そして残酷な時もある。
その哀しさがあるからこそ、愛おしいストーリーと登場人物たち。
次回も楽しみなオバさんです。

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