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【かしまし娘】はなぜ漢字になると《感じがわるいのか?》

舞台:利根川を越えた先、風の強い河川敷。
少し行くと潮来市の気配がするあたり。

千鶴「ここまで来ると、もうかしましいって言葉が風そのものだね」

凛々子「利根川越えた瞬間から、議論の音量上がるのなんで?」


新・かしまし娘(仮)登場

うたえ役の凛々子姦しいって字、やっぱり重すぎない?」

てるえ役の優菜「でも喧しいだとただの騒音扱いで雑じゃない?」

はなえ役の千鶴「ひらがなかしましいが一番無罪っぽいのズルい」


千鶴「潮来のとなりでこの話してるの、地味にシュールだよね」

凛々子「地理が変わると、言葉の罪も軽くなる気がする」

優菜「それもう言語の裁判権が河川で分断されてる状態じゃん」


千鶴「結論いこう」

優菜「かしまし娘は、意味じゃなくて音で生きる」

千鶴「つまり姦でも喧でもなく、声そのものが本体」

凛々子「利根川越えたら、全部ただのかしまし…鹿嶋市(注:一部神栖市)になるのいいね…鹿嶋市むすめ」


風が強くて、誰の言葉も少しだけ流される。

でもそのせいで、かえって全部が
「かしましい一つの合唱」みたいに聞こえている。


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