諜報業界用語: 「(マルウェア)Guerrilla」
今回は「(マルウェア)Guerrilla」について見ていきましょう。
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「(マルウェア)Guerrilla」: 主にAndroidデバイスを標的とする不正プログラムです。特に、一部のAndroidスマートフォンや、スマートテレビ、子供向けスマートウォッチといったIoTデバイスに工場出荷時にプリインストールされているという形で感染が拡大した事例が確認されています。
このマルウェアの主な挙動としては、正規のアプリケーション上に許可なく不正な広告を表示させることが挙げられます。これにより、ユーザーに不快感を与えるだけでなく、広告収入を不正に得ることを目的としていると考えられています。
さらにGuerrillaは、デバイスにバックドアを設置し、外部のC&C(コマンド&コントロール)サーバーと通信する能力を持っています。これにより、さらなるマルウェアをダウンロードしてインストールするなど、他の不正な活動を行う可能性があります。
セキュリティ研究機関の報告によると、Guerrillaはサイバー犯罪グループ「Lemon Group」に関連しており、他のマルウェア「Triada」との関連性も指摘されています。過去には、世界中で数百万台のデバイスにこのマルウェアがプリインストールされた状態で出荷された可能性があると報じられています。
ただし、OSのアップデートなどにより、一部のデバイスではGuerrillaが削除されているケースも報告されています。
なお、最近のサイバーセキュリティ情報で「Gorilla」という名称の新しいボットネット型マルウェアについても言及されていますが、これはGuerrillaとは異なるもので、主にDDoS攻撃に利用されるマルウェアです。混同しないように注意が必要です。
もしお使いのデバイスで不審な広告表示や動作が見られる場合は、セキュリティ対策ソフトでのスキャンや、メーカー・キャリアへの相談を検討することをお勧めします。
