2025年11月14日(金)《GB》
《なかなか思い通りに文章を書けないなあ。時間をうまく使えばもっと書けるはずなのですが。元来のサボり癖が抜けない》
【熊大第8迷宮:片田舎の俺たち剣聖になる部隊】
「今回は特別でね、もう1人来ているんだよ」
「あ、クリアした」
出現した指パッチンは不適な表情を浮かべながら言葉を発し、消滅を開始する。その様子を見つめながら前村 春香は満足げに言葉を漏らした。ここは熊大第8迷宮。片田舎の俺たち剣聖になる部隊は本日も地下1階の指パッチンの部屋を訪れている。いつもと同様に指パッチンチャレンジを行う順番は宮本 小次郎、高倉 昌次郎、前村の順番だったが、まずは宮本の1回目の召喚で指パッチンは戦わずに消滅し、指パッチン初クリアの称号を手にした。そしてその後は高倉が指パッチン戦を行って、終始攻勢を保ちながら殲滅に成功する。そして前村も指パッチンを出現させたが、戦闘を行うことなく指パッチンが消滅したのである。
「おー、春香クリアおめー」
「高倉くんより早かったね」
部隊のメンバーがいる場所まで歩いて戻っていると、大下 美織から大声で祝福の声が届き、島津 奏音はクリアのタイミングについて声をかけられる。先週までの指パッチン戦において、攻勢具合を比較すると、宮本が明らかに高く、それに高倉、前村の順番だと評価をしていた。なので、クリアもその順番になると考えていたのだが、高倉よりも先に前村がクリアすることになったのである。
「先を越されたな」
「ちょっとだけ悔しす」
軽く微笑みながら宮本が声をかけてきたので、高倉は軽く感情を口にする。別に先にクリアされたこと自体は悔しいわけではないが、感覚的にクリアは自分が先だと思っていたので、その感覚がズレていたことに納得がいかないのである。ただ、せめて1回差で済むようにクリアを願いながら、再度高倉は赤いボタンの場所に向かい、ボタンを押した。
「手伝ってやろうか?ただし、真っ二つだぞ!」
非常にも指パッチンはまだ戦闘を望んでいるようであり、高倉は軽いため息をついた後で気合を入れ直した。この後、特に目立ったダメージを喰らうこともなく高倉は指パッチンを消滅させ、回収を回復が終わるのを待って、再度赤いボタンを押す。すると指パッチンは戦闘を拒んだので、これで全員が指パッチンをクリアしたことになった。このことにより地下1階をクリアということになるので、次回からの地下2階探索が決定したのである。
※部隊情報
◆片田舎の俺たち剣聖になる部隊
宮本 小次郎 72期 戦士(神技) 1回生
高倉 昌次郎 72期 戦士(起源) 1回生
前村 春香 72期 戦士(予知) 1回生
藤 伸朗 72期 罠解除士 1回生
大下 美織 72期 僧侶 1回生
島津 奏音 72期 魔術師 1回生
