私立校・附属校の強み
私立校・附属校で勤務する中で感じた"私立・附属の強み"
私は、教員15年目になりますが、この間、私立校・附属校で勤務をしてきました。
今回は、その中で感じる私立校・附属校の強みを凝縮して5つ、保健体育科教員の視点で書きたいと思います。
① AI×探究学習×キャリア教育など、私立校独自のカリキュラムを多様に組むことができる
✅新しいことや、体験ベースの学びを得たり、対話を通して物事を解決したり推し進めたりすることができます。
✅企業と連携して推し進める学びの機会もたくさんあり、机上の学び以上に、外部とのつながりをもった学びは、生徒たちのワクワクを加速させます。
✅地域や社会(国内外)とのつながりをもったり、その中で多角的な視点で物事を考えたりするなど、多様な学びを得る機会をたくさんもつことができます。
② 時間をスキや夢に全力投入できる
✅部活や課外活動、趣味や資格の勉強など、自分のスキなことや夢に時間を多くあてることができます。
✅海外大学進学を見据えている生徒は、志望する大学に必要な活動を中高の早い段階で行うことができ、海外大学受験の準備をする時間をたくさんかけることができ、その分、他の生徒よりリードすることも可能だと感じました。
✅部活に所属している生徒にとっては、附属校の場合、受験がない分、練習や活動にたくさんの時間をあてることができます。
✅試合や演奏会、発表会、大会など、卒業ギリギリまで自分の力を試したり発揮したりする機会をたくさん得ることができます。
③ 学校行事への熱量が高い
✅受験がない分、学校行事を通して自分のセールスポイントをつくったり、個性を伸ばしたりすることに全力を注ぐことができているように感じます。
✅仲間と協働して行事をつくりあげる経験を通して、創造力、思考力、対話力、交渉力、段取り力などの多様な力を高めたり育んだりすることができます。
✅学校行事に連動して、生徒会活動や委員会活動も活発なため、体育祭など保健体育科教員が主となりやすい行事も生徒たち自らが主体的に協働して創り上げていきます。
そのため、体育科教員としての生徒とのかかわり方が、より対等になり、生徒の自立・自律をより加速させます。
④ 大学の学びが身近にある
✅大学の附属校の場合、大学の学びが身近にあることで、最先端で高度な学びを得る機会も増えます。
✅大学のゼミと連携して、探究学習をより高いレベルで進めることができます。
⑤ 多様な経験を積んだ先生が多く、刺激的な学びを得る機会が多い
✅多様で独自のカリキュラムを組める分、そこに専門性をもった元研究職の先生や、一般企業での経験がある先生、プロのスポーツ選手として活躍した先生など、様々な経験を積んだ先生方がたくさんいます。
✅その先生方から学ぶことができるメリットは大きいと感じています。それは、生徒にとって大きいのはもちろんのこと、何より教員にとっても大きいのです。
様々な職種を経験した先生から、問題解決の仕方を学んだり、企業でも求められる人材や今後社会で必要とされる力について話を聞いたり、クレーム対応や業者とのやり取りの仕方を学んだりなど、教員の世界だけでは学ぶことができないことや視点をいただけるのです。
そして、いろいろな刺激を受けた先生方自身の学びが加速します。
先生方の学びが生徒たちに還元されるのです。
現場で感じる最大の強みはここ↓↓
ここまで、あくまでも私が所属してきた学校や他校との違いを自分なりに整理して書かせてもらいましたが、
私が考える"私立校・附属校の最大の強み・メリット"は、
⑤の「多様な経験を積んだ先生が多く、刺激的な学びを得る機会が多い」ということです。
その理由は、
学校現場で子どもたちと多くの時間接するのは、まぎれもなく先生です。
その先生一人ひとりが多様な経験の中で得た、ヒトやモノの見方・考え方・伝え方を軸に子どもたちと接すること、そして、先生たち自身が学びをアップデートし続け、その学びを子どもたちに還元することで、子どもたちの可能性をさらに拡げ、より子どもたちの学びを加速させると考えるからです。
