多摩川の生き物とヒト その312 水系 府中 北多摩一号 水門改修工事の下見 ‘25/04/29
府中市緑地広場近くの北多摩一号水再生センターで水門改修工事が行われるとの事。その工事について影響等はないかと問い合わせがあったので、現地に出かけた。













この水門付近は以前、府中市防災訓練会場の件で下見に行った。暑くなり、もう半ズボン、半袖。11月までこれで過ごす。
排水口上で昼食。排水口に沿って緊急災害道路が来ている橋まで行く。排水路沿いはカラスノエンドウなどが生えている普通の草原。特に問題ないと思う。



















ヤマグワやエノキなどが生えている排水路近くの林の周囲にはヒメウズなどがある。堤防などと同じ植生を残す大切な場所なので、伐採や踏み付けしないように保全をお願いするつもり。
階段を上がり、堤防内に生えている樹林へ。この樹林もハリエンジュなどの当たり前の樹種だが、大切にしたい。
稲城大橋をくぐり、橋下へ降りる。橋近くの先ほど通った排水路付近はすでに第1期工事としてハリエンジュが伐採され、その跡地には青緑色のシートがかけられている。そのシートや砂地になっている工事予定地にはアリジゴクの巣が点在している。これらの巣の保全を要請したい。
視察後、西上。是政橋脇のブロック製作ヤードではオギの芽が出て来た。秋には期待できるのか。
武蔵野線橋脚補強工事も終了し、迂回していたサイクリング道路は元の位置に戻った。
大丸用水撤去工事も終わり、堰後にはブロックがきれいに敷き詰められていた。排水口脇の護岸工事はまだ、工事が続いている。白い擁壁のような護岸が出来ていた。終了したら、様子を見に行きたい。
府中市郷土の森前ではエリアから外れているが、構わず張っているテントが多くあり、バーベキューの煙が堤防まで漂っていた。その先には堰を解体したコンクリート片が帯状に置いてある。これからどうするのか。洪水もまさか、小段のここまでは届かないと思う。
レンリソウ保護区にたどり着くと、レンリソウがきれいに開花。堤防の斜面にはカワラサイコ、クララがあったが、カワラナデシコは無かった。今、多摩川で絶滅しそうなのはカワラナデシコと川原などの浚渫で減っているカワラケツメイだろう。
関戸橋架け替え工事では工事用車輛が入れるように土砂を集めて人工の中洲を作っていた。上流では中洲の中に大きな管を入れて右岸へと瀬替えをしていた。
日野橋でも仮橋への移行中で信号機が無くなり、歩行者や自転車が渡る時には警備員の方が危なげに車を停めていた。元々あったサイクリング道路は仮橋の歩道の一部となっていた。
クワの花が終わり、青い実が生っていた。ハリエンジュが咲く初夏の一日だった。
