日本が揺れる…チャイナの強迫観念と力学的平衡
中国共産党軍による台湾進攻は起こるのか?
そして俺たちの石破が運悪く首相という不穏なアジアの午後三時
文責:海尾守【中二病】
中国を見誤るというのは…
火山活動を“溶岩の出方”で判断するのと同じくらい愚かだ。
問題は圧力である。
白紙革命は、紙こそ白かったが、そこに込められた圧力は
黒曜石よりも硬質だった。
「習近平は白紙革命を恐れていない」とのたまった中国通を名乗る方々、
そろそろその“通”は痛だったと訂正したほうが良い。
近代中国史というブラックボックスの中で最も再生産されやすい現象こそが「民衆の偶発的熱狂」であり、
それは計画経済にもゼロコロナにも収まらなかったからだ。
◉アラスカとウクライナ、そして“失地回復”というドラッグ
ロシアがウクライナを侵略する際、
「歴史的領土の回復」と述べたのは、
要するに敗けない相手だから喧嘩を売ったのである。
だが同じ論理で
「じゃあロシアはアラスカを取り戻しに行かないのか?」
と問えば、モスクワの軍幹部に白目を剥かせることは確実だろう。
理由は単純「負けるから」である。
では中国が台湾に侵攻する可能性は?
答えはアラスカではなくウクライナである
そうと思った瞬間に戦端は開かれる。
ここに力学的平衡が成立する。
軍事力、外交関係、経済的制裁、そして何より国内統治コストの増大という第四の要素を天秤にかけたとき、中国共産党のハカリは、まるで廉価版のキッチンスケールのように、しょっちゅう狂う。
◉通信の鎖、そして人民の“不可逆な接続”
習近平は歴史を知っている。
――というのは我々の希望的観測である。
むしろ彼が知っているのは“歴史を編集する方法”である。
白紙革命の背後にあったのは、「ネット検閲を超える共有速度」だ。
中国において情報は規制されても、感情までは規制できない。
華南における幾度もの暴発、春秋戦国の“王朝交代”、さらには清末の民衆反乱(義和団、太平天国)を思い起こすならば、
「民意なき政治」は短命であることを習氏も重々承知していよう。
ではなぜ習近平は、ゼロコロナをあっさり撤回したのか?
それは「白紙」に文字が書かれる前に、筆を折ったからだ。
◉力学的平衡 in ネットワーク時代
近代の国家戦略は、もはや空母の数でも、核弾頭の保有数でも決まらない。
台湾有事の最大の牽制力は、
ウクライナ戦争のSNS実況である。
何千万人がスマホで戦場を追い、何百万の動画がリアルタイムで“兵士の死”を可視化する。
戦争はもう軍部の専売特許ではない。
ここに、デジタル社会の新しい均衡がある。
これは日本にも確実に波及する。
石破茂が「減税の不確実性」を力説したところで、
庶民はもう、財務省という“影の政府”の正体をうっすら知っている。
「仕方ないね、石破さんだし」などという温情主義は終わった。
むしろ、今の政権の空気読み誤り率は北朝鮮のミサイル軌道より精度が悪い。
◉不穏なアジア、そして“俺たちの石破”
さて、舞台は整った。
台湾、朝鮮半島、そして日本。
三つ巴の地政学的トリレンマを前に、ついに石破退陣、玉木や野田が首相に就任――という未来があると仮定しよう。
では野田や玉木は、白紙の紙に何を書くのか?
その確信がないなら…彼らは首相にはなれないだろう。
明らかなのは、“白紙であることを恐れていない者”こそが、
最も危険であり勇敢だということである。
習近平も、石破も、そして我々自身も、“情報という剣”を手にしている限り、それを振り下ろすべき場所を誤ってはならない。
✒️結語:アジアの午後三時には、カフェインより戦略を
白紙革命は終わっていない。
紙は白いままだ。
だが手にした者の熱が、その紙をいつか焦がして白はいずれ灰色になる。
そして、力学的平衡というのは、物理だけではなく、
人間の恐れと希望のあいだにも働くということを、
今こそ肝に銘じておくべきだ。
「安眠のために午後三時以降にカフェインを大量に摂取するのは愚行だ」
というが…眠れない夜に安眠などない。
いいなと思ったら応援しよう!
チップのお返しは・・・なにができるのか?思案橋です