2026年5月19日(火)《GB》
《noteアプリアップデートされたみたいで、スキの不具合が直ったみたいです。良かった。運営さんありがとうございます》
【戦士試験場:三嶋 雪奈・木暮 有加利・山内 亜弓・伊達本 真理】
「それではこのあとは戦士の皆さんは適性診断、それ以外の皆さんは能力解放を実施します。15分の休憩を挟んで戦士の皆さんはあちらのスペースへ。それ以外の職業の方はまたここに戻ってきてください」
本日の司会を務める三嶋 雪奈がオリエンテーション前半の終了を案内し、一旦休憩に入った。ここは午前中の戦士鍛錬場。昨日の合格発表にて合格となった30名の冒険者たちが朝から集合している。まずは今後のスケジュールや知っておくべき知識について木暮 有加利から説明があり、それが終わると本日参加している教官達が自己紹介を行った。そしてこのタイミングで一旦軽い休憩を取ることにしたのである。そしてその後は戦士が適性診断、それ以外が能力解放を行うので、2つのグループに行動が分かれたのである。
「じゃあよろしくね。真理」
「はーい。それではみなさま。能力解放の儀を始めます」
15分の休憩が終わって、合格者たちが全員戻ってきたタイミングで山内 亜弓に声をかけられ、伊達本 真理はそれに返事を返した後で合格者達に声をかけた。今から15名全員の能力解放を行うのである。能力解放とは本来鍛錬によって身につける初期の課程を強制的に習得させる物であり、これによって3ヶ月程度の鍛錬時間短縮が可能となる。またこの能力解放を行うためには特殊な技能が必要であり、歴代の罠解除士達が粛々とこの技能を受け継いできている。そして現在この能力解放を実施しているのが罠解除士教官の伊達本なのである。合格者達を一列に並べた伊達本は1人1人順番に能力解放を行っていく。そしてある合格者の能力解放を行った時に思わず言葉漏らす。
「これは・・・」
「ひしゃくかしら」
何か驚いたような表情をしながら漏らした言葉に、山内が軽くツッコミを入れたのであった。ちなみに“これは”という言葉対して“ひしゃく”と答えるのは冒険者組織の伝統であり、冒険者組織が発足した当初からの決まり事である。また、先ほど伊達本が“これは”と言葉を発したのは能力解放を行った合格者の適性が異常に高かったためであり、その対象者は魔術師で合格した尾上 魔梨である。
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