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「病院事務のAI副業」 - AIが本音を漏らした日【実録vol.4】

元病院事務のAI副業実録 — 2日目・完結編


前回のおさらい

クラウドワークスに登録したあと、AIが「出品ページを作れ」と言い続けた。どこにも存在しないページを。

問い詰めて、ようやく間違いを認めさせた。

AIの温度が変わったところで、今度は正確な情報を引き出すことにした。



改めてAIに聞き直した

「では、クラウドワークスとは何のためのプラットフォームなのか」と正面から聞いた。

今度はちゃんと調査してから答えてきた。


「クラウドワークスはクライアントが出した案件にワーカーが応募する形式です。自分からサービスを出品する場所ではありません。」


つまり「待ちの営業」だということだ。クライアントが案件を出す。ワーカーがそれを見つけて応募する。採用されたら仕事が始まる。

自分でサービスを売り込む場所ではなく、来た球を打つ場所だ。

実際に「医療 マニュアル作成」で案件を検索してみた。


ほぼない。

病院の中にいたころから、これが外で売れるものだと気づいている人間はほとんどいなかった。市場がないのではなく、まだ誰も形にしていないだけだと思った。

一般的な文書作成やライティング案件はある。でも医療特化、しかも医事システムや業務フローに詳しい人間を求めている案件は、現時点ではほぼ出ていなかった。


これは想定外だった。


登録したこと自体は無駄ではない。今後案件が出たときに応募できる状態にはなった。でも「ここをメインの収益源にする」という当初の方針は、現実的ではないとわかった。



ここでAIが本音を漏らした

「では自分でサービスを出品できる場所はないのか」とAIに聞いた。

するとAIはここで初めてココナラというプラットフォームを提示してきた。

「なぜ最初からそれを言わなかったのか」という気持ちはあった。でも、それ以上追及しても前には進めない。

AIによると、ここは「クラウドワークスとは全く逆の仕組み」で動いているという。自分でサービスページを作り、料金を設定して、クライアントからの依頼を待つ形式だ。

「医療マニュアル作成します」「医事システムの手順書を作ります」というサービスを自分で出品できる。専門性を持っている人間にとっては、こちらのほうが圧倒的に向いている場所だ。

病院でも、待っていても何も変わらない場面は何度もあった。医師のところに自分から足を運んで、説明を繰り返した。診療行為が収益に反映されるようになったのも、医師が適切な診療行為をするようになったのも、自分から動いたからだった。

自ら動かないと変えられないことがある。それはここでも同じだと思った。

ただし今回学んだことがある。AIの情報をそのまま信じてはいけない。

自分でも詳細を調べた。

わかったことをまとめるとこうなる。

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クラウドワークス:
クライアントが出した案件に応募する
→ 医療マニュアル案件は少ない
→ 待ちの営業になりやすい

ココナラ:
自分でサービスを出品して依頼を待つ
→「医療マニュアル作成します」と
 自分でページを作れる
→ 専門性を前面に出しやすい

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AIの説明は概ね正しかった。

さらに自分で調べてわかったのは、手数料が22%かかるという点だ。3万円のサービスを販売した場合、手元に残るのは約23,400円になる。月10万円の手取りを目指すなら、月128,000円以上の販売が必要な計算だ。単価設定のときにこれを考慮しておく必要がある。



今日1日を振り返って

今日の動きをまとめるとこうだ。

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収益:ほぼゼロ
クラウドワークス:登録完了・案件待ち状態
ココナラ:未登録(次のステップ)
X発信:少しずつ反応が出始めている

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数字だけ見ると何も変わっていない。

でも今日だけで「どこで稼ぐか」「なぜそこなのか」「AIをどう使うか」がかなり明確になった。

遠回りに見えて、実は必要なプロセスだったと思っている。

そして正直に言うと、今日一番大きな収穫は「AIとの正しい距離感」がわかったことだ。

AIは万能ではない。自信満々に間違える。指摘しなければ認めない。でも正しく使えば、一人で考えるより速く・広く考えられる。

それを身をもって学んだ1日だった。



今日の学び3つ

① AIも間違える。しかも指摘するまで認めないことがある。

「おかしい」と感じたら根拠を持って指摘することが大事。自分の感覚を信じる。


② プラットフォームは目的に合ったものを選ぶ。

クラウドワークスは案件に応募する場所、ココナラはサービスを出品する場所。登録する前に仕組みを理解することが必要だった。


③ 遠回りも無駄じゃない。

クラウドワークスに登録してスキルを入力したことで、自分が何者で何ができるかを言語化できた。この言語化はどこかで必ず使える。そしてAIの限界を体感したことで、これからの使い方が変わった。



次回予告


問い詰めたあと、AIからある一言が返ってきた。
その言葉を聞いて、自分はやっと気づいた。
AIが悪かったんじゃない。間違っていたのは自分だった。


(vol.5に続きます)

👉過去のシリーズ記事はマガジンにまとめてあります。



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