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白馬の王子様にあこがれる男子はなぜいないのか

「白馬の王子様に憧れますか」と女子に質問すると
「結婚前くらいまでならそりゃ憧れるでしょう」と返ってきた。

「白馬の王子様に憧れますか」と男子に質問すると
「お前なめてんのか」と返ってきた。

たいていの男子は白馬の王子様に憧れる意味が分からないのでしょう。

かくいう私も男子なので、その心理が分かりません。

都会に白馬の王子様がいた場合

では仮に、都会の雑踏の中、横断歩道で信号待ちをしていると向こう側に白馬に乗った王子様がいて、ひとりの女子にずんずんと近づいてきたとしたら、その女子は嬉しいのでしょうか。

たぶん逃げ出すか、今ならスマホで動画撮影するか警察が来ることが予想されます。

おそらく横断歩道の向こうに白馬と王子様がこちらを見ていても、興味は湧いても嬉しくはないでしょう。

森の中に白馬の王子様がいた場合

森の中ならどうでしょうか。
女子が一人で森林浴をしていているところに白馬が近寄ってきた。白馬の背中には見知らぬ男子が乗っている。これも怖いと思います。

つまり白馬の王子様ってなに?

白馬と王子様は何かの象徴なのだろうか?

私、誰にも聞かず何も調べずにひとりで考察してみました。

つまりこういうことじゃないでしょうか。

私だけを見てくれる、私だけを愛してくれる、私は愛されているという願望。それが白馬の王子様であり、お姫様だっこもその愛情表現ではないかと。

男子が白馬の王子様と会った場合

ここで百歩譲って、男子の私が白馬の王子様に憧れていると仮定して話を進めてみましょう。

白馬に乗った王子様が向こうから私の方にやってきました。

王子様に「あなたのことがとても気に入りました」と言われたとしたら、、、「いや、そういう趣味はないんですけど」と返すかな。

男子が白馬の王子様になった場合

次に、自分が王子様になった場合を考えてみます。

私は白馬に乗った王子様になりたい。王子様になって美人の、いや可愛い女子とお付き合いしたい。

うーん、なんかこう、書いていて無理がありますね。

白馬になった場合

では一万歩ゆずって王子様じゃなくて白馬になったとしたらどうでしょうか。

「王子様、私の望みはあなたにダイエットしてもらいたいのです。だっていつも背中が重たいんですよ。せっかくの白い毛並みが傷んでしまうから」

そうなんです。私、つねづね思うんですよ。お馬さんって人を乗せたり荷物を載せたりして、重たくて辛いことないんでしょうか。

いつも不平不満をいわずに黙って背中に乗せて歩いたり走ったり。ほんとにご苦労様です。

王子様とかお姫様とかの恋愛どころじゃなくて、馬の恋愛はどうなるのってちょっと心配になってしまいます。

王子様とお姫様と白馬様

ここまで、王子様、お姫様、白馬様と三位別々の立場で考えましたが、最後に三位一体で考えてみましょう。

王子様とお姫様がご結婚されて夫婦になり、子宝に恵まれないので愛しの白馬をわが子のように可愛がる生活。

あぁこれなら男子の私も憧れてしまいます。
私も王子様になりたい、お姫様にもなりたい、白馬にもなりたい。

いっそのこと王子様の次にお姫様に生まれ変わって、その次は白馬に生まれ変わって、それぞれの立場の人生経験をしてみたい。

やった。ついに男子の私が白馬の王子様に憧れることができた。

結論

まさかこんな思いつきのテキトーなエッセイを書いて、しかも書き始め時に終わりを考えずに書いたのに、まさか話がまとまるとは思わなかった。

書きながらオチを考え続けて自然と出てきた起承転結の結。

白馬の王子様に憧れる男子は存在するということになりました。

おしまい

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