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ひるおび偏向報道のカラクリ

東京で1時間50㎜以上の豪雨観測回数が1.5倍に増加…≪観測点の数には触れない≫


【TBSヘンコウ報道の本家】《ひるおび》を久しぶりに見た。

相変わらずのアオリイカぶりで、日本酒が旨そうだった。

「東京の激甚な大雨が1.5倍に!」

聞いた瞬間、私は数字より先に分母が気になった。

そのとき凛々子が口を開いた。

「50年前と今、本当に同じ条件で観測しているの?」


図①

1970年代

●    ●


雨が降る
 ☔

   ←観測されない


────────────

現在

● ● ● ● ● ● ● ●

雨が降る
 ☔

 必ずどこかが観測

観測点が増えれば、見つかる回数も増える。


凛々子は続ける。

「アメダス導入されたのは1974年の暮、それから漸次整備され、防災ネットワークや民間観測まで加わった。

観測網は昔よりずっと細かい。

その違いを説明せず『1.5倍』だけ示されたら、比較条件が気になるわ。」


図②

魚が増えた?

昔
網  ○

🐟🐟🐟

2匹

↓

現在
網網網網網網

🐟🐟🐟

3匹

↓

魚が増えた?

それとも

網が増えた?

高島先生が苦笑した。

「比較条件を書かずに数字だけ強調すると、日本語以前に論理が崩れます。」

土屋先生もうなずく。

「数字は便利です。しかし前提条件まで同じとは限りません。だから比較条件の説明こそ必要なのです。」



終幕

数字は嘘をつかない。

しかし、人間は何と何を比べた数字なのかを、驚くほど都合よく省略する。

私は豪雨より先に、比較条件を見る習慣を見つけないと問題だと思う。

それができないなら…エンターテインメント番組の
『ひるおび』を見るのは危険性がたかい。

【報道番組】と誤認させる罠かもしれない。


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