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普段の練習が本番,本番はおまけ

オーケストラの練習をしていて思ったことがある.

「普段の練習が本番,本当の本番はおまけ」

それまでは,当然ながら普段の練習は「練習」と思っていた.練習だから,本番でうまく弾けるように練習する.当時参加していたアマチュア・オーケストラの練習は,1回あたり4時間くらいあった.当然ヘトヘトになる(当時練習していたのは確かブルックナーの交響曲だったと思う).だから,休憩時間中は体力を温存するためにストレッチなどをして過ごしていた.「練習」への体力を温存するために.

でもある時ふと思った.「本番では緊張してうまく弾けないかもしれないけど,でも練習でうまく弾けると,それはそれで楽しいんだよな」と.自分はその楽しさを求めてオケを始めたのではないかと.

それで,休憩時間中に次の曲の難しい部分をひたすら練習してから合奏に臨んでみた.そしたら,その難しい部分をなんとか落ちずに弾くことができて,すごく楽しかった.

そもそも,こういう成功体験を積み重ねることが,練習の重要なポイントなのだ.「なん度も失敗を重ねて,最後に成功する」というのは,こと楽器の練習に関しては誤りだ.なるべく成功の数を稼ぐ,成功を積み重ねる.そうすることで,本番で少々緊張してもうまく弾くことができる.

だから思った.普段の練習こそが本番.だからこそ,そこに全力投球する.

そして本番については「おまけだ」くらいに思っていると,逆にリラックスしてうまくいくのだ.

これ,オケだけでなく,いろんなことに当てはまる心理だと思う.

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